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ワークフローシステム比較|稟議・申請承認のおすすめと選び方【2026年版】

公開日: 2026/4/1

ワークフローシステムとは?

ワークフローシステム(電子稟議システム)とは、社内の申請・承認・決裁のプロセスを電子化するツールです。紙やExcelでの稟議書回覧をクラウド上で完結させ、承認のスピードアップ、ペーパーレス化、内部統制の強化を実現します。

2026年現在、テレワークの定着により「出社しないと稟議が回せない」問題が顕在化し、クラウド型ワークフローシステムの導入が急速に進んでいます。

ワークフローシステムのメリット

  • 承認スピードの大幅改善:紙の回覧で数日かかっていた承認が、スマホ通知→ワンクリック承認で数分に
  • ペーパーレス化:紙の稟議書・申請書を完全電子化。印刷・保管コストを削減
  • テレワーク対応:場所を問わず申請・承認が可能。「ハンコのために出社」が不要に
  • 内部統制の強化:承認履歴が自動で記録され、誰がいつ承認したかの証跡が残る
  • 申請ミスの削減:入力チェック機能で申請内容の不備を自動検出

おすすめワークフローシステム比較

システム月額/人特徴向いている企業
ジョブカンワークフロー300円低価格。直感的UI。スマホ対応。ジョブカンシリーズ連携中小企業・コスト重視
バクラク申請要問合せ柔軟なフォーム設計。Slack通知。バクラクシリーズ連携スタートアップ・IT企業
X-point Cloud500円紙のフォームをそのまま電子化。移行がスムーズ紙文化からの移行企業
AgileWorks要問合せ大企業の複雑な組織・承認経路に対応。高い拡張性大企業・複雑な組織
コラボフロー500円Excel帳票を取り込んでそのまま電子化。簡単導入Excelでの運用からの移行
kickflow要問合せモダンUI。API連携豊富。SaaS管理機能も搭載IT企業・SaaS管理も統合
サイボウズ Office500円グループウェアに稟議機能搭載。サイボウズユーザー向けサイボウズ導入済み企業
楽々WorkflowII要問合せ大規模対応。多言語対応。内部統制に強い大企業・グローバル企業

ワークフローシステムの選び方

1. 企業規模で絞る

  • 小規模(〜50名):ジョブカンワークフロー、コラボフロー(シンプル・低価格)
  • 中規模(50〜300名):X-point Cloud、バクラク申請、kickflow
  • 大規模(300名〜):AgileWorks、楽々WorkflowII(複雑な組織構造に対応)

2. 既存ツールとの連携

  • ジョブカン勤怠を使っている→ジョブカンワークフロー
  • バクラク経費を使っている→バクラク申請
  • サイボウズを使っている→サイボウズ Office
  • Slackを使っている→バクラク申請、kickflow(Slack承認通知対応)

3. 導入のしやすさ

  • 紙からの移行→X-point Cloud(紙帳票のレイアウトをそのまま再現)
  • Excelからの移行→コラボフロー(Excel取り込み対応)
  • ゼロから設計→バクラク申請、kickflow(柔軟なフォーム設計)

ワークフローシステムでよくある申請・承認フロー

申請種類承認フロー例
経費精算申請者→上長→経理部→完了
稟議書(購買)申請者→上長→部長→経営企画→社長→完了
休暇申請申請者→上長→人事部→完了
出張申請申請者→上長→総務部→完了
契約書締結申請者→上長→法務部→役員→完了

導入時のポイント

  • 現行フローの可視化:まず現在の申請・承認フローを洗い出し、電子化の対象範囲を決定
  • 小さく始める:全社一斉導入ではなく、1〜2部門で試験導入→成功体験を社内に展開
  • 承認者の教育:スマホでの承認操作に慣れてもらうための研修を実施
  • 既存の紙帳票との並行運用:移行期間を設け、段階的にペーパーレスへ移行

AI×ワークフローの未来

2026年のワークフローシステムでは、AI機能の搭載が始まっています。

  • AIによる申請内容の自動チェック:記入漏れや金額の異常値をAIが自動検出
  • 承認経路の自動提案:申請内容や金額に応じて最適な承認経路をAIが自動設定
  • 過去の承認パターン学習:よく承認されるパターンをAIが学習し、承認者に「過去の類似案件ではXX日で承認されています」と参考情報を提示

まとめ

ワークフローシステムは、紙・Excel・メールでの稟議から脱却し、申請→承認→決裁をクラウドで完結させるツールです。中小企業はジョブカン(月額300円/人)やコラボフロー(月額500円/人)から始め、大企業はAgileWorksや楽々WorkflowIIが適しています。まずは最も頻度の高い申請(経費精算・休暇申請等)から電子化し、段階的にペーパーレスを推進しましょう。