renue

ARTICLE

Microsoft Copilotとは?使い方・料金・Excel/Word/Teams活用法

公開日: 2026/4/3

Microsoft CopilotのExcel・Word・Teams活用法・料金・企業導入まで徹底解説。生産性向上の完全ガイド。

Microsoft Copilotとは?概要と特徴

Microsoft Copilot(マイクロソフト コパイロット)は、Microsoftが提供するAIアシスタント機能の総称です。Word・Excel・PowerPoint・Teams・Outlookなど、日常的に使うMicrosoft 365アプリに直接組み込まれており、文章作成・データ分析・会議要約など幅広い業務をAIがサポートします。

2023年のリリース以降、急速に機能が拡張されており、2026年3月のWave 3アップデートでは「Work IQ」と統合され、組織内の文脈を理解したより高度なアシスタンスが可能になりました。また、Microsoft 365 CopilotのAIモデルとしてAnthropicのClaudeも選択可能になるなど、技術基盤も強化されています。

単なるチャットボットではなく、使い慣れたアプリの中でAIが「チームメイト」として一緒に働く「Cowork型」の設計思想が特徴です。

Microsoft Copilotの料金プラン(2026年版)

Microsoft Copilotは利用シーンに応じて複数のプランが用意されています。

無料プラン(Copilot無料版)

Microsoftアカウントがあれば、無料でWebブラウザ・スマートフォンアプリからAIチャット機能を利用できます。Microsoft 365の各アプリへの統合機能は含まれません。

Copilot Pro(個人向け)

月額約3,200円(税込)で、個人向けMicrosoft 365(Personal/Family)に加えてWord・Excel・PowerPointなどへのCopilot統合機能が利用可能になります。

Microsoft 365 Copilot Business(中小企業向け)

2025年12月にリリースされた中小企業向けプランで、最大300ユーザーまでの組織に対応しています。月額約3,148円(税抜・年払い/ユーザー)で提供され、Enterprise版と同等の機能を低コストで利用できます。対象はMicrosoft 365 Business Basic / Standard / Premiumプランの企業です。

Microsoft 365 Copilot Enterprise(大企業向け)

月額約4,497円(税抜・年払い/ユーザー)。Entraアカウントを持つ全ユーザーへのエンタープライズグレードのAIチャット、高度なセキュリティ・コンプライアンス対応が含まれます。大企業や厳格なガバナンスが必要な組織に適したプランです。

プラン 対象 月額目安
無料版 個人 無料
Copilot Pro 個人・家族 約3,200円(税込)
M365 Copilot Business 中小企業(〜300名) 約3,148円(税抜/ユーザー)
M365 Copilot Enterprise 大企業 約4,497円(税抜/ユーザー)

※ 料金はすべてMicrosoft 365ベースプランの費用に追加で発生します。最新の公式価格はMicrosoftの公式サイトでご確認ください。

ExcelでのCopilot活用法

ExcelのCopilotは、データ分析・可視化・数式作成を大幅に効率化します。まずExcelのテーブルデータを用意し、リボンの「Copilot」ボタンをクリックするだけで利用を開始できます。

代表的な活用シーン

  • データ分析のサマリー作成:「このデータのトレンドをまとめてください」と入力すると、主要な傾向をテキストで要約してくれます。
  • グラフ自動生成:「売上推移を棒グラフで表示して」と依頼するだけで適切なグラフを提案します。
  • 数式の自動作成:「各月の売上合計を出す数式を作って」など自然言語で数式を生成できます。
  • 異常値の検出:大量データから外れ値や注目すべき変化を自動検出してハイライトします。

プロンプトのコツは「目的・対象範囲・出力形式」を明確に伝えることです。例:「B列〜E列の4月〜9月の売上データを基に、月別比較の折れ線グラフを作成し、前月比の変化率も表示してください」

WordでのCopilot活用法

WordのCopilotは文書作成・編集・要約を強力にサポートします。新規文書でCopilotアイコンをクリックし、作りたい文書の概要を入力するとドラフトを自動生成します。

代表的な活用シーン

  • 文書ドラフトの自動生成:提案書・報告書・議事録などのひな形を秒単位で生成します。
  • 長文の要約:長い契約書や報告書を「3行で要約して」と依頼することで重要点を抽出します。
  • 文体・トーンの変換:「この文章をよりフォーマルなビジネス文書向けに書き直して」という指示で文体を調整します。
  • 他ファイルを参照した文書生成:SharePoint上の既存資料を参照しながら、新しい文書を生成することも可能です。

TeamsでのCopilot活用法

TeamsのCopilotは会議の生産性を劇的に向上させます。会議のトランスクリプト(文字起こし)機能が有効になっていれば、会議中・会議後にCopilotを呼び出して活用できます。

代表的な活用シーン

  • リアルタイム要約:会議中に「ここまでの議論を要約して」と依頼すると、その時点までの議論をまとめてくれます。
  • 議事録の自動作成:会議終了後に「この会議の議事録を作成して」と指示するだけで構造化された議事録を生成します。
  • アクションアイテムの抽出:「誰が何をいつまでに行う予定か、タスク一覧にして」という指示でToDoリストを作成します。
  • 遅刻した際のキャッチアップ:途中参加した会議で「これまでに決まったことを教えて」と質問できます。

企業導入のポイントと注意事項

Microsoft Copilotを企業で導入する際は、以下のポイントを押さえておくことが重要です。

導入前の確認事項

  • 前提ライセンスの確認:Copilotは既存のMicrosoft 365ライセンスへの追加オプションです。まず基盤となるM365プランを確認しましょう。
  • セキュリティ設定の整備:CopilotはMicrosoft Graphを通じてメールや文書にアクセスします。権限設定や機密データの取り扱いポリシーを事前に整備することが不可欠です。
  • トランスクリプト機能の有効化:TeamsでCopilotを活用するには、会議のトランスクリプト機能を事前に管理者が有効化する必要があります。
  • ユーザー教育:効果的なプロンプトの書き方をチーム全体で学ぶことで、投資対効果を最大化できます。

AIコンサルタントの視点から

Microsoft Copilotは「ツールを導入すれば自動的に生産性が上がる」ものではありません。どの業務フローに組み込むか、どのプロンプトを標準化するか、組織のナレッジをどう整備するかによって効果が大きく変わります。Renueでは、Microsoft Copilotを含む生成AIの企業導入支援において、技術設定から社内展開・定着化まで一貫したコンサルティングを提供しています。

Microsoft Copilot導入・AI活用のご相談はRenueへ

自社の業務フローに合った活用方法の設計から社内展開まで、生成AI導入を一気通貫でサポートします。まずはお気軽にご相談ください。

無料相談はこちら

よくある質問(FAQ)

Q1. Microsoft Copilotは無料で使えますか?

基本的なAIチャット機能(Webブラウザ・スマートフォン)は無料で利用できます。ただし、Word・Excel・Teams等のMicrosoft 365アプリに統合されたCopilot機能を使うには有料プラン(Copilot Pro または Microsoft 365 Copilot)が必要です。

Q2. Microsoft 365 Copilotを利用するための必要条件は?

Microsoft 365 Copilot(法人向け)を利用するには、Microsoft 365 Business または Microsoft 365 Enterprise のライセンスが前提として必要です。CopilotはこれらM365プランへの追加アドオンとして提供されます。

Q3. TeamsのCopilotは会議の録音なしでも使えますか?

TeamsのCopilotを会議で活用するには、会議のトランスクリプト(文字起こし)機能が有効になっている必要があります。録音のみでトランスクリプトが無効の場合、一部機能が制限されます。管理者設定で事前に有効化しておくことを推奨します。

Q4. ExcelでCopilotを使うための前提条件は?

ExcelでCopilotを利用するには、データがExcelのテーブル形式(Ctrl+T で変換)になっている必要があります。また、ファイルがOneDriveまたはSharePointに保存されている必要があります。ローカル保存のファイルでは一部機能が制限される場合があります。

Q5. Microsoft CopilotとChatGPTの違いは何ですか?

最大の違いは「Microsoft 365との統合」です。CopilotはWord・Excel・Teams・Outlook等の業務アプリに直接組み込まれており、自社のメール・文書・会議データを参照しながら応答します。ChatGPTはブラウザ上で使う汎用チャットAIであり、社内データへのアクセスは標準では行いません。業務効率化という観点では、Copilotは社内コンテキストを活用できる点で優れています。

Q6. 中小企業でもMicrosoft Copilotを導入できますか?

はい、2025年12月にリリースされた「Microsoft 365 Copilot Business」は最大300ユーザーの組織向けに設計されており、中小企業でもEnterprise版と同等の機能を手頃な価格で利用できます。Microsoft 365 Business Basic/Standard/Premiumのいずれかのプランを持つ企業であれば導入可能です。