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高速道路の自動運転はいつから?対応車種・レベル別の現状と今後の展望を解説【2026年版】

公開日: 2026/4/1

高速道路の自動運転はいつから?

高速道路での自動運転は、レベル2(ハンズオフ機能)は2020年から市販車に搭載され、すでに多くのドライバーが利用しています。レベル3(条件付き自動運転)はホンダとメルセデス・ベンツが実現済みで、レベル4(高度運転自動化)は物流トラックでの商用化が2027年以降に見込まれています。

2026年現在、高速道路での自動運転は「レベル2のハンズオフが普及期、レベル3が黎明期、レベル4が実証段階」という状況です(SOMPO)。

レベル別:高速道路での自動運転の現状

レベル高速道路での機能2026年の状況対応車種例
レベル2車線維持+ACC(全車速追従)。渋滞時ハンズオフ多くの新車に搭載済み日産プロパイロット2.0、トヨタAdvanced Drive、BMW等
レベル2+車線変更支援、分岐支援、追い越し支援高級車を中心に搭載拡大中テスラFSD、レクサスTeammate
レベル3渋滞時にシステムが運転主体。ドライバーはセカンダリアクティビティ可能限定的に市販車で実現ホンダLEGEND、メルセデスDRIVE PILOT
レベル4特定区間でシステムが完全に運転。人間の監視不要物流トラックで実証中。2027年以降の商用化を目指すトヨタ(2027年度)、日産(2027年度)発表

高速道路でハンズオフできる車種(2026年)

メーカー車種システム名ハンズオフ条件
日産アリア、スカイラインプロパイロット2.0高速道路の同一車線内
トヨタ/レクサスレクサスLS、NXTeammate Advanced Drive高速道路の渋滞時(0〜40km/h)
ホンダLEGEND(販売終了)Honda SENSING Elite高速道路の渋滞時(レベル3)
BMW7シリーズ、5シリーズハンズ・オフ・アシスト高速道路の渋滞時
メルセデス・ベンツSクラス、EQSDRIVE PILOT高速道路(最大95km/h、レベル3)
スバルレヴォーグ、レイバックアイサイトX高速道路の渋滞時

高速道路自動運転の仕組み

ACC(全車速追従クルーズコントロール)

設定した速度で走行しつつ、先行車との車間距離を自動で維持します。停止・再発進にも対応し、渋滞時のストップ&ゴーを自動化します。

車線維持支援(LKA)

車線の中央を維持するようにステアリングを自動制御します。車線逸脱を検知した場合は警告と修正操作を行います。

車線変更支援

ウインカー操作に連動して周囲の安全を確認し、車線変更を自動で支援します。一部車種では手を離したまま車線変更が可能です。

ハンズオフ機能

上記の機能を組み合わせ、一定条件下でステアリングから手を離した状態での走行を可能にします。ドライバーモニタリングカメラが前方注視を確認しています(自動運転ラボ)。

高速道路自動運転の今後の展望

2027年:レベル4の市場投入

トヨタと日産がそれぞれ2027年度にレベル4搭載車両の市場導入を発表しています。まずは高速道路の特定区間から開始される見込みです。

物流トラックの隊列走行

新東名高速道路での隊列走行実験が複数の物流企業で進行中です。先頭車両のみ有人運転し、後続車両は自動追従で走行する技術の商用化を目指しています。

高速道路でのレベル3の拡大

対応速度の引き上げ(現在の60〜95km/hから高速走行域へ)、搭載車種の拡大が進む見通しです。

よくある質問(FAQ)

Q. 高速道路でハンズオフ中にスマホを操作しても良いですか?

レベル2のハンズオフ中はスマホ操作は違法です。ドライバーは常に前方を注視する義務があります。レベル3作動中のみ、セカンダリアクティビティ(メール確認等)が法的に許可されます(おとなの自動車保険)。

Q. 高速道路の自動運転は追加費用がかかりますか?

多くの場合、運転支援システムは車両購入時のオプション(数十万円)または標準装備です。メルセデスのDRIVE PILOTは約96万円のオプション設定です。

まとめ

高速道路の自動運転は、レベル2のハンズオフが普及段階、レベル3が限定的に市販車で実現、レベル4が2027年の商用化を目指す段階にあります。日産、トヨタ、メルセデス、BMWなど主要メーカーが高速道路での自動運転機能を搭載しており、対応車種は年々拡大しています。


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