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Google Search Console(サーチコンソール)の使い方完全ガイド|初心者向けに設定・SEO改善・レポートの読み方を解説

公開日: 2026/4/2

Google Search Consoleの使い方を初心者向けに解説。設定手順・検索パフォーマンス分析・SEO改善まで網羅。

Google Search Console(サーチコンソール)とは?

Google Search Console(GSC、サーチコンソール)は、Googleが無料で提供するウェブサイト分析ツールです。「自分のサイトがGoogleでどう検索・表示されているか」を可視化できるツールで、SEO改善に取り組むすべてのサイト運営者にとって必須の基盤ツールです。

Google アナリティクス(GA4)がサイトへの訪問後の行動(ページ閲覧・コンバージョン等)を計測するのに対し、Search Consoleは「サイトにたどり着く前」の検索データ(検索クエリ・表示回数・クリック数・順位)を計測します。2つを組み合わせることで、流入前後のデータを一貫して把握できます。

Google Search Consoleでできること

  • 検索パフォーマンス分析:どのキーワードで表示され・クリックされているかを確認。クリック数・表示回数・CTR(クリック率)・平均掲載順位を日次/週次/月次で追跡できます
  • インデックス状況の確認:各ページがGoogleに正しく認識・登録(インデックス)されているかを確認。インデックスされていないページはSEOの対象外になります
  • URLのインデックス登録リクエスト:新しく公開したページや更新したページをGoogleに素早くクロールさせるリクエストを送れます
  • サイトマップの送信:サイト全体のページ構造をGoogleに通知するサイトマップ(XML)を送信・管理できます
  • モバイルユーザビリティの確認:スマートフォン表示での問題(テキストが小さすぎる・タップ要素が近すぎるなど)を検出できます
  • 被リンク(外部リンク)の確認:他のサイトから自分のサイトへのリンク状況を確認できます
  • Core Web Vitalsの確認:LCP・FID・CLSなどのページ表示速度・ユーザー体験の指標を確認できます

Google Search Consoleの設定・登録手順

Step 1:search.google.com/search-console にアクセス

Googleアカウントでログインし、「今すぐ開始」または「プロパティを追加」をクリックします。

Step 2:プロパティタイプを選択する

2種類のプロパティタイプがあります。

  • ドメイン方式(推奨):「example.co.jp」のようにドメイン全体を登録。http/https・サブドメインを一括管理できます。DNS設定が必要なため、ドメイン管理画面へのアクセスが必要です
  • URLプレフィックス方式:「https://example.co.jp/」のように特定のURLから登録。HTMLファイルアップロードやGoogleアナリティクス経由で所有権確認が可能です

Step 3:所有権を確認する

ドメイン方式の場合はDNSにTXTレコードを追加します。URLプレフィックス方式の場合はHTMLタグ・HTMLファイル・Googleアナリティクス・Googleタグマネージャー経由で確認できます。確認完了後、数日〜1週間程度でデータが蓄積され始めます。

Step 4:サイトマップを送信する

「サイトマップ」メニューからサイトマップのURLを入力して送信します(例:https://example.co.jp/sitemap.xml)。WordPressの場合はYoast SEOやRank Mathなどのプラグインが自動でサイトマップを生成します。サイトマップの送信でGoogleのクロール効率が向上します。

主要レポートの見方

検索パフォーマンスレポート

最も重要なレポートです。グラフの下に表示される「クエリ」「ページ」「国」「デバイス」「検索タイプ」のタブで切り替えながら分析します。

  • クエリタブ:どんな検索キーワードでサイトが表示・クリックされているか。「クリック数が多いが順位が低いキーワード」は強化すべきコンテンツを示します
  • ページタブ:どのページが検索から多くのクリックを得ているかを確認。上位ページのコンテンツを分析して成功パターンを把握します
  • 11〜20位のクエリ:現在2ページ目に表示されているキーワード。わずかな改善で1ページ目に上昇する可能性が高く、最もコスパの良い改善対象です

インデックスカバレッジレポート

「有効」「除外」「エラー」「警告」に分類されたページの状態を確認します。「エラー」のページは即時対応が必要です。「除外」の中にも本来インデックスされるべきページが含まれていることがあるため定期確認が必要です。

Search Consoleのデータを「3層構造」で読む

Renueの社内ガイドラインには「数字と事実で武装する」として、「第1層:絶対値(○○件)、第2層:比較値(前月比○○%・業界平均の○倍)、第3層:意味づけ(○○が原因と考えられる)」という3層構造でデータを語ることが重要とされています。曖昧な表現(「増加傾向」「かなり多い」)を排除し、数字と事実で語ることがプロの証です。

Search Consoleのデータも同じ3層で読む習慣をつけると、SEO改善の議論の質が大きく向上します。

  • 第1層(絶対値):「先月の検索クリック数は1,200件」「表示回数は28,000回」「平均CTRは4.3%」
  • 第2層(比較値):「クリック数は前月比+35%増加」「平均順位は7.2位→5.8位に改善」「競合サイトの推定CTRと比較して低水準」
  • 第3層(意味づけ):「〇〇の記事をリライトした効果でXXキーワードの順位が上昇したと考えられる」「サムネイルとタイトルの改善がCTR向上につながった可能性がある」
この3層でデータを整理してから施策の優先順位を決めることで、「なんとなくSEO対策する」状態から脱却し、根拠のある改善サイクルが回せるようになります。

SEO改善のための月次ルーティン

Search Consoleを最大限に活用するための月次確認リストです。毎月1〜2時間をこれに充てるだけで、SEO改善サイクルが安定します。

  1. 先月のクリック数・表示回数・CTR・平均順位の増減を確認:前月比・前年同月比で比較し、増減の原因を仮説立て
  2. 11〜20位キーワードをリストアップ:2ページ目に位置するキーワードの一覧をエクスポートし、対応ページのコンテンツ強化を計画
  3. CTRが低いページを確認:表示回数は多いがCTRが低いページは、タイトルタグ・メタディスクリプションの改善が有効
  4. インデックスエラーを確認・修正:インデックスカバレッジレポートの「エラー」を確認し即時対応
  5. 新規公開・更新ページのインデックス登録リクエスト:更新したページのURLを検索バーに入力し「インデックス登録をリクエスト」

Google Search ConsoleとGA4の使い分け

項目Google Search ConsoleGA4(Google Analytics 4)
計測対象検索表示・クリック(サイト訪問前)訪問後の行動・コンバージョン
キーワードデータ◎ 検索クエリが詳細に確認可能△ オーガニック検索のKWは「not provided」
CTR・掲載順位◎ 確認可能× 確認不可
コンバージョン計測× 計測不可◎ 詳細に計測可能
ユーザー行動× 計測不可◎ ページ回遊・離脱率などを分析可能

SEOの入り口(検索からサイトへの流入)はSearch Console、入った後の行動(コンバージョン・エンゲージメント)はGA4が担当します。両ツールをデータポータル(Looker Studio)で統合してダッシュボード化すると、流入前後を一貫して把握できます。

よくある質問(FAQ)

Q. Search Consoleはいつからデータが蓄積されますか?

プロパティ登録・所有権確認後から計測が始まります。ただし、新規サイトの場合はGoogleがクロール・インデックスするまで数日〜数週間かかることがあります。過去16ヶ月分のデータを遡って確認できます。

Q. Search Consoleに登録するだけでSEOが改善されますか?

登録だけでは改善しません。データを定期的に確認し、キーワード選定・コンテンツ改善・技術的SEO修正を実施することで初めて効果が出ます。ツールはあくまで「現状把握の手段」であり、改善行動が伴って初めて成果につながります。

Q. Search ConsoleとGoogle Analytics(GA4)は別々に設定が必要ですか?

はい、それぞれ別途設定が必要です。ただし、GA4のプロパティとSearch Consoleを連携設定することで、GA4のレポート内でSearch Consoleのデータを一部参照できるようになります。

SEO改善・Web集客の課題を相談したい方へ

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