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バックオフィスSaaS選定ガイド|会計・経費・請求書・勤怠のツール比較と選び方【2026年版】

公開日: 2026/3/30

バックオフィスSaaSの全体像からfreee・マネーフォワード・バクラクの比較、統合型vs個別最適型の選び方、API連携のポイントまで解説します。

バックオフィスSaaSとは?経理・人事・労務をクラウドで効率化

バックオフィスSaaSとは、会計・経費精算・請求書管理・勤怠管理・給与計算などの管理業務をクラウド上で効率化するソフトウェアの総称です。紙やExcelベースの業務をSaaSに置き換えることで、入力工数の削減・ミスの防止・リアルタイムな経営データの把握を実現します。

renueでもfreee(会計・請求書)とバクラク(請求書受取・経費精算・電子帳簿保存)を併用し、バックオフィス業務のデジタル化を実践しています。

バックオフィスSaaSの領域マップ

領域主な機能代表的なSaaS
会計仕訳、決算、財務諸表、税務申告freee会計、マネーフォワードクラウド会計
請求書発行請求書の作成・送付・入金管理freee請求書、マネーフォワード請求書
請求書受取受領した請求書のOCR読み取り・仕訳バクラク請求書受取、Bill One
経費精算経費申請・承認・精算バクラク経費精算、楽楽精算、freee経費精算
勤怠管理出退勤記録・残業管理・有給管理freee勤怠、KING OF TIME、ジョブカン
給与計算給与計算・明細発行・社会保険freee人事労務、マネーフォワード給与
電子帳簿保存電帳法対応のデータ保存・検索バクラク電子帳簿保存、freee
電子契約契約書の電子締結クラウドサイン、DocuSign、GMOサイン

主要3社の比較|freee vs マネーフォワード vs バクラク

項目freeeマネーフォワードバクラク
提供元フリー株式会社マネーフォワードLayerX
強みオールインワン統合型個別製品の深い機能請求書処理のAI-OCR
会計×(会計機能なし)
請求書発行
請求書受取◎(AI-OCR最強)
経費精算
勤怠・給与×
電子帳簿保存
API連携◎(豊富なAPI)
価格帯月額2,000〜40,000円月額3,000〜60,000円月額10,000〜50,000円
適した企業スタートアップ〜中小中小〜中堅請求書処理を重視する企業

統合型 vs ベストオブブリード型

アプローチ内容メリットデメリット
統合型1社のSaaSで会計〜勤怠まで一括カバーデータ連携が自然、管理が楽各機能の深さが専門ツールに劣る場合
ベストオブブリード型領域ごとに最適なSaaSを個別選定各領域で最高品質のツールツール間連携の設計が必要

renueではfreee(会計・請求書発行・勤怠)をベースに、バクラク(請求書受取・経費精算・電子帳簿保存)を組み合わせるベストオブブリード型を採用しています。さらに自社開発の請求書管理機能でPDF生成→Gmail送付→freee取引作成を自動化し、ツール間の連携をAPI経由で実現しています。

SaaS選定の7つの判断基準

基準確認ポイント
業務カバー範囲自社に必要な業務領域をカバーしているか
使いやすさ経理担当者(非IT)が直感的に操作できるか
API連携他ツールとのAPI連携が豊富か(特に銀行連携・会計連携)
法令対応インボイス制度・電子帳簿保存法に対応しているか
コスト月額費用×ユーザー数のTCOが予算内か
サポート導入支援・チャットサポート・ヘルプコンテンツの充実度
拡張性事業成長に合わせてプランやモジュールを追加できるか

バックオフィスDXの段階的進め方

  1. 会計ソフトのクラウド化から始める(最もインパクトが大きい)
  2. 請求書の電子化でインボイス制度・電帳法に対応
  3. 経費精算のデジタル化で紙の領収書処理を廃止
  4. 勤怠・給与のクラウド化で労務管理を自動化
  5. API連携でデータの自動連携を構築し、二重入力を排除

AI活用によるバックオフィスの進化

AI活用内容効果
AI-OCR請求書・領収書の自動読み取り手入力工数90%削減
自動仕訳取引内容からAIが勘定科目を自動判定仕訳精度99%、経理の負担大幅軽減
異常検知経費の不正パターンをAIが自動検出内部統制の強化
キャッシュフロー予測過去データからAIが資金繰りを予測経営判断の迅速化

よくある質問(FAQ)

Q. freeeとマネーフォワード、どちらを選ぶべき?

1つのツールで会計〜勤怠まで一括管理したいならfreee、各業務で最も深い機能を求めるならマネーフォワードが適しています。従業員10名以下のスタートアップはfreeeのシンプルさが、30名以上の中堅企業はマネーフォワードの柔軟性が活きるケースが多いです。どちらも無料トライアルがあるため、実際に触って比較しましょう。

Q. バクラクは会計ソフトなしで使えますか?

はい。バクラクは請求書受取・経費精算・電子帳簿保存に特化したツールで、会計機能は持っていません。freeeやマネーフォワードと連携して使うことが前提です。特に請求書のAI-OCR精度が業界最高水準で、大量の請求書を受領する企業に最適です。

Q. SaaSの乗り換えは大変ですか?

データ移行が最大のハードルです。会計データの移行は年度の切り替わり(4月or1月)に合わせるのがスムーズです。多くのSaaSはCSVインポート機能があり、移行支援サービスを提供しているベンダーもあります。乗り換えコストを考慮して、最初のSaaS選定を慎重に行うことが重要です。

まとめ:バックオフィスSaaSで経営のスピードを上げる

バックオフィスSaaSは、経理・人事・労務の効率化にとどまらず、リアルタイムな経営データの把握と迅速な意思決定を可能にする経営基盤です。freee、マネーフォワード、バクラクなどのツールを自社の規模・業務に合わせて選定し、API連携で一気通貫のデータフローを構築しましょう。


株式会社renueでは、バックオフィスDXやAIを活用した業務効率化を支援しています。SaaS選定や業務自動化にご関心のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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