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VLOOKUPの使い方|基本から応用まで・エラー対処・XLOOKUPとの違いをわかりやすく解説

2026/4/9

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VLOOKUPの使い方|基本から応用まで・エラー対処・XLOOKUPとの違いをわかりやすく解説

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株式会社renue

2026/4/9 公開

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VLOOKUPとは?何ができる関数?

VLOOKUP(ブイルックアップ)は、Excelで「表の中から特定の値を検索し、対応するデータを取り出す」関数です。

例えば以下のような場面で使います。

  • 商品コードから商品名や価格を自動表示する
  • 社員番号から氏名や部署名を取得する
  • 顧客IDから連絡先を検索する

VLOOKUPのVは「Vertical(垂直)」の略。表を縦方向に検索するという意味です。

VLOOKUPの基本構文

=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, [検索の型])
引数意味具体例
検索値何を探すか商品コード「A001」
範囲どの表から探すか商品マスタの範囲(A2:D100)
列番号見つけた行の何列目を返すか3(3列目=価格)
検索の型完全一致か近似一致かFALSE(完全一致)※ほぼこれ

【実践】VLOOKUPの基本的な使い方

例:商品コードから商品名を取得する

以下のような商品マスタ(A列〜C列)があるとします。

A列:商品コードB列:商品名C列:価格
A001ノートPC120,000
A002マウス3,500
A003キーボード8,000

E2セルに商品コード「A002」を入力し、F2セルに以下の数式を入れます。

=VLOOKUP(E2, A2:C4, 2, FALSE)

結果:「マウス」が表示されます。

数式の読み方

  • E2:検索値(E2セルの「A002」を探す)
  • A2:C4:この範囲の中から探す
  • 2:見つけた行の2列目(商品名)を返す
  • FALSE:完全一致で検索

検索の型——FALSEとTRUEの違い

意味使用場面
FALSE(または0)完全一致商品コード・社員番号など、一字一句一致するものを探す。実務のほぼ100%はこちら
TRUE(または1)近似一致成績ランク表など、「○点以上→A」のような範囲検索に使う

迷ったらFALSEを使いましょう。TRUEは特殊な用途に限られ、初心者が使うと意図しない結果になりやすいです。

VLOOKUPでよくあるエラーと対処法

#N/Aエラー

最も多いエラー。「検索値が見つからない」という意味です。

原因対処法
検索値のスペルミス・全角半角の違いTRIM関数で余分なスペースを除去。全角半角を統一
検索値が範囲の1列目にない範囲の1列目に検索値が含まれるよう範囲を修正
検索値のデータ型が違う(文字列 vs 数値)VALUE関数で数値に変換、またはTEXT関数で文字列に統一

#N/Aエラーを非表示にしたい場合はIFERROR関数で囲みます。

=IFERROR(VLOOKUP(E2, A2:C4, 2, FALSE), "該当なし")

#REFエラー

列番号が範囲の列数を超えている場合に発生します。例えば、3列しかない範囲で列番号に「4」を指定するとエラーになります。

#VALUE!エラー

列番号に数値以外(文字列など)を指定した場合に発生します。

VLOOKUPの応用テクニック

応用1:別シートのデータを検索する

=VLOOKUP(A2, Sheet2!A:D, 3, FALSE)

「Sheet2」シートのA列〜D列を検索範囲に指定できます。

応用2:ワイルドカードであいまい検索

=VLOOKUP("*ノート*", A2:C100, 2, FALSE)

「*」は任意の文字列を表すワイルドカード。「ノート」を含む商品名を検索できます。

応用3:複数条件で検索する

VLOOKUPは本来1つの検索値しか使えませんが、検索値を結合することで複数条件を実現できます。

=VLOOKUP(A2&B2, 検索範囲, 列番号, FALSE)

検索範囲の1列目にも同様に結合した値を用意しておく必要があります。

応用4:列番号をMATCH関数で自動化する

=VLOOKUP(E2, A2:D100, MATCH("価格", A1:D1, 0), FALSE)

MATCH関数で「価格」列の位置を自動取得。列の並び替えに強い数式になります。

VLOOKUPとXLOOKUPの違い

Excel 2021 / Microsoft 365以降では、VLOOKUPの進化版であるXLOOKUPが使えます。

機能VLOOKUPXLOOKUP
検索方向右方向のみ左右どちらも可
検索列の位置範囲の1列目のみ任意の列
列番号の指定数値で指定(列を追加すると崩れる)戻り値の範囲を直接指定
見つからない場合#N/A(IFERRORで対処)第4引数で代替値を指定可能
デフォルトの検索型TRUE(近似一致)完全一致
対応バージョン全バージョンExcel 2021 / 365以降

XLOOKUPの基本構文

=XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り値範囲, [見つからない場合], [一致モード], [検索モード])

同じ処理の比較

■ VLOOKUP
=VLOOKUP(E2, A2:C100, 2, FALSE)

■ XLOOKUP(同じ結果)
=XLOOKUP(E2, A2:A100, B2:B100)

XLOOKUPのほうがシンプルで、列番号を数える必要がありません。新しいExcelを使っているならXLOOKUPを推奨しますが、他の人と共有するファイルではVLOOKUPのほうが互換性が高いです。

VLOOKUPを使う際の注意点

注意点1:検索値は必ず範囲の1列目に

VLOOKUPは範囲の1列目(左端)しか検索できません。検索したい列が左端にない場合は、列を並び替えるか、XLOOKUPまたはINDEX+MATCH関数を使いましょう。

注意点2:範囲は絶対参照で固定する

数式をコピーする場合、範囲がずれないようF4キーで絶対参照($A$2:$C$100)にしましょう。

注意点3:大量データでは処理が重くなる

数万行を超えるデータでVLOOKUPを多用すると、ファイルが重くなります。INDEX+MATCH関数のほうが処理速度に優れることがあります。

よくある質問

Q. VLOOKUPで左側の列を検索できますか?

VLOOKUPでは不可能です。XLOOKUP、またはINDEX+MATCH関数を使いましょう。

Q. VLOOKUPで複数の結果を返せますか?

VLOOKUPは最初に見つかった1件のみ返します。複数の結果を返すには、FILTER関数(Excel 365)を使います。

Q. VLOOKUPとHLOOKUPの違いは?

VLOOKUPは縦方向(Vertical)に検索、HLOOKUPは横方向(Horizontal)に検索します。通常の表はVLOOKUPで対応できます。

まとめ

  • VLOOKUPは「表から値を検索して取り出す」Excel最頻出の関数
  • 構文は=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, FALSE)。FALSEは完全一致
  • #N/Aエラーは検索値の不一致が原因。IFERRORで非表示にできる
  • 範囲は絶対参照($付き)で固定すること
  • Excel 365を使っているならXLOOKUPへの移行がおすすめ

VLOOKUPを使いこなせると、Excel作業の効率が劇的に上がります。本記事の例を参考に、実務で使ってみてください。

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