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電気図面の記号一覧と読み方|回路記号・接点・シーケンス図とJISの新旧対応【2026年版】

2026/10/24

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電気図面の回路記号とシーケンス図をメーカー原図で解説。新旧JISの確認、実接点とPLC命令の違い、機器・端子の照合と図面AIの検収点を整理します。

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電気図面の記号一覧と読み方|回路記号・接点・シーケンス図とJISの新旧対応【2026年版】

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株式会社renue

2026/10/24 公開

図面AI

図面の読み取りから積算まで、AIで自動化できます

PDF/TIF/紙図面をAIが構造化し、見積の自動生成やCADコード生成による3Dモデル作成まで対応します。renueの図面AIが何をどこまでできるかをご覧ください。

電気図面は、部品の図記号だけでなく、機器番号・端子・配線・動作条件を合わせて読みます。特に、実物の接点とPLCプログラムの接点を同じものとして扱うと、制御の意味を取り違えます。この記事では、メーカーの公式教材と記号の原図を基に、回路図・シーケンス図の基本、JISの新旧対応を確認する方法、AIで図面を読み取る際の検収点を整理します。

電気図面の種類とJIS C 0617の新旧対応

「電気図面」は、電気的な接続、制御の条件、機器の配置や施工上の配線などを表す図面の総称です。同じ機器が別の図面に現れても、描いている目的は異なります。回路図から実物の配線経路を推測したり、配置図だけで制御の成立条件を判断したりせず、必要な図面同士を機器番号や端子で対応付けることから始めます。

図面主に読む情報別の図面・資料で補う情報
回路図部品と電気的な接続関係実装位置、部品型式、端子と配線
シーケンス図・展開接続図接点・コイルなどによる制御条件入出力割付、時間の推移、実機の接続
単線結線図電源・配電系統の概要各線の接続、機器仕様、保護の設定
配線図・端子図配線先、端子、ケーブル等の対応制御上の機能、製品の内部構成
盤内配置図機器・端子台などの配置接続と動作、施工上の詳細条件

電気用図記号の新旧は、一般にJIS C 0301とJIS C 0617シリーズの移行に関する文脈で使われます。電気CADを提供するEplanの公式解説でも、この関係とコイル・ヒューズの例を説明しています。ただし、「新JIS」という呼び方だけで規格の版までは特定できません。使用する部・版、顧客の指定、社内の作図ルール、図面に記載された凡例を確認してください。

旧記号を含む既存図面では、作成年だけを根拠に一括変換しないことが大切です。例えば、抵抗の図記号の形が変わっていても、定数や許容差、機器の識別情報は別に保持する必要があります。変換前後の記号と接続、注記を照合し、判定できなかった箇所を残します。公開された比較表は学習の補助になりますが、現行規格の全文や、個別案件の適合性を証明するものとして使うことはできません。

建物内の照明・コンセント等の配置を読む場合も、制御回路の図記号と同じ表へまとめないようにします。設備の図面はその凡例と標準図、器具表を照合します。関連する略号や設備配置は建築図面の記号一覧、図面全体の役割の違いはCAD図面の種類と読み方で確認できます。記号、機器の識別、実物の製品仕様を分けて読むと、図面間の対応を追いやすくなります。

主な回路記号一覧:形状・極性・部品番号を分けて読む

以下は記号を探すための概形の説明です。線の位置や極性の表示まで文字だけで再現することはできないため、必ず原図を確認します。ナガタ教材の電気部品図記号新旧比較には、実物の形状と新旧の図記号が並んでいます。この資料は歴史的な移行の比較であり、現在の全規格・全種類を網羅した表ではありません。

部品図記号の着眼点併せて読む情報
抵抗器長方形。旧記号の例にはジグザグ線抵抗値、定格、許容差と部品番号
コンデンサ向かい合う線。極性付きは極性の表示も確認容量、耐電圧、極性と部品番号
インダクタ連続する弧など。リレーの操作コイルとは区別定数、磁心等の付加表示と部品番号
ヒューズ長方形を接続方向の線が通る例定格・特性・型式と部品番号
ダイオードカソード側の棒線を含む向きと原図の形アノード・カソード、種類と型式
LEDダイオードの図記号と外向きの発光矢印極性、製品、点灯条件
バイポーラトランジスタベース・コレクタ・エミッタと矢印NPN/PNP、端子の対応と型式

インダクタの原図はサガミエレクの電気用図記号の解説、ヒューズと操作コイルはEplanの比較図で確認できます。「コイル」という言葉が同じでも、受動部品のインダクタと、接点を動かすリレー・接触器の操作部は機能が異なります。形が似た要素をまとめて同じ部品に分類せず、接続先と機器の説明も読みましょう。

トランジスタは東芝のBJTの構造・記号図で、NPNのエミッタの矢印は外向き、PNPは内向きと確認できます。これはBJTの説明で、MOSFET等も同じ図記号という意味ではありません。また、図記号の端子の並びとパッケージの端子配列は区別し、実物の接続は該当製品のデータシートで確認します。

RやCなどの文字を伴う識別子は部品を参照するための情報で、図形そのものとは別です。抵抗の図形が読めても、値・型式や定格が不明なまま代替品を選ぶことはできません。部品表を作る際は、図面上の表記を保存した上で、記号分類、機器番号、型式、定数、出典位置を別項目にします。見えにくい極性表示や小数点を推定で補わず、原図や製品資料へ戻れる形にすることが確認作業を助けます。

a接点・b接点とPLCプログラム上の接点は別に考える

接点の基本は、通常状態と動作時に開閉がどう変わるかを読むことです。リレーメーカーAratasの技術解説では、a接点をメーク、b接点をブレーク、c接点を切替えの接点として説明しています。単安定リレーでは、コイルへ入力したときに接点が動作します。ラッチング型は入力を断っても状態を保持するため、コイル非励磁なら常に同じ位置へ戻ると一般化できません。

対象読む意味照合するもの
実物のa接点(NO)通常は開き、操作・励磁で閉じる接点製品の構造、図面が示す通常状態
実物のb接点(NC)通常は閉じ、操作・励磁で開く接点製品の構造、操作されていない状態
c接点共通端子を介して接続先を切り替える共通端子と接点の構成・動作
PLCのa接点命令参照するビットがONなら条件が成立入力配線と、そのビットの意味
PLCのb接点命令参照するビットがOFFなら条件が成立入力配線と、そのビットの意味

三菱電機「はじめてのシーケンサ」シーケンス図とプログラムの比較には、外部のb接点を使う入力が、プログラムではa接点になる例があります。外部接点が閉じている間は入力がONとなり、そのONを成立条件として使うからです。外部機器の接点種別を、そのまま同じ形の命令に置き換えるのではなく、入力される信号の状態から考えます。

読解のためには、機器が操作されていない状態、操作した状態、入力ビットのON/OFF、プログラム上の条件の成否、出力の状態を分けて表にすると対応が明確になります。この表は期待する動作を整理するもので、実機の試験や安全性の検証を代替するものではありません。停電からの復帰や入力の異常など、通常運転以外に何を確認するかも、対象設備の設計条件に基づいて決めます。

同じリレーのコイルと接点が別の場所に描かれている場合は、機器番号や相互参照を追います。機器番号、端子番号、PLCの入出力アドレスは役割が異なります。形が同じ接点を見つけたという理由だけで同じ機器とみなさず、製品の端子図と入出力表に対応させてください。図面のデータ化でも、この対応を確認してから機器単位へまとめることが必要です。

シーケンス図の読み方と自己保持・タイマーの確認点

最初に、制御電源、図の向き、通常状態、記号の凡例を確認します。三菱電機の「シーケンスの書き方」では、縦書きは母線を上下に配置し、信号・エネルギーの流れを上から下、回路の展開を左から右と説明しています。横書きは母線が左右で、流れは左から右、展開は上から下です。回路が並ぶ方向と、その中の流れを区別します。

電源の極性や接地の表現も原図で確認してください。直流の負極というだけで、保護接地と同一のものとして扱わないことが大切です。線の交差・分岐・接続、ページをまたぐ参照は、凡例と接続先を追って確認します。縮小したPDFで接続点が見えない場合に、交差しているすべての線を接続したり、逆にすべてを非接続と決めたりすると、読み取った回路の意味が変わります。

代表的な機能図面で確認する事項
自己保持始動の条件、保持に使う接点、解除の条件、電源復帰後の扱い
インターロック相互に禁止する動作、禁止条件、機械側を含む構成と異常時の扱い
タイマー動作を開始する条件、設定、オンディレイ/オフディレイ、リセット条件
正逆転各方向の出力、同時動作の防止、停止・切替えに関する設計条件

自己保持は、自分の接点でコイルのON状態を保持する回路として三菱電機の用語解説に示されています。始動した後に何で状態が維持され、どの入力で解除されるかを追います。ただし、自己保持回路があることと、再起動や安全上の条件が満たされることは別です。図面から読める通常動作と、検証すべき条件を分けて整理します。

タイマーは接点の形だけでなく、コイル・動作の起点と接点の関係を読みます。三菱電機の記号一覧も、オンディレイとオフディレイを分けて示しています。シーケンス図は条件のつながりを表すもので、実際の時間の推移をすべて図の左右位置から読み取れるわけではありません。タイミングチャートや仕様書と照合し、入力、保持・解除、出力の順に期待する状態を確認します。

設備の改造や配線変更は、この一覧だけを根拠に進められません。対象製品のマニュアル、既存設備の設計条件、必要な試験と担当者の確認を通じて扱います。図面を整理する段階でも、元図、改訂、変更理由を残し、現行図が分かるようにします。履歴と関連図面の管理は図面管理システムの考え方も参考になります。

電気図面をAIで読み取る際の検収と図面AIの活用

AIで電気図面を扱う場合は、「記号を検出する」「機器を特定する」「接続を復元する」「動作を確認する」を分けて計画します。リレーの接点を検出できても、同じ機器のコイルや端子との対応が誤っていれば、正しい部品表や接続表にはなりません。部品表を作るのか、機器検索をするのか、既存図面の標準化を支援するのかによって、必要な入力と検収の方法が変わります。

  1. 原図をそろえる:回路図、配線・端子図、機器表、入出力表、凡例と改訂を確認します。
  2. 文字と図形を分けて照合する:部品の分類、機器番号、型式、定数、極性等を別項目にします。
  3. 接続を確認する:接続点、線の交差、他ページへの参照、端子と機器番号の対応を追います。
  4. 重複を除く:同じリレーの複数接点や、別図に再掲された機器を別の機器として加算しないようにします。
  5. 未確定を残す:不鮮明な線や文字、新旧記号の対応、図面間の不一致を人が確認します。

検証では、読みやすい図面だけでなく、スキャン、細い線、接点が別ページに分かれる図、旧記号を含む図も対象に選びます。これは検証対象の例であり、特定のAIが対応済みという意味ではありません。機器の見落とし、誤分類、文字の誤読、誤接続を別々に記録すると、単一の「認識率」よりも修正箇所を把握しやすくなります。元図の位置を残し、出力した一覧から原図へ戻れるようにすることを推奨します。

renueの図面AIサービスでは、図面の読み取り・データ化、類似図面検索、積算やCAD業務への活用を案内しています。電気図面の部品表・ネットリスト生成や新旧記号変換を、あらゆる図面で完成済みの標準機能として保証するものではありません。実際の図面と欲しい出力を基に、応用開発の範囲、必要な参照資料、人が確認する箇所を具体化します。

相談時は、代表的な原図、手作業で作成している表、凡例、誤りがあると困る項目、検収方法を用意してください。記号の検索や図面管理から始めるのか、機器・端子の関係まで構造化するのかで、進め方は変わります。電気図面の読み取り・構造化について相談することから、現在の確認作業に合う導入範囲を検討できます。

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FAQ

よくある質問

回路図は電気的な接続関係を、配線図や端子図は実際の接続先や端子等の対応を読み取るために使います。配置図・機器表・入出力表等も、機器番号や端子で対応付けます。

新JISという呼び方だけでは部・版や案件の作図条件を特定できません。図面の適用規格・版、凡例、顧客指定を確認し、公開比較表は学習の補助として使います。

通常状態から操作・励磁で閉じる接点がa接点、開く接点がb接点です。単安定とラッチング等の機能、図面の通常状態と製品仕様を確認します。PLC上の接点命令とは分けて考えます。

そのまま置き換えるとは限りません。外部接点が閉じて入力がONの間に条件を成立させるなら、プログラムではa接点命令を使う例があります。入力配線、入力ビットと条件の対応を確認します。

記号分類に加えて、機器番号・型式・端子・接続点・他ページ参照等の照合が必要です。同じ機器の複数接点を別機器として数えず、未確定箇所を残して原図と出力を検収します。

代表的な原図、凡例、機器表や端子図、手作業で作る表、必要な出力と検収条件を用意してください。図面の読み取り・検索から機器や接続の構造化まで、実際の図面で応用開発の範囲を検討します。

図面AI

図面の読み取りから積算まで、AIで自動化できます

PDF/TIF/紙図面をAIが構造化し、見積の自動生成やCADコード生成による3Dモデル作成まで対応します。renueの図面AIが何をどこまでできるかをご覧ください。

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