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経理DXとは?業務効率化の進め方・ツール・電子帳簿保存法対応をわかりやすく解説【2026年版】

公開日: 2026/4/1

経理DXとは?

経理DXとは、経理業務にデジタル技術を導入し、伝票処理・仕訳・請求書管理・決算業務を自動化・効率化する取り組みです。紙の帳票や手作業のExcel管理から脱却し、クラウド会計ソフト、AI-OCR、RPAなどを活用してペーパーレス化とリアルタイム経営管理を実現します。

2026年現在、電子帳簿保存法の完全義務化やインボイス制度の定着により、経理DXは「やるべきか」ではなく「どう進めるか」のフェーズに移行しています(Bill One)。

経理DXで効率化できる5つの業務

業務DX前DX後
請求書処理紙の請求書を手入力で仕訳→ファイリングAI-OCRが自動読取り→クラウド会計に自動仕訳→電子保存
経費精算紙の申請書→上長の押印→経理の手入力スマホで領収書撮影→AIが自動入力→オンライン承認
入金消込通帳を確認→売掛金と手動照合ネットバンキング自動連携→AIが自動照合・消込
月次決算Excelで手動集計→数日かけて確定クラウド会計でリアルタイム集計→翌営業日に確定
帳簿保存紙の帳簿を7年間物理保管電子帳簿保存法対応システムで電子保存→検索・閲覧が即座

経理DXの進め方(5ステップ)

ステップ1:現状の業務を棚卸しする

経理部門の全業務を一覧化し、手作業・紙・Excelに依存している業務を特定します。

ステップ2:優先順位を決める

法令対応(電子帳簿保存法、インボイス制度)が最優先。次に工数が大きく自動化効果が高い業務(請求書処理、経費精算)から着手します。

ステップ3:ツールを選定・導入する

クラウド会計ソフト、経費精算システム、請求書受領サービスなど、自社の規模と課題に合ったツールを選定します。

ステップ4:運用ルールを整備する

ツール導入だけでは不十分です。申請・承認フロー、データの命名規則、保存ルールを明文化し、全社に周知します。

ステップ5:効果測定と改善

処理時間、エラー率、決算早期化の度合いを数値で把握し、PDCAサイクルで継続改善します(TWOSTONE)。

経理DXで活用するツール

カテゴリ代表的なツール主な機能
クラウド会計freee、マネーフォワード クラウド自動仕訳、銀行連携、決算書作成
経費精算楽楽精算、TOKIUMスマホ撮影→自動入力、オンライン承認
請求書受領Bill One、invox請求書の受領→データ化→仕訳→保存を一元管理
AI-OCRSmartRead、ABBYY紙帳票の自動読取り・データ化
RPAUiPath、BizRobo!繰り返しのPC操作を自動実行
電子帳簿保存Box、Google Drive(要件対応)電子帳簿保存法の要件を満たした文書保管

電子帳簿保存法への対応

2024年1月から電子取引データの電子保存が完全義務化されました。メールやWebで受け取った請求書・領収書は紙に印刷して保管するのではなく、電子データのまま保存する必要があります。

電子保存の要件

  • 検索機能の確保:日付、金額、取引先で検索可能であること
  • タイムスタンプ:データの改ざんを防止する仕組み
  • 事務処理規程の整備:電子データの管理ルールを文書化

アスピック

よくある質問(FAQ)

Q. 経理DXの費用はどのくらいですか?

クラウド会計ソフトは月額数千円〜、経費精算システムは月額数万円〜で始められます。中小企業であれば月額合計数万円程度から経理DXをスタートできます。IT導入補助金の活用も可能です。

Q. 経理DXで経理部門の人員は減りますか?

定型業務の自動化により必要人員は最適化されますが、経理部門が不要になることはありません。むしろ空いた時間で経営分析や予算管理など付加価値の高い業務にシフトできます(SuperStream)。

まとめ

経理DXは、請求書処理・経費精算・入金消込・月次決算・帳簿保存の自動化により、経理業務の効率化とペーパーレス化を実現します。電子帳簿保存法・インボイス制度への対応が必須となった2026年、クラウド会計・AI-OCR・RPAを組み合わせた経理DXは全ての企業にとって急務です。


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