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文字起こし無料ツールおすすめ比較|音声・動画・会議対応10選

公開日: 2026/4/3

無料で使える文字起こしツール10選を比較。音声・動画・会議対応。

文字起こし無料ツールとは?選ぶポイントを整理

「会議の録音を手動でテキスト化している」「動画の内容をあとで確認したい」——こうした場面で役立つのが文字起こしツールです。AI技術の進化により、精度・速度ともに大幅に向上し、無料から使えるサービスも充実してきました。

ただし、無料プランには時間制限・ファイルサイズ制限・エクスポート制限などが設けられているケースがほとんどです。本記事では2026年時点の最新情報をもとに、音声・動画・会議に対応した無料文字起こしツール10選を比較します。

選ぶ際の主なポイントは以下の通りです。

  • 日本語対応精度:国産ツールか英語圏ツールかで大きく差が出る
  • 無料プランの実用性:月何分・何回まで使えるか
  • 対応メディア:音声ファイル・動画ファイル・リアルタイム録音に対応しているか
  • 議事録・要約機能:テキスト化だけでなくAI要約が付いているか
  • 話者分離:複数人の発言を自動で識別できるか

【比較表】無料文字起こしツール10選

ツール名 無料プラン 日本語精度 主な特徴
Notta月120分・1回3分★★★★★58言語対応・AI要約・議事録生成
Whisper(OpenAI)完全無料(OSS)★★★★☆高精度・99言語・商用利用可
CLOVA Note月300分★★★★★話者識別・LINE連携
文字起こしさん無料(要登録)★★★★☆インストール不要・複数エンジン対応
Googleドキュメント音声入力完全無料★★★★☆リアルタイム・Googleアカウントのみ
Texterリアルタイム1分★★★★☆Whisperベース・翻訳機能あり
Fireflies.ai月800分★★★☆☆Zoom/Meet連携・AI要約
tl;dv月10回まで★★★☆☆無制限録画・Zoom/Meet統合
AmiVoice ScribeAssist無料体験あり★★★★★国産高精度エンジン・要約自動化
User Local 音声議事録完全無料★★★★☆リアルタイム・テキストマイニング

おすすめ10ツール詳細解説

1. Notta(ノッタ)

累計1,500万人・5,000社以上が利用するAI文字起こしサービス。音声認識精度98.86%を誇り、58言語に対応。アップロードした音声・動画ファイルを平均5分で文字化する高速処理が特徴です。AI要約・議事録テンプレート機能も充実しており、会議後の業務効率化を強力にサポートします。

無料プラン:月120分・1回あたり3分まで

2. Whisper(OpenAI)

OpenAIが680,000時間の音声データで学習させたオープンソースの音声認識モデル。99言語に対応し、商用利用も無料で可能です。ノイズ環境下でも高い精度を維持し、複数話者の会話も正確に文字化します。ローカル環境で動作させればデータがクラウドに送られないため、機密性の高い会議の文字起こしにも適しています。

無料プラン:完全無料(セルフホスト型OSSのため時間制限なし)

3. CLOVA Note(LINE WORKS AiNote)

LINEが提供する文字起こしサービス。複数話者の発言を自動で識別する「話者分離」機能が優秀で、会議・インタビュー・座談会の文字化に特に強みを発揮します。月300分の無料枠は実用的で、日常的な社内会議程度であれば無料プランでも十分カバーできます。

無料プラン:月300分まで

4. 文字起こしさん

インストール不要でブラウザから使える無料の文字起こしサービス。音声・動画・画像・PDFなど複数のメディア形式に対応し、複数の音声認識エンジンを切り替えて使用できます。会議の議事録作成機能も内蔵しており、テキスト化から要約まで一気通貫で完結します。

無料プラン:登録後無料で利用可能

5. Googleドキュメント音声入力

Googleアカウントがあれば今すぐ使える完全無料のリアルタイム音声入力機能。Googleドキュメントのメニューから「ツール→音声入力」で起動するだけで利用できます。インストール不要・無制限・日本語精度も高水準で、手軽さを最優先する方に最適です。追加のAI要約機能はありませんが、シンプルな文字起こし用途には十分です。

無料プラン:完全無料・無制限

6. Texter(テキスター)

OpenAI Whisperを内蔵したモバイル向け文字起こしアプリ。iOSが対応する全言語をカバーし、認識テキストをリアルタイムで翻訳する機能が特徴です。動画・画像・PDFからの文字起こしにも対応。無料版はリアルタイム文字起こしが1分まで、画像文字起こしが1日3回まで利用できます。

無料プラン:リアルタイム1分・画像1日3回

7. Fireflies.ai

ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teamsとシームレスに連携するAI議事録ツール。会議に自動参加してリアルタイムで文字起こし・要約・アクションアイテムの抽出を行います。無料プランでは月約800分(約13時間)まで利用可能で、チーム利用にも対応します。英語圏での利用に強みがありますが、日本語精度はやや劣ります。

無料プラン:月800分まで

8. tl;dv(ティーエルディーブイ)

「Too Long; Didn't View(長すぎて見ていない)」の略称が示す通り、長い会議録を効率よく要約することに特化したツール。無料プランでも録画は無制限で、AIによる議事録作成が月10回まで利用できます。ZoomとGoogle Meetへの統合がスムーズで、営業・カスタマーサクセスチームに人気があります。

無料プラン:録画無制限・AI議事録月10回

9. AmiVoice ScribeAssist

国産音声認識エンジン「AmiVoice」を搭載した高精度ツール。医療・法律・金融などの専門用語にも強く、ビジネスシーンでの精度の高さに定評があります。文字起こし後のAI要約・自動整形も自動化されており、議事録のクオリティを上げたい企業に適しています。無料体験プランで精度を確認してから導入を検討できます。

無料プラン:無料体験あり(期間・機能制限あり)

10. User Local 音声議事録システム

User Localが提供する完全無料のオンライン文字起こしツール。会議参加者の発言をリアルタイムで解析し、テキストマイニング技術により会話の流れを可視化する機能が独自性を持ちます。ブラウザから即座に使え、インストール不要。手軽に試せる入門ツールとして人気があります。

無料プラン:完全無料

用途別おすすめの選び方

会議・議事録作成に使いたい

話者分離と要約機能が揃ったCLOVA NoteNottaが最適です。月の会議頻度が多い場合はCLOVA Note(月300分)、要約精度を重視する場合はNottaを選びましょう。Web会議(Zoom/Meet)との連携を優先するならFireflies.aiまたはtl;dvが便利です。

動画・音声ファイルを文字化したい

ファイルアップロード対応のNotta文字起こしさんが使いやすいです。機密性の高いデータを扱う場合はWhisperのローカル実行が安全です。

リアルタイムで文字起こししたい

Googleドキュメント音声入力は完全無料・無制限で使えるため、個人利用には最もコストパフォーマンスが高い選択肢です。より高精度なリアルタイム文字起こしにはCLOVA Noteが適しています。

精度を最優先したい

国産エンジンを採用したAmiVoice ScribeAssistが最高水準の精度を誇ります。オープンソースで手軽に試せる環境ならWhisperも選択肢に入ります。

AI文字起こしを業務効率化に活かすコツ

文字起こしツールを最大限に活用するには、単なる「テキスト化」で終わらせない工夫が重要です。

  1. 会議前にアジェンダを共有:文字起こしされたテキストをAIに渡す際、事前に会議の目的・参加者・議題を設定しておくと要約の精度が上がります。
  2. 話者名の事前登録:CLOVA NoteやNottaなど話者識別機能があるツールは、事前に話者名を登録しておくと議事録の可読性が高まります。
  3. 文字起こし後にLLMで整形:ChatGPTやClaudeに「この文字起こしをもとに議事録を作って」と渡すと、決定事項・アクションアイテムを自動で抽出できます。AmiVoice APIで音声認識を行い、LLMで議事録サマリを自動生成する組み合わせは、会議後の業務工数を大幅に削減できます。
  4. 定期的にツールを見直す:AI文字起こし市場は進化が速く、無料プランの内容も頻繁に変わります。半年に一度は最新情報を確認することをおすすめします。

文字起こしの次は、AIで業務全体を効率化しませんか?

文字起こしツールは業務効率化の入り口に過ぎません。Renueでは、議事録AIの導入から社内ナレッジの自動化、AI活用戦略の立案まで、企業のAIコンサルティングを一気通貫でご支援しています。

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よくある質問(FAQ)

Q1. 無料の文字起こしツールでも日本語精度は高いですか?

はい、2026年時点では無料プランでも十分な日本語精度が得られるツールが増えています。特にCLOVA Noteは国内でも高精度と評価されており、月300分の無料枠で実用的に使えます。NottaやWhisperも日本語認識精度が高く、ビジネス用途に耐えうるレベルです。

Q2. 会議の録音をそのまま文字起こしできますか?

多くのツールで音声ファイル(MP3/WAV/M4A等)のアップロードによる文字起こしが可能です。Notta・文字起こしさん・Whisperは動画ファイル(MP4等)にも対応しています。リアルタイム文字起こしはGoogleドキュメント音声入力やCLOVA Noteが使いやすいです。

Q3. 話者(誰が話しているか)を自動で識別できますか?

CLOVA NoteやNottaは複数話者の発言を自動識別する「話者分離」機能を搭載しています。Fireflies.aiやtl;dvもZoom会議の参加者ごとに発言を分類します。Googleドキュメント音声入力やWhisper単体では話者識別には対応していません。

Q4. セキュリティ面で安心して使えますか?

機密性の高い会議には、データがクラウドに送られないローカル実行型のWhisperが最も安全です。クラウド型ツールを使う場合は、各サービスの利用規約・データ保管場所・暗号化方式を確認してください。NottaやCLOVA Noteは日本語サポートがあり、プライバシーポリシーも整備されています。

Q5. スマートフォンから文字起こしできるツールはありますか?

Notta・CLOVA Note・Texterはスマートフォンアプリを提供しており、モバイルから手軽に音声を録音して文字起こしできます。外出先でのインタビューや打ち合わせにも対応できます。Googleドキュメントもスマートフォンブラウザから音声入力が可能です。

Q6. 無料プランから有料プランに乗り換える目安は?

月の文字起こし時間が無料枠を超え始めたとき、または要約・翻訳・エクスポートなど高度な機能が必要になったときが乗り換えの目安です。Nottaのプレミアムプランは月額2,000円前後(プランにより異なる)からあり、コストパフォーマンスも高いです。