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販管費と経費の違いとは?分類基準・勘定科目の一覧と正しい会計処理をわかりやすく解説

2026/9/16 (更新: 2026/9/1)

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販管費と経費の違いの分類基準・勘定科目の一覧と正しい会計処理をわかりやすく解説を解説【2026年版】

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販管費と経費の違いとは?分類基準・勘定科目の一覧と正しい会計処理をわかりやすく解説

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2026/9/16 公開2026/9/1 更新

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販管費と経費の違い

「販管費」と「経費」は日常的に混同されがちですが、会計上は異なる概念です。

経費は、事業活動で発生する全ての費用を指す広い概念です。売上原価、販管費、営業外費用、特別損失など、損益計算書に計上される全ての費用が「経費」に含まれます。

販管費(販売費及び一般管理費)は、経費の中でも「商品やサービスの販売活動」および「会社全体の管理業務」で発生する費用に限定された分類です。

概念範囲具体例
経費(広義)事業活動で発生する全ての費用売上原価、販管費、支払利息、減損損失など全て
販管費販売活動+管理業務の費用のみ広告費、営業人件費、オフィス賃料、通信費など

つまり、販管費は経費の一部です。「経費」と言った場合は全ての費用を含み、「販管費」と言った場合は販売・管理に関わる費用に限定されます(アメリカン・エキスプレス)。

損益計算書における費用の分類体系

損益計算書では、経費(費用)は以下のように分類されます。

  1. 売上原価:商品の仕入代金、製造に直接かかる費用
  2. 販管費(販売費及び一般管理費):販売活動+管理業務の費用
  3. 営業外費用:本業以外の費用(支払利息、為替差損など)
  4. 特別損失:臨時的な費用(固定資産売却損、災害損失など)

これらを合わせたものが企業活動における「経費」の全体像です。

販管費の勘定科目一覧

販売費の主な勘定科目

勘定科目内容
広告宣伝費Web広告、テレビCM、チラシ等の広告費用
販売促進費キャンペーン、サンプル、展示会出展費
販売手数料代理店手数料、アフィリエイト報酬
荷造運賃商品の梱包・配送費用
旅費交通費営業活動の出張費・交通費
接待交際費取引先との接待・贈答費用

一般管理費の主な勘定科目

勘定科目内容
役員報酬取締役・監査役の報酬
給料手当管理部門(経理・人事・総務)の従業員給与
法定福利費社会保険料の会社負担分
地代家賃オフィス・店舗の賃料
水道光熱費電気・ガス・水道料金
通信費電話・インターネット・SaaS利用料
消耗品費事務用品・備品の購入費
減価償却費事務用資産の減価償却費
租税公課固定資産税・印紙税など
支払手数料銀行手数料、税理士報酬など

間違えやすい「経費」の分類

「経費で落とす」の「経費」は販管費とは限らない

日常会話で「経費で落とす」と言う場合、多くは販管費として費用計上することを意味しますが、厳密には売上原価に計上すべき費用も含まれます。例えば、製造業で工場の修繕費を「経費」として処理する場合、会計上は売上原価(製造原価)に含めるのが正しい処理です。

個人事業主の「経費」

個人事業主の確定申告では、「必要経費」という用語が使われます。これは事業収入を得るために必要な費用全てを指し、法人会計の「販管費+売上原価」に相当します(freee)。

販管費と他の費用区分の違い

比較販管費比較対象
vs 売上原価販売・管理の間接費用製品提供に直接かかる費用
vs 営業外費用本業の費用本業以外の費用(利息、為替等)
vs 特別損失毎期発生する経常的な費用臨時的・非経常的な費用

よくある質問(FAQ)

Q. 販管費と経費は同じ意味ですか?

同じ意味ではありません。経費は事業で発生する全ての費用を指す広い概念で、販管費はその中の「販売活動+管理業務に関わる費用」に限定された分類です。販管費は経費の一部です。

Q. 交際費は販管費ですか?

はい、取引先との接待・贈答にかかる交際費は販管費(販売費)に分類されます。ただし、税務上は交際費の損金算入に上限があるため、税務申告時には別途注意が必要です。

Q. 販管費を削減するにはどうすればいいですか?

まず販管費の内訳を細分化して可視化し、金額の大きい項目から着手します。広告費のROI改善、業務のデジタル化による人件費削減、オフィスコストの見直しなどが一般的な施策です。AIやクラウドツールの導入で管理業務を自動化する方法も効果的です。

まとめ

販管費は「経費」の一部であり、販売活動と管理業務に関わる費用に限定された会計上の分類です。日常的には混同されやすい概念ですが、正しく区分することで損益計算書の精度が高まり、経営分析やコスト削減の精度が向上します。


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FAQ

よくある質問

同じ意味ではありません。経費は事業で発生する全ての費用を指す広い概念で、販管費はその中の「販売活動+管理業務に関わる費用」に限定された分類です。販管費は経費の一部です。

はい、取引先との接待・贈答にかかる交際費は販管費(販売費)に分類されます。ただし、税務上は交際費の損金算入に上限があるため、税務申告時には別途注意が必要です。

まず販管費の内訳を細分化して可視化し、金額の大きい項目から着手します。広告費のROI改善、業務のデジタル化による人件費削減、オフィスコストの見直しなどが一般的な施策です。AIやクラウドツールの導入で管理業務を自動化する方法も効果的です。

主に、給料手当(販売・管理部門の人件費)、法定福利費、福利厚生費、広告宣伝費、販売促進費、交際費、旅費交通費、通信費、地代家賃、水道光熱費、消耗品費、減価償却費、租税公課(一部)、支払手数料、保険料、研修費、賃借料、外注費、研究開発費(管理部門分)、雑費、などです。製造業の場合は製造原価との振り分けに注意が必要です。

主に、勘定科目体系の標準化と部門コード設計、月次決算プロセスでの予実差異分析、ROIモデルでの広告宣伝費評価、間接費の配賦ルール(部門配賦・プロジェクト配賦)、AIによる仕訳自動化(OCR/銀行データ連携)、SaaSベンダー管理(契約・費用の一元化)、固定費/変動費の分解と感度分析、原価計算との連携(製造業)、内部統制(J-SOX)への適合、稟議・購買プロセスとの連携、AIによる支出傾向の異常検知、KPIモニタリング(売上高販管費率・売上高販管費比率)、です。販管費管理は単なる経理業務ではなく、コスト構造の見える化と意思決定支援を支える組織能力として、長期的な利益成長の本質的な要素となります。

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