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Midjourneyの使い方完全ガイド|初心者向けに料金プラン・プロンプトの書き方・DALL-Eとの比較を解説

公開日: 2026/4/2

Midjourney使い方を初心者向けに解説。料金・プロンプト・DALL-E比較まで網羅。

Midjourneyとは?テキストから高品質な画像を生成するAIツール

Midjourney(ミッドジャーニー)は、テキスト(プロンプト)を入力するだけで高品質な画像を生成できるAI画像生成ツールです。アメリカのMidjourney Inc.が開発・提供しており、芸術的な表現力の高さとビジュアルクオリティで他のAI画像生成ツールと差別化されています。イラスト・コンセプトアート・フォトリアルな画像・アブストラクト表現など幅広いスタイルに対応しており、クリエイター・マーケター・デザイナーから非デザイナーのビジネスパーソンまで幅広く使われています。

2025年4月にはMidjourney V7がリリースされ、キャラクターの一貫性(Character Reference)やスタイル探索機能(Style Explorer)が大幅に強化されました。利用方法はWebアプリ(midjourney.com)とDiscordの2種類があり、2025年現在はWebアプリでの利用が推奨されています。なお、無料プランは2023年3月に廃止されており、現在は有料プランのみの提供です。

Midjourneyの料金プラン(2025年)

プラン月額(年払)Fast GPU時間/月主な特徴
Basic$10($8/年払)約200分(3.3時間)約200枚の画像生成が目安・Relaxなし・商用利用可
Standard$30($24/年払)15時間Fast+RelaxありFast GPU時間15時間・Relax(無制限生成)対応
Pro$60($48/年払)30時間Fast+RelaxありStealth Mode(非公開生成)対応
Mega$120($96/年払)60時間Fast+Relaxあり最大Fast GPU時間・ヘビーユーザー・エンタープライズ向け

※価格はMidjourney公式サイト(midjourney.com)掲載の2025年時点の参考値(米ドル建て)です。年払いで約20%割引になります。年間収益100万ドル以上の法人はProまたはMegaプランへの加入が必要です(Midjourney利用規約より)。最新情報は公式サイトでご確認ください。

Midjourneyの使い方(Webアプリ版)

Step 1:アカウント作成とプランの選択

midjourney.comにアクセスし、Discordアカウントでサインインします(Discordアカウントが必要です)。サインイン後、プランを選択して支払い情報を登録します。Basicプラン($10/月)でまず試し、使用量に応じてアップグレードするのが一般的な流れです。

Step 2:画像を生成する

Webアプリのテキストボックスにプロンプト(英語)を入力してEnterを押すと、数十秒〜1分程度で画像が生成されます(Fast GPU使用時)。生成された画像は4枚が一度に表示され、気に入ったものを拡大(Upscale)・バリエーション生成・リメイクできます。プロンプトの末尾にパラメーター(--ar 16:9 など)を追加することで縦横比・スタイル・バージョンを指定できます。

Step 3:生成画像を保存・活用する

生成した画像はWebアプリのギャラリーに保存され、ダウンロードできます。ダウンロードした画像はJPEGまたはPNG形式で、解像度は通常1024×1024px以上(Upscaleで最大4倍に拡大可能)です。有料プランでは商用利用が可能です(利用規約に基づく制限あり)。

プロンプトの基本的な書き方

Midjourneyのプロンプトは英語で記述します。基本構造は「主題(Subject)→ スタイル・ムード(Style/Mood)→ 技術的指定(Lighting/Camera/Quality)→ パラメーター」の順で記述するのが基本です。

よく使うパラメーター

  • --ar(アスペクト比):生成する画像の縦横比を指定します。--ar 16:9(横長・YouTube/プレゼン向け)、--ar 1:1(正方形・SNS投稿向け)、--ar 9:16(縦長・スマートフォン・SNSストーリー向け)が一般的です
  • --v(バージョン):使用するMidjourneyのモデルバージョンを指定します。--v 7で最新のV7モデルを使用します(2025年4月時点)。V7はキャラクターの一貫性と細部の表現が向上しています
  • --stylize(スタイライズ強度):AIの芸術的解釈の度合いを0〜1000で指定します。数値が高いほどAIが独自の芸術表現を加えます(デフォルト100)。--stylize 50でプロンプトに忠実な表現、--stylize 750でより芸術的な表現になります
  • --style raw:Midjourneyの自動的な美化処理を抑制し、プロンプトの指示に忠実な画像を生成します。フォトリアルな表現や技術的な図示に向いています
  • --quality(品質):画像生成に使用するGPU計算量を指定します。--quality 2で高品質(GPU消費2倍)、--quality 0.5で高速・低消費になります

「何を・誰に・どう伝えるか」:Midjourneyのプロンプトをコミュニケーション設計の視点で書く

Renueの社内ガイドラインには、資料・ビジュアルコミュニケーション全般に共通する3つの問いがあります。「何を伝えるのか(目的とゴールに基づいて情報を選別する)」「誰に伝えるのか(読み手・視聴者の知識レベルや文脈を把握する)」「どう伝えるのか(目的に応じたスタイルとレイアウトを選ぶ)」という3軸です。資料はカッコよく作る前に「何を・誰に・どう」が明確でなければ、形だけ整ったコミュニケーションになってしまいます。

Midjourneyでのプロンプト設計にもまったく同じ3軸が当てはまります。「とりあえず『beautiful landscape』と入力してみる」という試行錯誤も悪くはありませんが、生成した画像を業務で使うためには「何のために・誰に見せるために・どう見せるか」をプロンプトの前に言語化することで、再現性のある高品質な画像が生成できます。

  • 【何を伝えるか】主題とコンセプトを1文で定義する:プロンプトを書く前に「この画像で何を表現したいか」を1文で言語化します。「新しい採用ブランドのコンセプトビジュアル:多様性とプロフェッショナリズムが共存するオフィス環境」という定義があれば、それをそのまま英語のプロンプトの核にできます。「何となくおしゃれな感じ」という曖昧な主題は曖昧なプロンプトを生み、期待と異なる画像を量産します
  • 【誰に伝えるか】ターゲットとコンテキストをスタイルに反映する:「BtoBのSaaS企業の採用ページに使う」「子ども向けサービスのSNS投稿に使う」「経営幹部へのプレゼン資料に使う」によって、求められるビジュアルのトーン・色彩・構図が変わります。ターゲットとコンテキストをプロンプトの「スタイル・ムード」指定(professional, clean, minimalistwarm, friendly, vibrant)に変換する作業が、プロンプト設計の本質です
  • 【どう伝えるか】技術的な表現手段をパラメーターで指定する:「横長のバナー画像」なら--ar 16:9、「SNSのストーリーズ」なら--ar 9:16、「フォトリアル」ならphotorealistic, --style raw、「イラスト調」ならflat illustration, vector art styleという技術指定がプロンプトとパラメーターに対応します。デザインの5要素(色・余白・形・視線の流れ・テキスト有無)を意識してプロンプトに組み込むことで、使えるアウトプットを生成できます

MidjourneyとDALL-E 3・Adobe Firely・Stable Diffusionの比較

比較軸MidjourneyDALL-E 3(ChatGPT)Adobe FireflyStable Diffusion
最安価格$10/月(Basic)ChatGPT Plusに含む($20/月)Adobe Creative Cloudに含む無料(ローカル実行)
画質・芸術性業界最高水準高品質・テキスト精度◎高品質・商用安全カスタム次第で最高水準も可
日本語プロンプト英語推奨日本語OK日本語OK英語推奨
著作権・商用安全性有料プランで商用可(保証なし)有料プランで商用可(保証なし)Adobe Stockのみ学習・商用保証学習データによる
操作のしやすさWeb/Discord(英語のみ)ChatGPTと統合・直感的Adobe CC統合・直感的高い技術知識が必要
向いている用途コンセプトアート・ムードボード・クリエイティブビジュアル初心者・日本語対応・プレゼン画像企業マーケティング・印刷物・法的安全性重視カスタムモデル・大量生成・ローカル処理

商用利用の注意事項

有料プランのユーザーは生成画像を商用利用できます(ただし年間収益100万ドル以上の法人はPro/Megaプラン加入が必要)。生成した画像の著作権はユーザーに帰属しますが、学習データに含まれた著作物との類似性に関してMidjourneyは法的保証を提供しません。既存の著作物・キャラクター・著名人の外見に似た画像を商用目的で使用する場合は著作権侵害・肖像権侵害のリスクがあるため、弁護士への確認を推奨します。企業での本格活用では著作権リスクが明確に低いAdobe Fireflyとの使い分けを検討することも有効です。

よくある質問(FAQ)

Q. プロンプトは日本語でも書けますか?

技術的には日本語でも画像生成できますが、英語プロンプトの方が期待通りの結果が得られやすいことが多いです。ChatGPTやClaudeに「このビジュアルイメージを英語のMidjourneyプロンプトに変換して」と依頼することで、英語プロンプトへの変換を補助してもらえます。Midjourneyが大量の英語データで学習されているため、英語の方が表現の精度が高くなります。

Q. Basic($10/月)プランで何枚くらい生成できますか?

Fast GPU時間約200分の目安として、1枚あたり約1分のFast生成を仮定すると約200枚程度が目安です。実際にはバリエーション生成・アップスケールなどでGPU時間を消費するため、ひと月に使える枚数は生成方法によって変わります。StandardプランはRelax Mode(Fast GPU不使用の低速生成)が無制限で付いており、枚数を多く生成したい場合はStandardが費用対効果が高いです。

Q. Midjourneyで生成した画像をSNS投稿に使えますか?

有料プランであれば商用・非商用を問わず使用できます。ただし、有名人・キャラクター・他者の作品に類似した画像の使用はSNSのガイドライン違反・著作権侵害のリスクがあります。オリジナルのコンセプトで生成した画像を使う限り、マーケティング用のSNS投稿・広告バナー・ブログのヘッダー画像などに幅広く活用できます。

AI画像生成・クリエイティブ活用を相談したい方へ

RenueはMidjourney・Adobe Firefly・DALL-EなどのAI画像生成ツールを活用したクリエイティブ制作・マーケティング支援・プロンプト設計・AIエージェントを活用したコンテンツ自動生成の支援実績があります。「AI画像生成をマーケティングに活用したい」「クリエイティブ制作の工数削減を検討している」という方は、まずお気軽にご相談ください。

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