株式会社renue
AI導入・DXの悩みをプロに相談してみませんか?
AIやDXに関する悩みがありましたら、お気軽にrenueの無料相談をご利用ください。 renueのAI支援実績、コンサルティングの方針や進め方をご紹介します。
研修報告書とは?作成する目的
研修報告書とは、社内外の研修やセミナーに参加した後に、学んだ内容や所感をまとめて報告する書類です。
研修報告書の目的は主に3つあります。
- 学びの定着:研修内容を文章にまとめることで、学んだことが記憶に定着する
- 組織への知識共有:研修に参加していないメンバーにも学びを還元する
- 研修効果の検証:上司や人事部門が「研修の成果があったか」を確認する材料になる
研修報告書に書くべき必須項目
| 項目 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 提出日 | 報告書の作成日 | 研修終了から3営業日以内が目安 |
| 作成者 | 所属部署・氏名 | — |
| 研修名 | 研修・セミナーの正式名称 | — |
| 主催者・講師 | 主催団体名、講師名 | 外部研修の場合は必須 |
| 開催日時 | 研修の実施日と時間 | 複数日の場合は期間を記載 |
| 開催場所 | 会場名・オンラインの場合はその旨 | — |
| 研修内容 | 研修で学んだ内容の要約 | 項目ごとに箇条書きで簡潔に |
| 所感 | 研修を通じて感じたこと・気づき | 業務への活用方法につなげる |
| 業務への活用計画 | 学んだことをどう業務に活かすか | 具体的なアクションを記載 |
【テンプレート】研修報告書のフォーマット
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 研修報告書 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 提出日: 年 月 日 所属: 部 課 氏名: ■ 研修概要 研修名: 主催者(講師): 開催日時: 年 月 日( ) : 〜 : 開催場所: 参加者: ■ 研修内容 1. 2. 3. ■ 所感 (研修を通じて学んだこと・気づいたことを記載) ■ 業務への活用計画 ・(具体的なアクション / 期限) ・(具体的なアクション / 期限) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
研修報告書の書き方——4つのステップ
ステップ1:研修中にメモを取る
報告書の質は「研修中のメモ」で決まります。キーワード、講師の具体的な発言、印象に残った事例をメモしておきましょう。
ステップ2:研修内容を箇条書きで整理する
研修の内容を全て書く必要はありません。主要なトピックを3〜5項目に絞り、それぞれ2〜3行で要約します。
- ❌ 講師の話を一言一句書き起こす(議事録ではない)
- ✅ 「何を学んだか」を自分の言葉でまとめる
ステップ3:所感を「学び→気づき→行動」の3層で書く
所感は研修報告書の最も重要なパートです。以下の3層構造で書くと、上司に評価される所感になります。
- 学び:研修で得た知識・スキルを端的にまとめる
- 気づき:その学びから自分の業務に対して気づいたこと
- 行動:気づきを踏まえて、具体的にどう行動するか
ステップ4:業務への活用計画を具体的に書く
「業務に活かしたい」だけでは不十分です。何を・いつまでに・どのように活かすかを具体的に記載しましょう。
【種類別】研修報告書の例文3選
例文1:新入社員研修
研修内容:
- 会社概要と経営理念の説明
- 各部署の業務内容と役割
- ビジネスマナー(名刺交換、電話応対、メールの書き方)
- コンプライアンスと情報セキュリティ
所感:
ビジネスマナー研修では、名刺交換やメールの書き方といった基本動作を実践形式で学んだ。特に印象的だったのは、「ビジネスメールは件名に結論を入れる」という指導で、「件名だけで用件が伝わるメール」を意識することが、相手の時間を尊重する第一歩だと理解した。来週から実際のメール作成で実践し、先輩にフィードバックをもらいながら身につけていきたい。
例文2:外部セミナー(スキルアップ研修)
研修内容:
- プロジェクトマネジメントの基本フレームワーク(PMBOK概要)
- WBSの作成方法と実践ワークショップ
- リスク管理の手法(リスク登録簿の作成)
所感:
WBS作成のワークショップでは、タスクを「成果物ベース」で分解する手法を学んだ。これまでは作業ベースでタスクを洗い出していたため、成果物の抜け漏れが発生しがちだったが、成果物起点で考えることで網羅性が向上することを実感した。現在担当しているプロジェクトのWBSを成果物ベースで作り直し、来週のチーム会議で共有したい。
例文3:社内研修(コンプライアンス研修)
研修内容:
- 個人情報保護法の最新改正点
- SNSにおける情報発信のリスク
- ハラスメント防止(パワハラ・セクハラの具体的事例)
所感:
SNSリスクに関するセクションで、業務に関連する内容を個人のSNSに投稿した結果、企業の信用問題に発展した事例が紹介された。自身もSNSを日常的に利用しているため、「業務情報と私的情報の境界」を改めて意識する必要があると感じた。今後は投稿前に「この内容は業務に関係しないか」を必ず確認するルールを自分に課す。
上司に評価される所感の書き方5つのコツ
コツ1:結論から書く
「○○を学んだ。最も重要だと感じたのは△△である」のように、結論を最初に述べましょう。
コツ2:抽象的な感想で終わらない
- ❌「大変勉強になりました」「有意義な研修でした」
- ✅「WBSを成果物ベースで分解する手法を学び、現在のプロジェクトで実践する」
コツ3:自分の業務と結びつける
研修内容を一般論で終わらせず、「自分の担当業務のどこに活かせるか」を具体的に書きましょう。
コツ4:数値や具体例を入れる
「講師によると、メール件名の工夫で開封率が30%向上するとのこと」のように、研修中に聞いた数値や事例を引用すると説得力が増します。
コツ5:研修翌日までに提出する
記憶が新鮮なうちに書くほうが内容が充実します。完璧を目指さず、まず提出して、必要があれば上司のフィードバックを反映しましょう。
よくある質問
Q. 研修報告書はメールで提出してもよいですか?
会社の規定によりますが、メールやチャットツールでの提出も一般的です。提出先の上司に確認しましょう。
Q. グループ研修の場合は全員が書くのですか?
一般的には参加者全員が個別に報告書を作成します。同じ研修でも、各自の気づきや活用計画は異なるためです。
Q. 研修の内容が難しくて理解できなかった場合は?
理解できなかった部分があることを正直に記載し、「今後○○を自主学習して補完したい」と書きましょう。理解できなかったことを隠すより、学習意欲を示すほうが評価されます。
まとめ
研修報告書の書き方のポイントを整理します。
- 必須項目は「研修概要」「研修内容」「所感」「業務への活用計画」
- 研修内容は主要トピック3〜5項目に絞って箇条書きで簡潔に
- 所感は「学び→気づき→行動」の3層構造で書く
- 「勉強になりました」で終わらず、具体的な業務活用計画を記載する
- 研修翌日までのスピード提出を心がける
本記事のテンプレートと例文を活用して、上司に評価される研修報告書を効率よく作成してください。
