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Excelで日付を入力する3つの方法——違いを理解しよう
Excelで日付を入力する方法は大きく3つあります。それぞれの特徴を理解して使い分けましょう。
| 方法 | 入力例 | 自動更新 | 用途 |
|---|---|---|---|
| 手入力 | 2026/4/9 | ❌ しない | 特定の日付を固定で記録 |
| TODAY関数 | =TODAY() | ✅ 毎日更新 | 「今日の日付」を常に表示 |
| ショートカット | Ctrl + ; | ❌ しない(入力時の日付で固定) | 素早く今日の日付を固定入力 |
重要な違い:TODAY関数はファイルを開くたびに日付が更新されます。一方、Ctrl+;は入力した瞬間の日付が固定されます。「記録」には固定値、「表示」にはTODAY関数を使い分けましょう。
【方法1】TODAY関数で今日の日付を自動表示する
TODAY関数は、常に「今日の日付」を表示する関数です。ファイルを開くたびに自動で当日の日付に更新されます。
基本の使い方
- 日付を表示したいセルを選択
- =TODAY() と入力してEnter
- 今日の日付が表示される
引数は不要で、=TODAY()とカッコの中は空のまま入力します。
活用例
| 数式 | 結果 | 用途 |
|---|---|---|
| =TODAY() | 2026/4/9 | 今日の日付を表示 |
| =TODAY()+7 | 2026/4/16 | 1週間後の日付 |
| =TODAY()-1 | 2026/4/8 | 昨日の日付 |
| =TODAY()+30 | 2026/5/9 | 30日後(期限管理に便利) |
NOW関数で日付+時刻を自動表示する
日付だけでなく現在時刻も表示したい場合は=NOW()を使います。
=NOW()→ 2026/4/9 14:30(日付と時刻)=TODAY()→ 2026/4/9(日付のみ)
【方法2】ショートカットキーで一瞬で日付を入力する
| ショートカット | 入力内容 | 特徴 |
|---|---|---|
| Ctrl + ;(セミコロン) | 今日の日付 | 固定値として入力される |
| Ctrl + :(コロン) | 現在の時刻 | 固定値として入力される |
| Ctrl + ; → Space → Ctrl + : | 日付と時刻 | 同じセルに日付+時刻を入力 |
ショートカットで入力した日付は固定値です。ファイルを翌日開いても日付は変わりません。議事録の日付や、データの入力日など「その時点の日付を記録する」用途に最適です。
【方法3】オートフィルで連続日付を一括入力する
1月1日、1月2日、1月3日…のように連続した日付を一括で入力する方法です。
基本手順
- セルに開始日を入力(例:2026/4/1)
- セルの右下角にある小さな■(フィルハンドル)にカーソルを合わせる(カーソルが「+」に変わる)
- 下方向(または右方向)にドラッグ
- 連続した日付が自動入力される
オートフィルオプションで増加単位を変更する
ドラッグ後に表示される「オートフィルオプション」で、増加単位を変更できます。
- 日単位:4/1, 4/2, 4/3…(デフォルト)
- 平日のみ:4/1(月), 4/2(火), 4/3(水), 4/4(木), 4/7(月)…(土日をスキップ)
- 月単位:4/1, 5/1, 6/1…
- 年単位:2026/4/1, 2027/4/1, 2028/4/1…
「連続データの作成」で大量の日付を一括入力する
- セルに開始日を入力
- 「ホーム」タブ →「フィル」→「連続データの作成」
- 範囲(行/列)、増分値、停止値を設定
- 「OK」をクリック
この方法なら、1年分(365日)の日付も一瞬で入力できます。
【方法4】曜日を自動表示する
TEXT関数で曜日を表示する
| 数式 | 結果 | 説明 |
|---|---|---|
| =TEXT(A1,"aaa") | 水 | 曜日を1文字で表示 |
| =TEXT(A1,"aaaa") | 水曜日 | 曜日をフルで表示 |
| =TEXT(A1,"ddd") | Wed | 英語の曜日(省略形) |
| =TEXT(A1,"dddd") | Wednesday | 英語の曜日(フル) |
A1セルに日付が入っている前提です。
書式設定で日付と曜日を同時に表示する
- 日付セルを選択 → Ctrl+1(セルの書式設定)
- 「表示形式」タブ →「ユーザー定義」を選択
- 種類にyyyy/m/d(aaa)と入力
- 「OK」→ 表示が「2026/4/9(水)」になる
【応用】実務で使える日付関数テクニック
月末日を自動取得する(EOMONTH関数)
| 数式 | 結果 | 用途 |
|---|---|---|
| =EOMONTH(TODAY(),0) | 2026/4/30 | 今月の月末日 |
| =EOMONTH(TODAY(),1) | 2026/5/31 | 来月の月末日 |
| =EOMONTH(TODAY(),-1) | 2026/3/31 | 先月の月末日 |
日付から年・月・日を取り出す
| 数式 | 結果 |
|---|---|
| =YEAR(A1) | 2026 |
| =MONTH(A1) | 4 |
| =DAY(A1) | 9 |
2つの日付の差(日数)を計算する
| 数式 | 結果 | 用途 |
|---|---|---|
| =B1-A1 | 30 | A1〜B1の日数差 |
| =TODAY()-A1 | 経過日数 | 入力日からの経過日数 |
| =DATEDIF(A1,B1,"M") | 月数差 | 2つの日付の月数差 |
期限管理:期日までの残日数を表示する
=B1-TODAY()
B1に期日が入っていれば、今日から期日までの残り日数が自動表示されます。条件付き書式と組み合わせて、残り3日以内を赤く表示するなどの運用が可能です。
日付入力でよくあるトラブルと対処法
トラブル1:日付が「45021」のような数値で表示される
原因:セルの表示形式が「標準」や「数値」になっている
対処:セルを選択 → Ctrl+1 → 表示形式を「日付」に変更
トラブル2:「4/9」と入力したのに「4月9日」と表示される
原因:Excelが自動的に日付形式に変換している
対処:セルの書式設定で好みの表示形式(yyyy/m/d等)を指定する
トラブル3:TODAY関数の日付が更新されない
原因:自動計算がオフになっている
対処:「数式」タブ →「計算方法の設定」→「自動」に変更。または F9キーで手動再計算
トラブル4:日付の並べ替えがうまくいかない
原因:日付に見えるが実はテキスト(文字列)として入力されている
対処:DATEVALUE関数で文字列を日付に変換(=DATEVALUE(A1))、または「データ」→「区切り位置」で変換
まとめ
Excelで日付を自動入力する方法を整理します。
- =TODAY():常に今日の日付を自動表示(毎日更新される)
- Ctrl + ;(セミコロン):今日の日付を一瞬で固定入力(更新されない)
- オートフィル:フィルハンドルのドラッグで連続日付を一括入力
- TEXT(A1,"aaa"):日付から曜日を自動表示
- EOMONTH関数:月末日の自動取得に便利
- TODAY関数は「表示用」、ショートカットは「記録用」と使い分けるのがポイント
本記事の方法を活用して、日付入力の手間を最小限にしましょう。
