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GA4(Googleアナリティクス4)とは?初心者向けの使い方からコンバージョン設定まで完全解説【2026年版】

公開日: 2026/3/30

GA4(Googleアナリティクス4)とは?

GA4(Google Analytics 4)とは、Googleが提供する無料のWebサイト・アプリ分析ツールです。2023年7月に旧バージョン(UA:ユニバーサルアナリティクス)からGA4へ完全移行され、2026年現在はGA4が唯一のGoogleアナリティクスとなっています。

GA4の最大の特徴は、従来の「ページビュー中心」の計測から「イベント中心」の計測へ移行した点です。ページの閲覧だけでなく、スクロール、クリック、動画視聴、ファイルダウンロードなど、ユーザーの行動全体を「イベント」として統一的に計測します。

GA4で最初に確認すべき3つの画面

GA4は機能が豊富ですが、初心者はまず以下の3つの画面を使いこなすことから始めましょう。

1. リアルタイムレポート

現在サイトにアクセスしているユーザーの数、閲覧中のページ、流入元などをリアルタイムで確認できます。キャンペーン配信直後やSNS投稿後の反応を即座に把握したいときに便利です。

2. レポート > 集客

ユーザーがどのチャネル(検索、SNS、広告、ダイレクト等)からサイトに来ているかを確認できます。「集客」→「トラフィック獲得」で、チャネルごとのセッション数・エンゲージメント率・コンバージョン数を一覧で把握できます。

3. レポート > エンゲージメント > ページとスクリーン

サイト内のどのページがよく閲覧されているかを確認できます。ページごとの閲覧数、平均エンゲージメント時間、イベント数を把握し、人気コンテンツと改善が必要なページを特定します。

コンバージョン(キーイベント)の設定方法

GA4では、コンバージョンは「キーイベント」として設定します。ビジネス目標に直結するユーザーの行動(問い合わせ完了、資料ダウンロード、購入完了等)をキーイベントとして登録することで、施策の効果測定が可能になります。

設定の2ステップ

  1. イベントを作成する:GA4の管理画面で「イベント」→「イベントを作成」から、計測したい行動をイベントとして定義。最も一般的なのは「サンクスページ(/thanks等)へのアクセス」をトリガーにする方法
  2. キーイベントとしてマークする:作成したイベントの「キーイベントとしてマークする」をオンにすると、コンバージョンとして計測が開始される

BtoBサイトで設定すべき代表的なキーイベント

キーイベントトリガー例重要度
問い合わせ完了/contact/thanks ページの表示最重要
資料ダウンロード/download/thanks ページの表示
デモ申し込み/demo/thanks ページの表示
電話タップtel: リンクのクリック
メルマガ登録/subscribe/thanks ページの表示

GA4の主要指標の見方

指標意味活用ポイント
アクティブユーザー一定期間にサイトを訪問したユニークユーザー数サイト全体の集客力を把握
セッション訪問回数(同一ユーザーが複数回訪問すれば複数カウント)流入元別の集客効果を比較
エンゲージメント率10秒以上滞在 or 2ページ以上閲覧 or キーイベント発生の割合旧UAの直帰率に代わる指標。コンテンツの質を測定
平均エンゲージメント時間ユーザーがサイトをアクティブに閲覧した平均時間ページごとの読了率の目安
キーイベント数設定したコンバージョン行動の発生回数施策の成果を数値で把握
キーイベント率セッションに対するキーイベントの発生割合CVR(コンバージョン率)に相当

探索レポートの活用

GA4の標準レポートで物足りなくなったら、「探索」機能を活用しましょう。自由にディメンション(分析軸)と指標を組み合わせて、カスタムレポートを作成できます。

BtoBサイトで役立つ探索レポート例

  • ランディングページ×チャネル別のCVR分析:どのページにどの流入元から来たユーザーが最もコンバージョンしているかを特定
  • ユーザーの行動経路分析:コンバージョンに至ったユーザーがどのようなページ遷移をしたかを可視化
  • セグメント比較:コンバージョンしたユーザーとしなかったユーザーの行動の違いを比較

GA4 × 他ツールの連携

  • GA4 × Google Search Console:検索キーワードごとの流入データをGA4で分析。SEO施策の効果測定に不可欠
  • GA4 × Google広告:広告のコンバージョンデータを連携し、広告のROI分析を精緻化
  • GA4 × ヒートマップ:GA4で離脱率の高いページを特定し、ヒートマップで原因を可視化する組み合わせ分析
  • GA4 × Looker Studio:GA4のデータを自動でダッシュボード化し、定期レポートを自動生成

よくある質問(FAQ)

Q. GA4の導入は無料ですか?

はい、GA4は完全無料で利用できます。Googleアカウントがあれば、サイトにトラッキングコード(gtag.js)を設置するだけで計測が開始されます。大規模サイト向けの有料版「Google Analytics 360」も存在しますが、月間1,000万ヒット以下のサイトであれば無料版で十分です。

Q. GA4とUAの最大の違いは何ですか?

最大の違いは計測モデルです。UAは「セッション×ページビュー」中心でしたが、GA4は全ての行動を「イベント」として計測します。これにより、ページ閲覧だけでなく、スクロール、動画視聴、ファイルDLなどのユーザー行動を統一的に追跡できます。また、GA4はWebサイトとアプリのデータを統合して分析できる点もUAとの大きな違いです。

Q. GA4で最低限設定すべきことは何ですか?

最低限、以下の3つを設定しましょう。①キーイベント(コンバージョン)の設定(問い合わせ完了、資料DL等)②Google Search Consoleとの連携③データ保持期間の変更(デフォルト2ヶ月→14ヶ月に変更推奨)。これだけでも基本的なサイト分析とSEO効果測定が可能になります。

まとめ

GA4は、イベントベースの計測モデルにより、Webサイト上のユーザー行動を包括的に分析できる無料ツールです。初心者はまず「集客レポート」「ページ閲覧レポート」「コンバージョン設定」の3つを押さえ、慣れてきたら探索レポートで高度な分析に進みましょう。

ヒートマップやSearch Consoleとの連携により、「どこから来て(集客)→何を見て(行動)→どう動いたか(CVR)」の全体像を把握できます。データに基づくWebサイト改善の第一歩として、まずはキーイベントの設定から始めてください。


renueは、GA4を活用したデータドリブンなWebマーケティングを支援します。GA4の初期設定からダッシュボード構築、AI広告運用(マージン1〜2%)によるリード獲得まで、成果につながるデータ活用をサポートします。

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