株式会社renue
renueについて
renueは、AIで業務を実装する会社です
AIコンサルティングから図面AI・広告運用エージェント・コールセンターAIまで、実際に動いているサービスをご覧いただけます。renueが何をしている会社か、まずはサービス一覧からご確認ください。
PDFを圧縮する必要があるのはどんな時?
PDFのファイルサイズが大きいと、以下のような場面で困ります。
- メール添付:多くのメールサービスは添付ファイルの上限が25MB。大きなPDFは送れない
- クラウドストレージ:容量を圧迫する
- Webサイトへのアップロード:申請フォームなどでファイルサイズに制限がある
- 共有・送信の速度:ファイルが重いとアップロード/ダウンロードに時間がかかる
PDFが重くなる主な原因は、高解像度の画像、埋め込みフォント、ページ数の多さです。圧縮することで、画質をほぼ維持したままファイルサイズを大幅に削減できます。
【方法1】オンラインツールで圧縮する(インストール不要)
最も手軽な方法です。ブラウザからアクセスするだけで、ソフトのインストールなしにPDFを圧縮できます。
オンラインツール5選(無料枠・対象プランを確認)
| ツール名 | 無料枠 | 圧縮レベル選択 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Smallpdf | 無料版は日次の利用・ダウンロード制限あり。アカウントや処理の条件に応じた利用画面の残枠を確認 | 基本圧縮は無料。Moderate・StrongはPro | 現行プランと圧縮モードを確認。ドラッグ&ドロップ対応 |
| iLovePDF | 無料Basicは処理量に制限あり。圧縮は同時2ファイル・1タスク200MBまで(公式プラン表)。日次回数とは別の上限 | ✅(低/推奨/高) | 圧縮レベルを3段階で選べる |
| PDF24 | 無制限・透かしなし | ✅ | 完全無料。回数制限なし |
| Adobe Acrobat Online | 公式FAQでは、未ログインは原則1回の無料処理・結果のダウンロード。無料アカウントでプレミアムツールを試す場合は30日間で1回。利用時の表示も確認 | ✅(低/中/高) | Adobe公式の安心感。高品質圧縮 |
| Canva | 無料プランはあるが「Compress PDF」はPro・Teams・Education・Nonprofitの対象機能 | 対象プランで書き出し時にPDF圧縮を選択 | 通常のPDF書き出しと圧縮機能を区別(公式説明) |
Smallpdfでの圧縮手順(代表例)
- Smallpdfの「PDF圧縮」ページにアクセス
- 「ファイルを選択」をクリック、またはPDFをドラッグ&ドロップ
- 圧縮レベルを選択(Basicは無料、Moderate・StrongはPro版。利用回数・ダウンロードの制限は利用画面で確認)
- 「圧縮」ボタンをクリック
- 圧縮完了後、「ダウンロード」をクリックして保存
圧縮前後のファイルサイズと削減率が表示されるので、どれくらい小さくなったかすぐに確認できます。
【方法2】Adobe Acrobat(デスクトップ版)で圧縮する
Adobe Acrobat Pro(有料)を使用している場合は、以下の手順で高品質な圧縮が可能です。
- Adobe AcrobatでPDFを開く
- 「ファイル」→「その他の形式で保存」→「サイズが縮小されたPDF」
- 互換性を選択(通常は最新バージョンでOK)
- 保存先とファイル名を指定して保存
さらに細かく制御したい場合は、「ファイル」→「その他の形式で保存」→「最適化されたPDF」から、画像の解像度やフォントの埋め込みなどを個別に調整できます。
【方法3】Macのプレビューで圧縮する(Mac標準機能)
Macユーザーは追加ソフトなしでPDFを圧縮できます。
- PDFファイルを「プレビュー」アプリで開く
- 「ファイル」→「書き出す」を選択
- 「Quartz フィルタ」のドロップダウンから「Reduce File Size」を選択
- 「保存」をクリック
注意:この方法は画像の圧縮率が高めで、写真や図表の画質が大幅に低下する場合があります。テキスト中心のPDFに適しています。
【方法4】Windowsの「Microsoft Print to PDF」で再生成する(容量削減は保証されない)
Microsoft Print to PDFは印刷内容をPDFとして保存する機能です。PDFを再生成する方法として試せますが、専用の圧縮機能と同じ扱いにはせず、容量が減るかは保存後に確認します。
- PDFファイルをブラウザ(ChromeやEdge)で開く
- Ctrl + P(印刷)を押す
- 送信先を「Microsoft Print to PDF」に変更
- 「印刷」→保存先を指定して保存
再生成したPDFが元より小さくなるとは限りません。保存したファイルと元ファイルのサイズ・表示を比較し、容量が減らない場合は圧縮専用ツールを検討してください。
【方法5】無料デスクトップソフトで圧縮する
オフラインで圧縮したい場合は、以下の無料ソフトが利用できます。
| ソフト名 | 対応OS | 特徴 |
|---|---|---|
| PDF24 Creator | Windows | 現行Creatorは圧縮などPDF24のツールをWindows上でオフライン提供。オンライン版との対応機能は使用する版・ツールで確認し、全バージョンの同一性とは扱わない |
| LibreOffice Draw | Windows/Mac/Linux | PDFの編集と再エクスポートで圧縮可能 |
| Ghostscript | Windows/Mac/Linux | コマンドラインツール。バッチ処理に最適 |
圧縮方法の比較——どれを選ぶべき?
| 方法 | 手軽さ | 圧縮率 | 画質維持 | セキュリティ | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| オンラインツール | ◎ | ◎ | ○ | △ | 日常的な圧縮 |
| Adobe Acrobat | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | 高品質が求められる資料 |
| Macプレビュー | ◎ | ○ | △ | ◎ | テキスト中心のPDF |
| Print to PDF | ○ | 削減の保証なし | 再生成後に確認 | ◎ | PDFを再生成して容量を比較する場合 |
| デスクトップソフト | ○ | ◎ | ○ | ◎ | 機密文書の圧縮 |
PDF圧縮時の注意点
注意点1:機密文書はオンラインツールにアップロードしない
オンラインPDF圧縮ツールは、ファイルを外部サーバーにアップロードして処理します。契約書、個人情報、社内機密文書などは、オンラインツールではなくデスクトップソフトやAdobe Acrobatなどのオフラインツールを使用しましょう。
多くのオンラインツールは「一定時間後にファイルを自動削除する」と説明していますが、機密性の高い文書については外部送信を避けるのが鉄則です。
注意点2:圧縮しすぎると画質が劣化する
圧縮率を上げるほどファイルサイズは小さくなりますが、画像や図表の画質が低下します。写真やグラフが重要なPDFでは、圧縮レベル「中」程度に留めるのがおすすめです。
注意点3:元のPDFは別途保存しておく
画像の解像度を下げたり非可逆に再圧縮したりすると、失われた画質を圧縮後のPDFだけから元に戻すことはできません。一方、PDF24の可逆圧縮モードのように、画質を失わずに圧縮する方式もあります。ただし削減幅は小さくなる場合があります。方式にかかわらず、圧縮前のPDFは別途バックアップを保存しておきましょう。
注意点4:パスワード保護されたPDFは圧縮できない場合がある
パスワードで保護されたPDFは、多くの圧縮ツールで処理できません。圧縮前にパスワードを解除する必要があります。
PDFのファイルサイズを小さくするその他のコツ
コツ1:PDF作成時に画像解像度を下げる
PDFを作成する段階で、画像の解像度を適切に設定することで、そもそもファイルサイズを抑えられます。画面表示用なら150dpi、印刷用でも300dpiで十分です。
コツ2:不要なページを削除する
圧縮の前に、不要なページがないか確認しましょう。白紙ページや重複ページを削除するだけでもサイズが削減できます。
コツ3:フォントの埋め込みを最適化する
PDFにフォント全体が埋め込まれている場合、使用している文字のみ(サブセット)に変更するとサイズが縮小されます。Adobe Acrobatの「最適化されたPDF」機能で設定できます。
まとめ
PDFの圧縮方法を整理します。
- 最も手軽なのはオンラインツール(Smallpdf・iLovePDF・PDF24)。インストール不要で即圧縮
- 機密文書はオフラインツール(Adobe Acrobat・PDF24 Creator・Macプレビュー)で圧縮する
- 画質を保ちたい場合は圧縮レベル「中」程度に留める
- 圧縮前の元ファイルは必ずバックアップを保存しておく
- PDF作成時に画像解像度を適切に設定することで、そもそもの重さを防げる
本記事のツールと方法を活用して、PDFのファイルサイズを効率よく削減してください。




