株式会社renue
renueについて
renueは、AIで業務を実装する会社です
AIコンサルティングから図面AI・広告運用エージェント・コールセンターAIまで、実際に動いているサービスをご覧いただけます。renueが何をしている会社か、まずはサービス一覧からご確認ください。
SaaSとは?クラウドサービスの基本を解説
SaaS(Software as a Service、サース)とは、ソフトウェアをインターネット経由でサービスとして利用する形態です。従来のようにPCにインストールして使うのではなく、ブラウザやアプリからクラウド上のソフトウェアにアクセスして利用します。
Mordor Intelligenceは、世界のクラウドコンピューティング市場を2026年に約1.04兆ドル(約150兆円)と予測しています(同社の市場推計)。到達額を実測した統計とは区別します。約150兆円という円換算は1ドル約144円の換算率に相当する概算で、現在の為替レートを示しません。一方、SaaSの約3,905億ドルは対象年・市場範囲の原典を確認できていない値です。1.04兆ドルを同じ母数とすれば計算上は約37.5%で、約49%にはなりません。異なる調査の数値を同じ市場の総額と内訳として組み合わせないことが必要です。メール(Gmail)、チャット(Slack)、会計(freee)、顧客管理(Salesforce)など、ほぼすべての企業が何らかのSaaSを日常的に利用しています。
SaaS・PaaS・IaaSの違いを比較
クラウドサービスは「どこまでを事業者が管理するか」によって3つに分類されます。下表の市場規模とシェアは、出典・対象年・母数がそろっていることを確認できていない掲載値です。3,905億・2,086億・1,800億ドルの合計は7,791億ドルで、1.04兆ドル(10,400億ドル)とは一致しません。1.04兆ドルに対する計算上の割合は順に約37.5%・20.1%・17.3%であり、49%・19%・32%を対応する内訳として比較することはできません。
| 項目 | SaaS | PaaS | IaaS |
|---|---|---|---|
| 正式名称 | Software as a Service | Platform as a Service | Infrastructure as a Service |
| 掲載市場規模(対象年・範囲未確認) | 約3,905億ドル | 約2,086億ドル | 約1,800億ドル |
| 掲載シェア(同一母数未確認) | 49% | 19% | 32% |
| 成長率(CAGR) | 安定成長 | 22.85%(Mordor Intelligenceの2026〜2031年予測、同社のサービスモデル間で最速) | 17.9%(出典・対象期間未確認) |
| ユーザーが管理 | データ・設定のみ | アプリケーション・データ | OS以上のすべて |
| 事業者が管理 | インフラ〜アプリ全体 | インフラ〜ミドルウェア | ハードウェア・ネットワーク |
| 代表例 | Salesforce, Gmail, Slack, freee | AWS Lambda, Azure App Service, Heroku | AWS EC2, Azure VM, GCP Compute Engine |
| 対象ユーザー | ビジネスユーザー全般 | 開発者・エンジニア | インフラエンジニア |
わかりやすい例え
- SaaS:完成品の家具をレンタルする → 設置も配送も業者がやってくれる
- PaaS:工具と材料が揃った工房を借りる → 自分で作品を作るが、工房の維持は不要
- IaaS:土地と電気だけ借りる → 建物から自分で建てる自由度があるが、管理も自分
クラウド導入・SaaS活用のご相談はrenueへ
renueでは、SaaS導入戦略の策定からクラウドセキュリティ対応まで、企業のクラウド活用を包括的に支援します。SaaS選定では、事前に確認項目と必要な証跡を整理し、自社のセキュリティ基準に沿って確認することが重要です。
無料相談はこちらSaaSのメリットとデメリット
メリット
- 初期費用が低い:ソフトウェア購入・サーバー構築が不要。月額課金で即利用開始
- どこからでもアクセス:インターネット環境があればPC・スマホから利用可能
- 常に最新版:アップデートは提供者が自動実施
- スケーラビリティ:利用者数やデータ量に応じて柔軟に拡張可能
- 運用負荷の軽減:サーバー管理・セキュリティパッチ適用を事業者に委託
デメリット
- カスタマイズ性の制限:業務固有の細かいカスタマイズが難しい場合がある
- データの所在:自社データがクラウド上に置かれるため、セキュリティポリシーとの適合確認が必要
- ベンダーロックイン:特定SaaSに業務が依存すると乗り換えコストが高くなる
- 通信環境依存:インターネット接続障害時に業務が停止するリスク
- 長期コスト:月額課金の累積で、長期的にはオンプレミスより高コストになるケースも
SaaSの代表的な活用例
| 業務領域 | 代表的SaaS | 主な機能 |
|---|---|---|
| 顧客管理(CRM) | Salesforce, HubSpot | 顧客情報一元管理・営業パイプライン管理 |
| コミュニケーション | Slack, Microsoft Teams | チャット・ビデオ会議・ファイル共有 |
| 会計・経理 | freee, マネーフォワード, バクラク | 会計処理・請求書管理・経費精算 |
| プロジェクト管理 | Asana, Notion, Jira | タスク管理・進捗可視化 |
| 人事・労務 | SmartHR, カオナビ | 勤怠管理・給与計算・人材DB |
| マーケティング | Google Analytics, Marketo | Web分析・メール配信・リード管理 |
SaaS+AI BPOの新潮流
2026年、SaaSの進化形として「SaaS+AI BPO」が注目されています。ソフトウェア提供に加え、AIが業務プロセスそのものを代行するモデルです。経理SaaSがAI-OCRで請求書を読み取り、承認代行まで行う「完全自動運転」を目指す動きが加速しています。
SaaS導入時の選び方
- 業務適合性:自社の業務フローにフィットするか確認
- セキュリティ:暗号化方式(AES256、TLS1.2以上)、SOC 2報告書の対象サービス・期間・評価内容、ISO27001認証の取得状況と対象範囲を確認。SOC 2は内部統制に関する第三者の保証報告書で、ISO認証と同じ制度ではありません
- API連携:既存システムや他SaaSとの連携可否
- データポータビリティ:契約終了時のデータエクスポート可否
- コスト構造:月額+従量課金+オプション費用の総コストを試算
金融機関でのSaaS導入
金融機関での導入では、委託先管理やセキュリティを自社基準に沿って確認します。確認項目や第三者保証報告書の扱いは、金融機関、サービス、適用基準によって異なります。
クラウド市場の最新動向(2026年)
市場シェア
AWS・Azure・GCPなどの主要クラウド事業者がインフラ市場の大きな割合を占めています。日本のIaaS/PaaS市場も今後の拡大が見込まれます。
マルチクラウド戦略
IT意思決定者のクラウド移行やマルチクラウドの採用率は、調査対象・地域・時点で異なります。ベンダーロックイン回避と可用性確保が主な動機です。
日中市場と欧米の構造差
欧米ではSaaSの比重が大きい一方、中国ではIaaS中心の傾向が見られます。日本もIaaS/PaaSを含むクラウド活用が進んでおり、SaaSの成長余地が大きい市場構造です。
よくある質問(FAQ)
Q1. SaaSとクラウドは同じ意味ですか?
いいえ。クラウドはITリソースをインターネット経由で提供する仕組みの総称。SaaSはそのうち「ソフトウェア」を提供する形態です。
Q2. SaaSはセキュリティ面で安全ですか?
SaaSの安全性はサービスごとに確認します。SOC 2報告書、ISO27001認証の対象範囲、AES256などの暗号化の適用範囲を確認し、資料の有無だけで安全を保証されたとは判断しません。金融機関での確認項目は各機関の委託先管理・セキュリティ基準によって異なります。「90項目以上」は全金融機関に共通する必須項目数として確認できていないため、実際に適用するチェックリストと必要な証跡を確認してください。
Q3. PaaSとIaaSはどちらを選ぶべきですか?
アプリ開発に集中したいならPaaS、インフラの細かい制御が必要ならIaaSです。PaaSは開発生産性に強みがあり、IaaSはコスト最適化と柔軟性に強みがあります。
Q4. マルチクラウド戦略は必要ですか?
多くの組織が、ベンダーロックイン回避と可用性確保のためにマルチクラウドを検討しています。ただし、管理の複雑化とのトレードオフがあります。

