renue

ARTICLE

ビジネスチャット比較|Slack・Teams・Chatwork・LINE WORKS おすすめと選び方【2026年版】

公開日: 2026/4/1

ビジネスチャットとは?

ビジネスチャットとは、業務でのコミュニケーションに特化したメッセージングツールです。メールと比較して「リアルタイム性」「グループ共有の容易さ」「ファイル共有」「他ツール連携」に優れ、2026年現在ほぼ全ての企業で導入されています。

2026年の市場シェアはMicrosoft Teams(67.8%)が圧倒的1位で、Google Chat(7.8%)、Slack(7.5%)、LINE WORKS(4.9%)、Chatwork(2.3%)と続いています。AI機能(メッセージ要約・検索・自動応答)の搭載が標準になり、単なるチャットから「AI搭載のコミュニケーションハブ」へと進化しています。

主要ビジネスチャット5社比較表

比較項目SlackTeamsChatworkLINE WORKSGoogle Chat
シェア7.5%67.8%2.3%4.9%7.8%
無料プラン90日間の履歴M365に含む100ID・制限あり30IDWorkspaceに含む
有料プラン月額925円/人〜月額750円/人〜月額700円/人〜月額450円/人〜月額680円/人〜
AI機能Slack AI(要約・検索)CopilotなしAiNote連携Gemini
外部連携2,600以上のアプリM365完全統合限定的LINE互換Workspace統合
ビデオ通話HuddlesTeams会議Chatwork Live対応Google Meet
タスク管理ワークフローPlanner連携搭載搭載Spaces内タスク
日本語サポート対応対応国産・充実国産・充実対応
強み拡張性・エンジニア人気M365統合・シェア1位シンプル・国産LINE感覚・導入容易Workspace統合

各ツールの詳細解説

Slack(スラック)

エンジニア・IT企業を中心に圧倒的な人気を誇るビジネスチャット。2,600以上の外部アプリ連携とカスタマイズ性の高さが最大の強みです。2025年からSlack AI(チャンネル要約・AI検索)が全有料プランに標準搭載。

  • 向いている企業:IT/スタートアップ、外部ツール連携を重視する企業、エンジニアが多い組織
  • AI機能:チャンネル要約、AI検索、ワークフローAI(全て追加費用なし)

Microsoft Teams(チームズ)

世界シェアNo.1のビジネスチャット。Microsoft 365との完全統合により、チャット→ビデオ会議→Word/Excel共同編集→タスク管理がTeams内で完結。大企業の標準コミュニケーション基盤です。

  • 向いている企業:Microsoft 365導入済みの企業、大企業、グローバル企業
  • AI機能:Copilot(チャット要約・会議サマリー・ドキュメント連携。月額4,500円の追加費用)

Chatwork(チャットワーク)

37万6,000社が導入する国産ビジネスチャット。シンプルなUIとタスク管理機能の内蔵が特徴。ITリテラシーが高くない組織でも導入しやすく、中小企業に人気です。

  • 向いている企業:中小企業、非IT企業、シンプルさ重視、日本語サポート重視
  • AI機能:現時点で限定的

LINE WORKS(ラインワークス)

LINEのビジネス版。LINEと同じ操作感で使えるため、導入教育がほぼ不要。導入社数35万社。店舗スタッフやパートタイム従業員が多い業種(飲食・小売・介護等)で特に人気。

  • 向いている企業:店舗ビジネス、ITリテラシーが低い組織、外部のLINEユーザーと連携したい企業
  • AI機能:AiNote(AI議事録)との連携

Google Chat

Google Workspaceに含まれるビジネスチャット。Gmail・ドキュメント・カレンダーとシームレスに連携。Gemini AIによるメッセージ要約機能も搭載。

  • 向いている企業:Google Workspace導入済みの企業
  • AI機能:Gemini(メッセージ要約・検索。Workspaceに含む)

選び方の決定フロー

  • Microsoft 365を使っている→ Teams
  • Google Workspaceを使っている→ Google Chat
  • 外部ツール連携・拡張性を重視→ Slack
  • 中小企業でシンプルに使いたい→ Chatwork
  • 店舗スタッフ・ITリテラシー低い組織→ LINE WORKS
  • コスト最小化→ LINE WORKS(月額450円〜)or Chatwork(月額700円〜)

ビジネスチャット導入の注意点

  • 「チャット疲れ」対策:通知の設定ルール(営業時間外はOFFなど)を組織で統一
  • 情報の散逸防止:重要な決定事項はチャットだけでなく、ドキュメントやタスク管理に記録
  • セキュリティ:外部共有の範囲、ファイルのアクセス権限、退職者のアカウント管理を事前に設計
  • 既読プレッシャー:LINE WORKSの既読機能は便利だが、プレッシャーになる場合も。組織文化に合った設定を

2026年のトレンド:AIチャットボットとの統合

2026年、ビジネスチャット内にAIチャットボットを統合する動きが加速しています。社内FAQボット、経費精算ボット、予約管理ボットなど、従来は別システムで行っていた業務がチャット上で完結するようになっています。

Slackのワークフロービルダー、Teamsのbots framework、LINE WORKSのBot API等を活用し、AI(ChatGPT/Claude API)と連携したカスタムボットの構築も一般的になっています。

まとめ

ビジネスチャットは2026年、Teams(シェア67.8%)が圧倒的だが、Slack(拡張性)、Chatwork(シンプル)、LINE WORKS(導入容易)、Google Chat(Workspace統合)がそれぞれの強みで棲み分けています。選び方は「自社のグループウェア」を軸に判断するのが最もシンプル。AI機能は全ツールに搭載済みで、チャット上でのAIボット活用が今後さらに拡大します。