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EDR(Endpoint Detection and Response)とは?仕組み・EPPとの違い・主要製品比較をわかりやすく解説【2026年版】

2026/5/8

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EDR(Endpoint Detection and Response)の仕組み・EPPとの違い・主要製品比較を解説【2026年版】

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EDR(Endpoint Detection and Response)とは?仕組み・EPPとの違い・主要製品比較をわかりやすく解説【2026年版】

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株式会社renue

2026/5/8 公開

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EDRとは?

EDR(Endpoint Detection and Response)とは、PC、サーバー、スマートフォンなどのエンドポイント端末を常時監視し、サイバー攻撃の検知・分析・対応を行うセキュリティソリューションです。従来のウイルス対策ソフト(EPP)がマルウェアの「侵入を防ぐ」ことに重点を置くのに対し、EDRは「侵入された後の検知と対応」に重点を置いています。

2026年現在、ランサムウェアや標的型攻撃の高度化により、マルウェアの侵入を100%防ぐことは不可能とされています。EDRは「侵入されることを前提に、被害を最小限に食い止める」という現代のセキュリティ思想の中核をなす技術です(トレンドマイクロ)。

EDRの仕組み:検知→分析→対応の3ステップ

1. 検知(Detection)

EDRはエンドポイント端末上のすべての挙動(ファイル操作、プロセス起動、レジストリ変更、ネットワーク通信など)をリアルタイムで監視・記録します。AIや機械学習を活用して正常な挙動パターンを学習し、異常な挙動を自動的に検知します。

2. 分析(Investigation)

検知されたアラートに対して、攻撃の経路(どこから侵入し、何をしたか)を時系列で可視化します。攻撃のスコープ(影響範囲)を特定し、根本原因の分析を支援します。

3. 対応(Response)

感染端末のネットワーク隔離、悪意あるプロセスの強制終了、ファイルの削除・隔離など、被害拡大を防ぐための対応を実行します。自動対応と手動対応の組み合わせで運用されます(Microsoft)。

EDRとEPPの違い

項目EPP(Endpoint Protection Platform)EDR(Endpoint Detection and Response)
主な目的マルウェアの侵入防止侵入後の検知と対応
手法パターンマッチング、振る舞い検知AIによる異常検知、ログ分析、インシデント対応
対象既知のマルウェア中心未知の攻撃、ゼロデイ、ファイルレス攻撃にも対応
可視性限定的エンドポイントの全挙動をログ化・可視化
対応機能ブロック・隔離隔離+根本原因分析+フォレンジック

現在のベストプラクティスはEPPとEDRの併用です。EPPで既知の脅威を防ぎ、すり抜けた未知の脅威をEDRで検知・対応する多層防御が推奨されます(NTTPC)。

EDRとXDRの違い

XDR(Extended Detection and Response)は、EDRの対象をエンドポイントに限定せず、ネットワーク、メール、クラウド、IDなど複数のセキュリティレイヤーを横断的に統合して検知・対応するソリューションです。EDRがエンドポイントの深い可視性を提供するのに対し、XDRは組織全体のセキュリティ状況を統合的に把握できます。

主要EDR製品比較(2026年版)

製品特徴導入規模
CrowdStrike Falconクラウドネイティブ、AI検知の精度が高い、軽量エージェント中〜大企業
Microsoft Defender for EndpointM365連携、コストパフォーマンスが高いM365利用企業
Trend Vision One日本語サポート充実、XDR統合型全規模
Cybereason EDR日本市場シェア高い、AIエンジンによるリアルタイム検知中〜大企業
SentinelOne Singularity自律型AI対応、自動修復機能中〜大企業
Sophos Intercept XディープラーニングAI、マネージドサービス付き中小〜中堅

EDR導入のポイント

運用体制の確保が最重要

EDRは「導入して終わり」ではなく、検知されたアラートを分析・対応する運用が必要です。社内にSOC(セキュリティオペレーションセンター)を構築するか、マネージドEDR(MDR)サービスを利用してアウトソーシングするかを検討しましょう。

既存環境との統合

SIEM、ファイアウォール、クラウドセキュリティなど既存のセキュリティツールとのAPI連携・ログ統合が可能かを確認します。

よくある質問(FAQ)

Q. EDRは中小企業にも必要ですか?

はい。ランサムウェアの標的は大企業に限りません。サプライチェーン攻撃により、中小企業が侵入経路として狙われるケースが増加しています。マネージドEDR(MDR)サービスを利用すれば、社内にSOCを持たなくても運用可能です(ASSIROBO)。

Q. EDRの導入コストは?

1端末あたり月額500〜2,000円が一般的です。100端末の場合、月額5〜20万円程度です。MDRサービスを利用する場合は追加費用が発生します。

Q. ウイルス対策ソフトがあればEDRは不要ですか?

いいえ。ウイルス対策ソフト(EPP)は既知の脅威への防御に有効ですが、ファイルレス攻撃やゼロデイ攻撃には対応しきれません。EPPとEDRの併用が現代のセキュリティのベストプラクティスです。

まとめ

EDR(Endpoint Detection and Response)は、エンドポイントの挙動を常時監視し、サイバー攻撃の検知・分析・対応を行うセキュリティソリューションです。「侵入されることを前提に被害を最小限に食い止める」という現代のセキュリティ思想の中核であり、EPPとの併用が推奨されます。


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FAQ

よくある質問

EDR(Endpoint Detection and Response)はPC・サーバー・スマートフォン等のエンドポイント端末を常時監視し、サイバー攻撃の検知・分析・対応を行うセキュリティソリューションです。従来のEPP(ウイルス対策ソフト)が侵入を防ぐのに対し、EDRは侵入後の検知・対応に焦点を当てます。

EPPは既知のマルウェアのシグネチャに基づいて侵入を防止する事前防御。EDRは端末の挙動を常時監視し、未知の攻撃や内部不正も含む異常を検知して対応する事後検知・対応です。現代のサイバー攻撃はEPPをすり抜けるケースが多く、EPP+EDRの併用が標準構成です。

リアルタイムの端末監視(プロセス・ファイル・ネットワーク通信のログ記録)、異常検知(AIによる不審な挙動の自動検出)、脅威の調査・分析(タイムライン表示・根本原因の特定)、対応(感染端末の隔離・プロセスの停止)、フォレンジック(インシデント後の詳細調査)が主な機能です。

CrowdStrike Falcon(クラウドネイティブ・最も評価が高い)、Microsoft Defender for Endpoint(Microsoft 365統合・コスト効率)、SentinelOne(自動対応に強い)、Palo Alto Cortex XDR(ネットワーク×エンドポイントの統合)、Carbon Black(VMware統合)が代表的です。

SOC(Security Operations Center)またはMDR(Managed Detection and Response)サービスとの連携(アラート対応の体制確保)、既存のEPP・ファイアウォールとの統合、全端末への導入(PC・サーバー・モバイル)、インシデント対応手順の整備が導入ポイントです。中小企業はMDRサービスの利用で運用負荷を軽減できます。

XDR(Extended Detection and Response:エンドポイント×ネットワーク×クラウドの統合監視)への進化、AIによる自動対応の高度化、ゼロトラストアーキテクチャとの統合、クラウドワークロード(コンテナ・サーバーレス)の監視対応拡大が主要トレンドです。

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