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日報の書き方|「セルフPM」としての日報術・テンプレート・上司に評価される例文を解説

2026/4/9

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日報の書き方|「セルフPM」としての日報術・テンプレート・上司に評価される例文を解説

ARTICLE株式会社renue
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株式会社renue

2026/4/9 公開

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日報とは何か——「義務」ではなく「セルフPM」のツール

日報を「上司に提出する義務的な報告書」と考えていませんか?

日報の本質は「セルフPM(自分自身のプロジェクト管理)」です。自分の1日を俯瞰し、何をして、何ができて、何が残っているかを文書化する。これは、自分という「不確定要素」を言語化し、管理可能にする行為です。

自分自身をPMできない人は、チームもプロジェクトも回せません。

日報を惰性で書いている人と、セルフPMとして活用している人の差は、仕事の成果に直結します。日報を書くことで以下のメリットがあります。

  • 1日の整理:やったこと・できたこと・残っていることが明確になる
  • 自己の可視化:自分の時間の使い方、生産性のパターンが見えてくる
  • 上司との信頼構築:報告の質と速度は、そのまま仕事の信頼に直結する
  • チームへの情報共有:自分の状況を言語化することで、チーム全体の連携が円滑になる

日報に書くべき3つのブロック

日報は以下の3ブロック構成がシンプルで最も実用的です。

ブロック内容ポイント
実施(やったこと)今日取り組んだ業務内容箇条書きで簡潔に。時系列よりも業務単位で整理
成果(できたこと)今日の具体的な成果・進捗数値や完了ステータスで定量的に示す
課題/次(残っていること)未完了のタスク、翌日の予定、課題翌日の自分への引き継ぎとして書く

この3ブロックで書けば、自分の1日が「何をして→何ができて→何が残っているか」に整理されます。これがセルフPMの基本です。

【テンプレート】日報のフォーマット

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日付:○○年○月○日(○)
氏名:○○ ○○
勤務時間:○:○○ 〜 ○:○○

■ 実施
・
・
・

■ 成果
・
・

■ 課題/次
・
・

■ 所感(任意)

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日報の書き方——5つのコツ

コツ1:結論から書く

「○○の作業をしました」ではなく、「○○が完了しました」と結論から書きましょう。読み手(上司)が最も知りたいのは「結局どうなったのか」です。

  • ❌「A社への提案書を作成していました」(過程だけで結果がわからない)
  • ✅「A社提案書の初稿が完成。明日レビュー依頼予定」(結果+次のアクション)

コツ2:成果は数値で示す

「頑張りました」「進みました」は情報量ゼロです。成果は可能な限り数値で示しましょう。

  • ❌「資料を何枚か作成した」
  • ✅「提案資料15ページ中、10ページ完了(進捗67%)
  • ❌「問い合わせに対応した」
  • ✅「問い合わせ8件対応、うち5件クローズ、3件は明日回答予定

コツ3:「課題/次」を翌日の自分への引き継ぎとして書く

日報の「課題/次」は、翌朝の自分がすぐに仕事を始められるための引き継ぎメモです。「何を」「いつまでに」「どう進めるか」を具体的に書いておくと、翌日のスタートダッシュが切れます。

  • ❌「引き続き対応」(何をどう対応?)
  • ✅「A社提案書のレビュー依頼を午前中に送付。B社見積もりは14時の打ち合わせ後に作成開始

コツ4:その日のうちに書く

日報は退勤前の5〜10分で書くのがベストです。翌日に書くと記憶が曖昧になり、「何をしたか思い出せない」という状態になります。スピードは信頼の証です。

コツ5:所感は「気づき→行動」で書く

所感(振り返り)を書く場合は、単なる感想ではなく「気づき→次の行動」の形で書きましょう。

  • ❌「今日は忙しかった」(何も次に繋がらない)
  • ✅「午前中の会議が予想より長引き、提案書作成が後ろ倒しに。明日は会議前に1時間集中して資料作成の時間を確保する

【職種別】日報の例文

例文1:営業職

■ 実施
・A社訪問(10:00-11:30)新サービス提案
・B社にフォローアップ電話(14:00)
・C社向け見積書作成
・新規リード3件にメール送付

■ 成果
・A社:提案に前向きな反応。来週デモのアポ取得
・B社:契約書の修正点を確認、明日送付予定
・C社見積書:完成、明朝上長レビュー後に送付

■ 課題/次
・A社デモ資料を木曜までに準備(カスタマイズ必要)
・B社契約書を明日午前中に送付
・新規リード3件のフォロー(水曜予定)

例文2:事務職

■ 実施
・4月分請求書処理(20件/30件完了)
・経費精算チェック(5件)
・備品発注(コピー用紙・トナー)
・来客対応2件

■ 成果
・請求書処理 進捗67%(残10件は明日午前中に完了見込)
・経費精算5件すべて承認済み
・備品は翌営業日到着予定

■ 課題/次
・請求書残10件を明日10時までに処理完了
・月次経費レポートの作成(金曜締切)に着手

例文3:エンジニア

■ 実施
・ユーザー認証機能のAPI実装(PR #142 作成)
・コードレビュー対応(PR #138 の指摘3件修正)
・ステージング環境でのデバッグ(ログイン時のリダイレクト不具合)

■ 成果
・PR #142 レビュー依頼済み(認証API 5エンドポイント実装完了)
・PR #138 マージ完了
・リダイレクト不具合の原因特定(セッションCookieのドメイン設定ミス)→修正PR作成

■ 課題/次
・PR #142 のレビュー指摘対応(明日午前)
・リダイレクト修正PRのテスト→マージ(明日午後)
・水曜のスプリントレビューに向けてデモ準備

日報で避けるべきNG例

NG1:作業の羅列だけで成果がない

「○○をやった」の羅列は日記であって日報ではありません。「やった結果どうなったか」を必ず書きましょう。

NG2:毎日同じ内容のコピペ

「ルーティン業務を実施」が毎日続く日報は、読まれなくなります。ルーティンでも数値や変化点を入れて差分を見せましょう。

NG3:長すぎる日報

日報は1〜2分で読める長さが理想です。A4半分程度が目安。詳細な報告が必要な場合は、別途報告書を作成しましょう。

NG4:翌日以降に書く

記憶が新鮮なうちに書かないと、「何をしたか思い出せない」日報になります。退勤前の5〜10分を日報タイムにしましょう。

日報を「セルフPM」として機能させる3つの習慣

習慣1:朝イチで昨日の日報を見返す

出社後の最初の5分で前日の日報の「課題/次」を確認します。これだけで、今日やるべきことが明確になり、「何から手をつけよう」と悩む時間がなくなります。

習慣2:週末に1週間分の日報を振り返る

金曜日の退勤前に1週間分の日報を通して読み返します。「今週どこに時間を使ったか」「成果が出た仕事と出なかった仕事の違い」が見えてきます。この振り返りが、翌週の時間の使い方を改善するヒントになります。

習慣3:日報に「学び」を1行入れる

毎日の日報に、その日の業務で得た小さな学びを1行追加する習慣をつけると、日報が自分の成長記録になります。半年後に読み返すと、自分の成長の軌跡が見えます。

よくある質問

Q. 日報はメール・チャット・専用ツールのどれで提出すべき?

会社の規定に従いましょう。近年はSlack・Teams等のチャットツールや、日報管理ツール(gamba!、nanoty等)での提出が増えています。ツールに関わらず、「3ブロック構成」で書く原則は同じです。

Q. テレワークの日報は詳しく書くべき?

テレワークでは上司がメンバーの動きを直接見られないため、日報の重要度が上がります。「何をしたか」だけでなく「何時間かけたか」も記載すると、稼働状況が伝わりやすくなります。

Q. 上司が日報を読んでくれません…

まず自分の日報の書き方を見直しましょう。結論がなく、長すぎる日報は読まれません。結論ファースト・箇条書き・1〜2分で読める長さを意識すれば、読まれる確率が上がります。それでも読まれない場合は、日報の運用方法を上司と相談しましょう。

まとめ

  • 日報は義務ではなく「セルフPM(自分自身のプロジェクト管理)」のツール
  • 構成は「実施→成果→課題/次」の3ブロックでシンプルに
  • 成果は数値で示し、結論から書く
  • 「課題/次」は翌朝の自分への引き継ぎメモとして書く
  • その日のうちに書く。退勤前5〜10分を日報タイムに
  • 自分を俯瞰し文書化できる人が、チームもプロジェクトも回せる

日報を「書かされるもの」から「自分のための武器」に変えましょう。本記事のテンプレートを活用して、明日から1日の振り返りを始めてください。

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