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freee(フリー)確定申告の使い方入門|初心者向け手順・料金・マネーフォワードや弥生との比較解説

公開日: 2026/4/2

freee確定申告の使い方を初心者向けに解説。料金プランとマネーフォワード・弥生との比較も紹介。

freee(フリー)とは?

freee(フリー)は、フリー株式会社が提供するクラウド型会計・確定申告ソフトです。銀行口座やクレジットカードと自動連携し、取引データを自動で帳簿に記録する「自動で経理」機能が特徴で、経理知識がない個人事業主・フリーランスでも直感的に使えるUI設計が高く評価されています。

2026年時点での有料契約事業者数は620,000人(freee公式「数字で知るfreee」)。会計ソフト市場のシェアは24%で、弥生(55.4%)に次ぐ2位につけています(MM総研、2025年3月末時点)。個人事業主の確定申告から法人の経理まで幅広く対応しており、特に初めて帳簿・確定申告に取り組む方に選ばれているサービスです。

freeeでできること:主要機能

1. 口座・カードの自動連携(自動で経理)

銀行口座やクレジットカードをfreeeに連携すると、取引データが自動で取り込まれ、AIが勘定科目を推定して帳簿に記録します。毎日手入力する必要がなくなり、「口座を見てfreeeを開くだけ」で経理が進みます(freee公式サポートセンター)。

2. 確定申告書類の自動作成

帳簿データを元に、確定申告に必要な「青色申告決算書」「収支内訳書」「確定申告書B」などを自動で作成します。○×形式の質問に回答するだけで書類が完成するため、専門知識がなくても対応できます。

3. e-Tax(電子申告)対応

作成した確定申告書をfreeeから直接e-Taxで電子申告できます。税務署に出向く必要がなく、申告期間中の混雑を回避できます。

4. 請求書の発行

freeeの請求書機能から取引先への請求書を作成・送付でき、入金確認まで一元管理できます。発行した請求書のデータは帳簿にも自動で反映されます。

5. 経費精算

交通費・接待費・消耗品費などの経費を申請・承認・支払いまでfreee上で管理できます。レシートをスマートフォンで撮影してアップロードするだけで経費登録が完了します。

freeeの料金プラン(個人事業主向け)

プラン 月額(税抜) 青色申告 主な特徴
スターター 980円/月 ×(白色申告) 基本的な帳簿・確定申告(白色)
スタンダード 公式サイトで確認 青色申告・消費税申告・請求書連携
プレミアム 39,800円/年(年払いのみ) 税務調査サポート・電話サポート付き

青色申告(最大65万円の特別控除)を利用したい場合はスタンダード以上が必要です。プレミアムは税務調査サポートが含まれる安心プランです(freee公式サイト)。最新の価格は必ず公式サイトで確認してください。

freeeで確定申告する基本フロー(4ステップ)

ステップ1:初期設定(事業情報・口座連携)

freeeに登録後、まず「事業所情報」(事業名・業種・開始年度)を設定します。次に銀行口座やクレジットカードを連携します。事業専用口座とプライベート兼用口座で設定方法が異なるため、あらかじめ区別して連携するのがポイントです(freee公式ヘルプ)。

ステップ2:日常の帳簿入力(取引の確認・承認)

口座連携後、銀行明細が「自動で経理」に取り込まれます。AIが推定した勘定科目を確認・修正して「登録」ボタンを押すだけです。口座に連携されない現金取引(電車代・コンビニ領収書等)は手動で追加入力します。日常的に週1〜2回程度確認する習慣をつけることで、確定申告直前に慌てずに済みます。

ステップ3:確定申告書類の作成

1年間の帳簿が揃ったら、freeeの「確定申告」メニューから書類作成を開始します。氏名・住所・所得控除(医療費・社会保険料・配偶者控除等)などを画面の質問に沿って入力すると、申告書類(青色申告決算書・確定申告書B等)が自動で生成されます。

ステップ4:電子申告(e-Tax)または紙で提出

freeeからe-Taxで直接電子申告できます。マイナンバーカードとICカードリーダーが必要です。用意できない場合はPDFで書類を印刷して税務署に郵送・持参する方法も選択できます。2026年の確定申告期間は2月16日〜3月16日です。

Renueの「プロの商売をする」GL × freee活用術

弊社Renueの社内ガイドラインでは、「支払いの対価を必ず提供する」「ジュニアの時から契約実務や報酬設計に参画し、プロジェクト設計の経験を積む」という「プロの商売をする」原則を重視しています。

個人事業主・フリーランスとして「プロの商売をする」ための最低条件は、自分の売上・費用・利益を正確に把握することです。freeeはその基盤を作るツールです。

  • 売上の可視化:freeeの請求書機能で「誰にいくら請求したか」「入金されたか」を記録し、売掛金の漏れをゼロにする
  • 費用の正確な記録:経費として計上できる支出(通信費・消耗品・交通費等)をもれなく登録し、適正な節税を実現する
  • 報酬設計の根拠を持つ:freeeのP/L(損益計算書)を見ることで「年間の売上・費用・利益」を把握し、来期の報酬単価設定の根拠にする

「プロとして仕事をする」とは、自分のお金の動きを正確に管理し、適正な税金を納め、持続可能な事業を運営することです。freeeを使いこなすことは、その第一歩です。

freee vs マネーフォワード vs 弥生:比較表

項目 freee マネーフォワード クラウド会計 弥生会計
初心者向け ◎(直感的UI) △(仕訳の知識推奨) △(従来型操作)
市場シェア 24%(2位) 14.3%(3位) 55.4%(1位)
外部サービス連携数 標準的 ◎(3,000以上) 標準的
サポート体制 ◎(チャットサポート充実) 標準的 ◎(充実プランあり)
向いているユーザー 経理初心者・フリーランス 連携ツールが多い企業 従来ユーザー・会計相談重視

経理知識がなく初めてクラウド会計を使う個人事業主ならfreeeが最も取り組みやすい選択肢です。すでに他のマネーフォワード製品を使っている場合はマネーフォワードとの統合メリットがあり、弥生ユーザーからの移行なら弥生クラウドがスムーズです(MM総研調査・各社公式情報を参考に整理)。

よくある質問(FAQ)

Q1. freeeは完全初心者でも使えますか?

はい。freeeはUI/UXが直感的で、会計の専門知識がなくても利用できる設計になっています。チャットサポートも充実しており、操作に困った際に問い合わせ対応を受けられます。

Q2. 青色申告をするにはどのプランが必要ですか?

スターター(980円/月)は白色申告のみ対応です。青色申告(最大65万円の特別控除)を利用するにはスタンダード以上のプランが必要です(freee公式サイト)。

Q3. 口座連携できない銀行はありますか?

一部の地方銀行や信用組合など、連携に対応していない金融機関が存在します。その場合は通帳から手動で取引を入力するか、CSVファイルをインポートする方法で対応できます。

Q4. スマートフォンだけで使えますか?

freeeにはiOS・Android向けアプリがあり、経費のレシート撮影・取引確認・請求書確認などはスマートフォンから行えます。確定申告書の作成・電子申告はPCのWebブラウザ版が便利です。

Q5. 途中からfreeeに乗り換えることはできますか?

はい。年度の途中からfreeeに移行する場合は「前期繰越残高」を正確に入力する必要があります。前の会計ソフトのCSVデータをインポートする機能もあるため、公式ヘルプを参照しながら対応できます。

freeeを使いこなして、事業の数字管理を仕組み化したい方へ

Renueは、freee・マネーフォワード・弥生などのクラウド会計ツールの導入支援から、帳簿・経費・請求書の業務フロー設計まで支援しています。「経理業務をもっとスリムにしたい」「確定申告に毎年苦労している」という個人事業主・法人の方はお気軽にご相談ください。

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