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Make.comの使い方完全ガイド|初心者向けにシナリオ作成・料金プラン・Zapierとの違いを解説

2026/9/16 (更新: 2026/9/17)

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Make.com使い方を初心者向けに解説。シナリオ作成・料金・Zapierとの違いまで網羅。

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Make.comの使い方完全ガイド|初心者向けにシナリオ作成・料金プラン・Zapierとの違いを解説

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株式会社renue

2026/9/16 公開2026/9/17 更新

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Make.comとは?ビジュアルで組み立てるノーコード自動化プラットフォーム

Make.com(メイク・ドットコム)は、プログラミング不要でアプリ間のデータ連携・業務自動化ワークフローを構築できるノーコード自動化プラットフォームです。前身のIntegromatは2012年頃に開発を開始し、2022年2月22日に新ブランド・プラットフォーム「Make」を発表しました。Gmail・Slack・Google Sheets・Notion・Airtable・HubSpotなどを連携でき、公式料金表は3,000以上の標準アプリへの対応を案内しています(2026年9月確認)。ドラッグ&ドロップのビジュアルエディターでアプリ間の「シナリオ(自動化フロー)」を組み立てられます。

Make.comの特徴は、キャンバス上にモジュールをつなぎ、分岐・繰り返し等の構造を図で確認できる点です。Zapierも現在はフロー図で全体を表示するエディターを提供しているため、「Makeは図、Zapierは縦のリストだけ」という比較には当てはまりません。料金は2026年9月確認の年払い月換算で、Make Coreの10,000クレジット枠が9米ドル、Zapier Professionalが19.99米ドルからです。ただし、ZapierのタスクとMakeのクレジットは消費ルールが異なります。同じデータ件数・処理内容・実行頻度で必要枠を見積もり、総費用を比較しましょう。

Make.comの主な機能

  • シナリオ(Scenario):Make.comにおける自動化フローの単位です。「どのアプリで何が起きたら(トリガー)」「何をするか(アクション)」を複数のモジュールをつないで定義します。シナリオは手動実行・スケジュール実行・Webhookによるリアルタイム実行の3種類から選べます
  • モジュール(Module):各アプリの操作を担うブロックです。「GmailのWatch Emails(メール受信監視)」「Google Sheetsへの行追加」「SlackへのメッセージPOST」のように、1アプリ1操作が1モジュールに対応します。モジュール間を線でつなぐことでデータの流れとシナリオを定義します
  • ルーター(Router):1つのデータフローを複数のパスに分岐させる機能です。「フォームの回答が『新規問い合わせ』なら営業チームのSlackに通知、『サポート依頼』ならカスタマーサポートのスプレッドシートに記録」という条件分岐をビジュアルで設定できます。Makeのルーターは複数のルートを順次処理します。1つのルートが終わってから次へ進む仕様で、図に並べた分岐が同時実行されるわけではありません。条件は各ルートのフィルターで設定します
  • フィルター(Filter):モジュール間にフィルターを設置し、特定の条件を満たすデータのみを次のモジュールに渡します。「件名に『緊急』が含まれるメールのみ処理する」「スコアが80以上のリードのみCRMに登録する」という絞り込みが設定できます
  • イテレーター(Iterator)とアグリゲーター(Aggregator):イテレーターは配列・リスト内の複数アイテムを1件ずつ個別処理します。アグリゲーターはその逆で、複数件のデータを1つにまとめます。「スプレッドシートの全行を1行ずつ処理してSlackに個別通知する」→「まとめて1通のレポートに集約する」という処理に使います
  • 実行履歴・エラー処理:各シナリオの実行ログが保存され、どのモジュールでエラーが発生したか・どのデータが流れたかを確認できます。エラーハンドリングの設定(エラー時に通知・リトライ・スキップ)もモジュール単位で設定できるため、本番運用後の監視・デバッグが容易です

Make.comの料金プラン(2026年9月確認)

プラン月換算額(年払い・米ドル)月換算のクレジット枠主な特徴
Free$01,000アクティブシナリオ2個・最小実行間隔15分・実行ログ7日間保存
Core$9〜10,000〜アクティブシナリオ数無制限・最小実行間隔1分・実行ログ30日間保存
Pro$16〜10,000〜(選択する枠による)Full-text execution search・カスタム変数・優先実行
Teams$29〜(人数単価ではない)10,000〜チーム機能・ユーザー管理・共有テンプレート
Enterprise要相談カスタムSSO・監査ログ・高度な管理機能・24時間サポート(詳細は契約確認)

※Make公式料金表の年払い・10,000クレジット枠選択時の月換算額です(Freeを除く、2026年9月確認)。選ぶ利用枠・支払い周期で金額が変わり、クレジットの付与・有効期限も確認が必要です。課金単位は2025年8月27日にオペレーションからクレジットへ移行しました。多くの通常アクションは1回1クレジットですが、AIのモデル・トークン利用等で消費量が変わる機能や、実行時間に応じるMake Code Appがあります。ルーター等のクレジットを消費しない処理もあり、全てのモジュールが一律1回1クレジットではありません。

Make.comの基本的な使い方

Step 1:アカウント作成とシナリオの新規作成

Makeのアカウントを作成・ログインし、シナリオの新規作成画面を開きます。公式資料の英語表示を基準に、「Create a new scenario」等の作成操作と、キャンバス上の「+」からアプリを選択します。ボタン位置は画面の更新で変わる場合があるため、操作名を確認して進めます。

Step 2:トリガーとなるモジュールを設定する

シナリオの起点として、まずトリガーを追加します。例えばGoogle Formsの「Watch Responses」を選び、Googleアカウントへの接続と対象フォームを設定します。回答を監視する方法や取得開始点を確認し、テスト用の回答を用意して「Run once」で取得結果を確かめます。定期監視とWebhookによる即時トリガーは区別して設定します。

Step 3:アクションモジュールを追加してつなぐ

トリガーの次にモジュールを追加し、例えばGoogle Sheetsの「Add a Row」を選択します。接続先・スプレッドシート・シート名・見出し行の有無を指定し、各列の値にフォーム回答をマッピングします。必要なモジュールを接続したら、「Run once」でフロー全体をテストし、追加された行と各フィールドの内容を確認します。

Step 4:スケジュールを設定してシナリオを有効化する

テストが通ったら、シナリオビルダーのツールバーで「Every 15 minutes」等のスケジュール表示を開き、実行間隔を設定します。最小間隔はFreeが15分、Coreが1分です。「Save」で保存し、有効化の案内で「Activate scenario」を選びます。監視のたびにクレジットを消費する処理もあるため、必要な頻度に設定してから自動実行を開始します。

まず地味なシナリオから始めてこそ自動化は根付く

業務自動化では、目新しさより着実に効果が出る作業から着手する姿勢が有効です。斬新さより、なぜ今解決できていないのかを自問し、実行できる道筋を示すことが重要です。

Make.comで業務自動化を始める際にも、この「ありきたりを恐れない」姿勢が実は最も重要です。「AIで高度な判断を自動化する」「複数システムを横断するリアルタイム処理」といった複雑なシナリオを最初から目指す必要はありません。Make.comで価値を出す最速のアプローチは「誰もが地味だと思うありきたりなシナリオ」を1つ動かすことです。Make.comで最初に作るべき3つのありきたりシナリオを以下に示します。

  • 【シナリオ1:フォーム送信→スプレッドシートに記録+Slack通知】:お問い合わせフォーム・申込フォーム・社内申請フォームに回答が届いたタイミングでGoogle Sheetsに自動記録し、担当者のSlackチャンネルに通知するシナリオです。一見「ありきたり」に見えますが、記録・通知を自動化することで日次・週次の手動転記を減らせます。設定前にフォームと保存先の権限、項目の対応、通知先を決め、正常系と入力不備のテストを行います。設定時間は連携条件と担当者の経験により異なるため、小さな対象から始めて実行結果を確かめます
  • 【シナリオ2:定期メール→内容をスプレッドシートに蓄積】:毎日受信する定型レポートメール・請求書通知メール・ECサイトの注文通知メールをGmailで受信したタイミングでMake.comがキャッチし、件名・送信者・本文の必要部分を自動的にスプレッドシートに蓄積するシナリオです。手動コピペで管理していたデータが自動で一元化されます
  • 【シナリオ3:承認フロー通知の自動化】:スプレッドシートの申請シートに新しい行が追加されたら、承認者のSlackに申請内容・申請者・期限を通知するシナリオです。ルーターを使って申請種別によって通知先を変えることも容易で、「誰に承認依頼が届いているかわからなくなる」という問題を解決します

「斬新な自動化」を設計するより、今すぐ手作業で行われている「ありきたりな繰り返し作業」を1つ自動化することが最初の価値です。泥臭く1シナリオを作って動かした経験が、次の自動化アイデアを生みます。

Make.comとZapier・Google Apps Scriptの比較

比較軸Make.comZapierGoogle Apps Script
コスト$9/月〜(年払い月換算・10,000クレジット枠)$19.99/月〜(年払い月換算・タスク枠で変動)無料アカウントでも利用可能。利用枠あり、Workspace契約・外部API等の費用は別
連携アプリ数3,000以上の標準アプリ(公式料金表)9,000以上のアプリ連携(公式案内)Googleサービス中心(外部はAPI実装)
UIビジュアルキャンバス(柔軟・習熟が必要)フロー図のビジュアルエディタースクリプトエディター(コーディング必要)
複雑なフロールーターによる分岐(順次実行)・反復処理複数ステップ・Pathsによる条件分岐等コードで自由に実装可能
プログラミング不要ほぼ不要完全ノーコードJavaScript必要
Google連携API経由(対応済み)API経由(対応済み)Googleサービス向け組み込みライブラリ
向いている用途複雑な分岐・コスト重視・複数SaaS連携シンプルな連携・豊富アプリ数・初心者Google内自動化・利用枠に収まるスクリプト処理

よくある質問(FAQ)

Q. Make.comはZapierより難しいですか?

MakeとZapierのどちらが扱いやすいかは、連携内容と利用経験によって異なります。Makeはキャンバスにモジュールをつなぎ、Zapierも現在はフロー図で全体を表示できます。まず2〜3モジュールの小さなシナリオで、接続・データの受け渡し・テスト・スケジュール設定を試しましょう。作成時間は権限設定やデータの形式によって変わるため、30〜60分で完成するという一律の目安にはできません。 出典:Zapierエディター、Make操作手順。

Q. 無料プランで実用的な自動化はできますか?

Freeは月1,000クレジット・アクティブシナリオ2個・定期実行の最小間隔15分で利用できます。シンプルな低頻度フローでも、監視回数・処理するデータ件数・モジュールの消費ルールによって利用量が変わります。まず実行履歴で消費量を確認し、枠内で運用できるかを見積もりましょう。Coreは10,000クレジット枠で年払い月換算9米ドルからです。無料枠で試した結果を基に、有料プランへの移行を判断します。 出典:Make料金表、Make操作手順。

Q. Make.comの管理画面は日本語に対応していますか?

Makeの公式開発者資料では、UIの言語は英語(en)のみと案内されています。本記事も英語の操作名を基準に説明しています。日本語で読みたい場合はブラウザ翻訳を補助として使い、モジュール名や設定項目は公式資料の原文と照合してください。もし表示や操作に問題が出たら、翻訳を解除して再確認し、利用ブラウザ・操作内容を添えてサポートへ確認すると切り分けやすくなります。 出典:Make開発者資料。

Make.com・業務自動化を相談したい方へ

renueでは、Make.com・Zapier・Google Apps ScriptなどのノーコードワークフローツールとAIを組み合わせた業務自動化・SaaS間連携・業務プロセス改善のようなご相談にも対応可能です。「どのツールで何から自動化すべきか整理したい」「Make.comのシナリオ設計・構築を支援してほしい」という方は、まずお気軽にご相談ください。

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FAQ

よくある質問

MakeとZapierのどちらが扱いやすいかは、連携内容と利用経験によって異なります。Makeはキャンバスにモジュールをつなぎ、Zapierも現在はフロー図で全体を表示できます。まず2〜3モジュールの小さなシナリオで、接続・データの受け渡し・テスト・スケジュール設定を試しましょう。作成時間は権限設定やデータの形式によって変わるため、30〜60分で完成するという一律の目安にはできません。 出典:https://help.zapier.com/hc/en-us/articles/16722578092429-Use-the-editor-to-build-and-view-your-Zap-workflows、https://help.make.com/step-10-schedule-your-scenario

Freeは月1,000クレジット・アクティブシナリオ2個・定期実行の最小間隔15分で利用できます。シンプルな低頻度フローでも、監視回数・処理するデータ件数・モジュールの消費ルールによって利用量が変わります。まず実行履歴で消費量を確認し、枠内で運用できるかを見積もりましょう。Coreは10,000クレジット枠で年払い月換算9米ドルからです。無料枠で試した結果を基に、有料プランへの移行を判断します。 出典:https://www.make.com/en/pricing、https://help.make.com/step-10-schedule-your-scenario

Makeの公式開発者資料では、UIの言語は英語(en)のみと案内されています。本記事も英語の操作名を基準に説明しています。日本語で読みたい場合はブラウザ翻訳を補助として使い、モジュール名や設定項目は公式資料の原文と照合してください。もし表示や操作に問題が出たら、翻訳を解除して再確認し、利用ブラウザ・操作内容を添えてサポートへ確認すると切り分けやすくなります。 出典:https://developers.make.com/white-label-documentation/admin-api-reference/admin-greater-than-users

製品機能には、ビジュアルシナリオビルダー、ポーリング・Webhook等を使うトリガー、複数モジュール連携、ルーターによる分岐、フィルター、イテレーター/アグリゲーター、エラーハンドラー、データストア、HTTP/JSON、Make API、テンプレート、実行ログ、AIサービス連携等があります。提供機能と上限はプランや接続先で確認します。一方、ChatOps・AgentOpsの運用、データセット管理・データガバナンス、外部AIパートナーとの連携、社員教育、業務KPIのモニタリングは、これらの機能を使って利用組織が設計・実施する活動を含みます。全てがMake単体で完結する標準機能という意味ではありません。出典:https://www.make.com/en/pricing、https://help.make.com/router

主に、シナリオの命名規則・フォルダ整理、AIによる支援を活用したシナリオ提案・テンプレート化、SRE/プラットフォームエンジニアリングとの連携(API管理・SaaS統合・MLOps)、AIエージェントによる業務自動化、AgentOps、ChatOpsによる障害連絡、データガバナンス(PII・営業秘密の取り扱い)、外部AIパートナー(iPaaSベンダー)との連携、社員教育(ローコード・自動化リテラシー)、シナリオレビュー・本番化基準、KPIモニタリング(オペレーション消費・成功率・業務時間削減)、PDCAサイクル、です。Make.comは単なるノーコードツールではなく、SaaS時代の業務自動化を支える組織能力として、長期的な競争力の本質的な要素となります。

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