株式会社renue
renueについて
renueは、AIで業務を実装する会社です
AIコンサルティングから図面AI・広告運用エージェント・コールセンターAIまで、実際に動いているサービスをご覧いただけます。renueが何をしている会社か、まずはサービス一覧からご確認ください。
AI副業は、文章、画像、動画、翻訳、開発等の仕事でAIを補助に使い、本業とは別の収入を得る働き方です。AIを使うことだけで受注や収入が決まるわけではありません。本記事では2026年10月24日時点の公的機関・取引プラットフォームの説明を基に、仕事の選び方、売上と費用・時間の試算、受注条件と税・勤務先の確認点を整理します。
AI副業のジャンルは、自分が品質を確認できる仕事から選ぶ
最初に考えるのは、どのAIツールを契約するかだけでなく、誰へどの成果物を提供できるかです。文章を生成できても、取材した事実の確認や、商品に合った表現、指定された形式への編集ができるとは限りません。AIが担当する工程と、自分が確認・修正する工程を分け、納品した後の質問にも対応できる範囲を選びます。
| 仕事の例 | AIを使う工程の例 | 人が確認する点 |
|---|---|---|
| 文章作成・編集 | 構成案、下書き、表現の候補 | 出典、事実、読み手、依頼の目的と表記 |
| 画像・デザイン | 構図や素材の試作 | 用途、寸法、文字、権利、修正と納品形式 |
| 動画制作 | 素材生成、文字起こし、字幕案 | 内容、映像と音声の整合、編集、利用条件 |
| 翻訳・校正 | 訳文や修正候補 | 原文の意味、専門用語、対象言語の自然さ |
| 開発・業務支援 | コードや処理方法の候補 | 要件、動作、権限、保守と受け渡し |
| 教材・テンプレート販売 | 説明や記入例の試作 | 対象者の需要、正確性、販売形式と更新対応 |
表は本記事の分類例です。ジャンルごとの月収相場や難易度ランキングを示すものではありません。同じ文章作成でも、専門資料の裏取りが必要な案件と、確認済みの商品情報を整える案件では、必要な知識や作業が違います。自分が内容の良否を判別できない分野を、AIが答えられるという理由だけで受けないようにします。
実際に求められる成果物を、小さく試作する
公開してよい自作の題材で、依頼の想定に近い成果物を作ってみます。生成にかかった時間だけでなく、調べ直した箇所、手で直した箇所、最終確認の時間を記録します。希望する形式で書き出せるか、ほかの人が開けるかも確認します。受注前の試作を、実在する顧客の有償案件や納品実績として紹介しないことも大切です。
画像や動画では、単発の生成結果と、編集を終えた納品物を区別します。動画の方式や制作費用を比較する際は、AI動画生成の仕様と制作・評価の進め方も参考になります。対象モデルや契約でできることを確認し、自分の試作の品質と必要時間を基に、提供する範囲を絞りましょう。画像制作でローカル環境やモデルを選ぶ場合は、Stable Diffusionの導入と利用条件も確認できます。
月5万円を考えるときは、売上・支出・総作業時間を分ける
「月5万円」という目標でも、売上が5万円なのか、費用を引いて残したい金額なのかで必要な受注が変わります。初心者が共通の期間で達成できる収入として扱わず、単価、件数、修正範囲、費用と確保できる時間を置いて試算します。次の数値は本記事の仮定であり、取引プラットフォームの現在の料金や実際の受注実績ではありません。
仮定の計算例:売上5万円は、そのまま残る金額ではない
| 項目 | 仮定した条件と計算 |
|---|---|
| 売上 | 1件5,000円×10件=50,000円 |
| 販売・決済等の手数料 | 合計5,000円と仮定 |
| 当月のツール等の支出 | 合計3,000円と仮定 |
| 上記支出を差し引いた金額 | 50,000−5,000−3,000=42,000円 |
| 総作業時間 | 営業・連絡10時間+制作20時間+確認・修正8時間+事務2時間=40時間 |
| 総時間で割った金額 | 42,000円÷40時間=1時間当たり1,050円 |
この例は税金・社会保険料、源泉徴収や入金時期の違い等を考慮していません。税務上の所得や手取り額を確定する計算でもありません。自分の作業時間を金額の比較に使うことと、その時間が必要経費になるかという税務上の判断も分けます。実際の手数料は、利用サービス、契約、報酬額等の条件を公式案内で確認してください。
同じ売上でも修正が増えれば、使える時間の余裕が減ります。逆に、AIで下書きが早くできても、営業や確認、顧客との連絡が変わらなければ、全体の時間が同じだけ減るとは限りません。受注できなかった応募や、納品後の問い合わせも含めて記録すると、次の見積もりを現実に合わせやすくなります。
無料枠と、有料の追加機能・素材・機器の費用を分ける
無料のツールでも、必要な機能、出力形式、利用回数、商用利用の条件が案件に合うかは確認が必要です。月額契約に加え、生成の追加利用、素材、保存、端末や通信、販売手数料等の支出を洗い出します。契約期間や解約・更新条件を確認し、受注前から多くの有料契約を持つことを前提にしません。
継続するかを考える際は、実際に受け取った報酬、支出、総時間、修正の理由を振り返ります。価格だけでなく、提供範囲や納期、確認方法を変える選択肢もあります。目的と比較対象、時間と現金支出を区別して評価する考え方は、費用対効果と計算例でも整理しています。高い売上だけを、利益や継続性の証明にはしないようにします。
受注前に、AI利用・納品基準・修正と権利の条件を確認する
案件を探すときは、報酬だけでなく、依頼内容、納期、納品形式、検収、支払条件と修正範囲を確認します。AIを利用してよい工程、利用できるツール、入力できる情報も合意します。発注者がAI利用を認めていない場合に、生成結果を加工して隠すことを、受注の方法として考えないようにします。
クラウドワークスのAIポリシーは、AI利用を一律には禁止せず受発注者間の取り決めに委ねる一方、利用可否の事前確認、合意した品質基準、機密情報等の扱いを求めています。プラットフォームでAIが使えることと、個別案件で使えることは別です。応募時と契約時に、明示された条件を確認します。
海外サービスでも、Upworkの公式ヘルプは、生成AIの利用を事前に伝え、発注者が禁止していないか確認することを推奨しています。ただし、海外の規約や外国語の記事を、日本の税制・労務・著作権上の条件へそのまま当てはめることはできません。
ツールの利用条件と、生成物を納品・販売する条件を分ける
商用利用できるツールで作成しても、入力した資料や素材、既存作品との関係、依頼主へ約束する権利の範囲まで確認済みにはなりません。文化庁のAIと著作権に関するチェックリスト&ガイダンスは、利用規約、生成と利用の段階、既存作品との類似の確認、生成過程の記録等を分けて説明しています。生成物のすべてに同じ権利が生じるとも、AIで作れば自由に販売できるとも決めつけず、案件に合う確認を行います。
顧客から受け取った文書、画像、個人情報を、許可なく外部AIへ入力しないようにします。納品先や共有範囲、保存・削除の条件も決めます。ファイルの共有リンクで渡す場合は、OneDriveの共有権限の確認のように、誰が閲覧・編集できるかを点検してください。AIへの入力許可と、ファイルを相手へ渡す許可は別に確認します。
契約した後も、確認済みの内容と未決事項を記録し、追加作業が発生したら、費用や納期への影響を相談します。納品連絡では、資料名、版、確認対象と返答を求める期限を明確にします。複数の関係者へ共有する際は、CCメールの書き方と返信先の確認も参照できます。
勤務先のルールと税の申告を、働き方に合わせて確認する
会社員が副業を始める場合は、本業の労働契約、就業規則、届出等の手続きを先に確認します。厚生労働省の副業・兼業の説明も、勤務先のルールに沿う選択と、業務量・時間・健康状態の管理を挙げています。勤務先の資料や顧客情報を私的な受注へ持ち出すこと、本業の時間を使うことを前提にしません。
副業には、別の会社へ雇用される形と、業務委託や自分で販売する形があります。報酬が給与なのか、別の所得に当たるのかを分け、労働時間や保険、税について同じ取り扱いになると考えないようにします。住民税の納付方法だけで、勤務先に伝わらないと保証することもできません。必要な届出と、無理なく続けられる時間を確認します。
「20万円」は、すべての人の申告不要ラインではない
国税庁の給与所得者の確定申告の説明は、給与を受ける箇所、源泉徴収、給与収入と給与以外の所得等で場合を分けています。例えば、給与収入が2,000万円以下で、一か所からの給与について源泉徴収・年末調整が行われ、給与・退職所得以外の所得の合計が20万円以下なら、原則として所得税の確定申告を要しないという条件があります。副業の売上だけを20万円と比べる説明にはしません。
さらに、国税庁の還付申告についての回答では、医療費控除等で確定申告を行う場合、上の条件で20万円以下だった所得も併せて申告すると説明しています。申告の要否と、申告を行う場合に含める所得を区別し、対象年の案内と自分の状況に沿って確認します。
住民税は別に確認します。さいたま市の2026年4月更新の説明は、所得税の確定申告をしない場合にも原則として住民税の申告が必要とし、給与の支払報告がある場合等の扱いも示しています。所得税の確定申告をすれば原則として住民税の再申告が不要となることも含め、居住する自治体へ自分の条件を確認してください。
最初から残しておく記録
案件ごとに、契約とAI利用の合意、売上と入金、手数料、ツール等の支出、納品物の版、確認・修正の履歴を残します。必要経費や所得区分を判断する際の資料と、仕事を続けるかを考える時間の記録は、目的を分けて整理します。自分で確かめられない申告条件は税務署や自治体等の窓口で確認し、数字を記録してから、次の受注範囲と見積もりを見直しましょう。

