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COUNTIF関数の使い方|条件付きカウント・複数条件(COUNTIFS)・実務で使える例文を解説

2026/4/9

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COUNTIF関数の使い方|条件付きカウント・複数条件(COUNTIFS)・実務で使える例文を解説

ARTICLE株式会社renue
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株式会社renue

2026/4/9 公開

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COUNTIF関数とは?何ができる?

COUNTIF(カウントイフ)は、Excelで「条件に合うセルの個数を数える」関数です。

例えば以下のような場面で使います。

  • 売上データから「東京」の件数を数える
  • アンケートで「はい」と回答した人数を集計する
  • 在庫リストで「0」の商品(品切れ)の数を調べる
  • 名簿の中に重複する名前がないかチェックする

COUNTIF関数の基本構文

=COUNTIF(範囲, 検索条件)
引数意味具体例
範囲数えたいセルの範囲A2:A100(A列のデータ)
検索条件カウントする条件"東京"、">=100"、A2 など

【基本】COUNTIF関数の使い方

例1:特定の文字列を数える

B列に都道府県名が入っているとき、「東京」の件数を数える。

=COUNTIF(B2:B100, "東京")

結果:B2〜B100の中で「東京」と入力されたセルの個数が返される。

例2:数値の条件でカウントする

条件数式意味
100以上=COUNTIF(C2:C100, ">=100")100以上のセルを数える
100未満=COUNTIF(C2:C100, "<100")100未満のセルを数える
0と等しい=COUNTIF(C2:C100, 0)0のセルを数える
0でない=COUNTIF(C2:C100, "<>0")0以外のセルを数える

注意:数値の比較条件はダブルクォーテーションで囲みます(">=100")。

例3:セル参照を条件にする

=COUNTIF(B2:B100, E1)

E1セルの値(例:「大阪」)と一致するセルの個数を数えます。条件を変えるたびに数式を書き替えなくてよいので便利です。

例4:空白セル/空白以外を数える

目的数式
空白セルを数える=COUNTIF(A2:A100, "") または =COUNTBLANK(A2:A100)
空白以外を数える=COUNTIF(A2:A100, "<>") または =COUNTA(A2:A100)

ワイルドカードを使ったあいまい検索

ワイルドカード意味数式例結果
*(アスタリスク)任意の文字列=COUNTIF(A:A, "*東京*")「東京」を含むセルを数える
?(クエスチョン)任意の1文字=COUNTIF(A:A, "東京?")「東京都」「東京駅」など3文字のセルを数える

【複数条件】COUNTIFS関数の使い方

COUNTIF関数は条件を1つしか指定できません。複数の条件でカウントしたい場合はCOUNTIFS関数を使います。

COUNTIFS関数の構文

=COUNTIFS(条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, ...)

条件は最大127個まで指定可能。すべての条件を同時に満たす(AND条件)セルがカウントされます。

例1:部署が「営業部」かつ売上100万以上の件数

=COUNTIFS(B2:B100, "営業部", C2:C100, ">=1000000")

例2:日付が特定期間内の件数

=COUNTIFS(A2:A100, ">="&DATE(2026,4,1), A2:A100, "<="&DATE(2026,4,30))

2026年4月1日〜4月30日のデータ件数を数えます。

例3:特定の値「以外」を数える

=COUNTIFS(B2:B100, "<>営業部", C2:C100, ">=100")

「営業部以外」で売上100以上の件数。<>は「等しくない」を意味します。

OR条件でカウントする方法

COUNTIFS関数はAND条件(すべて満たす)のみ対応。OR条件(いずれかを満たす)を実現するには、複数のCOUNTIF関数を合算します。

例:「東京」または「大阪」の件数

=COUNTIF(B2:B100, "東京") + COUNTIF(B2:B100, "大阪")

例:SUMPRODUCT関数でOR条件

=SUMPRODUCT((B2:B100="東京")+(B2:B100="大阪")>0)*1

実務で使えるCOUNTIF活用テクニック

テクニック1:重複データのチェック

=COUNTIF(A:A, A2)

この数式をA列の全行に入れると、各値の出現回数がわかります。結果が2以上のセルが重複です。条件付き書式と組み合わせると、重複を色で強調表示できます。

テクニック2:進捗管理(完了件数の集計)

=COUNTIF(D2:D100, "完了")

タスクの「ステータス」列から「完了」の件数を数え、進捗率を計算します。

進捗率 = =COUNTIF(D2:D100, "完了") / COUNTA(D2:D100)

テクニック3:アンケート集計

=COUNTIF(B2:B100, "満足") + COUNTIF(B2:B100, "やや満足")

「満足」+「やや満足」の合計件数で満足度を集計。

COUNTIF関数でよくあるエラーと対処法

結果が0になる(カウントされない)

原因対処法
条件の文字列が全角半角で不一致TRIM関数で余分なスペースを除去
数値が文字列として入力されているVALUE関数で数値に変換
比較条件をダブルクォーテーションで囲んでいない">=100"のように囲む

#VALUE!エラー

条件の文字列が255文字を超えている場合に発生。条件を短くするか、別セルに条件を入れて参照しましょう。

COUNTIF関連の関数一覧

関数機能使い分け
COUNTIF1条件でカウントシンプルな条件のとき
COUNTIFS複数条件(AND)でカウント2つ以上の条件を同時に満たすとき
COUNTA空白以外をカウントデータが入っているセルを数えるとき
COUNTBLANK空白セルをカウント未入力のセルを数えるとき
SUMPRODUCT配列条件でカウント可能OR条件や複雑な条件のとき

よくある質問

Q. COUNTIFとCOUNTIFSは何が違う?

COUNTIFは条件が1つだけ、COUNTIFSは複数条件(AND)に対応しています。条件が1つでもCOUNTIFSは使えるので、最初からCOUNTIFSを覚えておくのも手です。

Q. 大文字と小文字は区別される?

COUNTIFは大文字と小文字を区別しません。「Tokyo」「tokyo」「TOKYO」はすべて同じとしてカウントされます。

Q. 日付を条件にできる?

はい。=COUNTIF(A:A, ">=2026/4/1")のように指定できます。より正確にはDATE関数を使いましょう:=COUNTIF(A:A, ">="&DATE(2026,4,1))

まとめ

  • COUNTIFは「条件に合うセルの個数を数える」Excel必須関数
  • 構文は=COUNTIF(範囲, 検索条件)。検索条件はダブルクォーテーションで囲む
  • 複数条件はCOUNTIFS関数を使う(AND条件、最大127個)
  • OR条件は複数のCOUNTIFを合算で実現
  • 重複チェック(=COUNTIF(A:A, A2))は実務で最もよく使うパターン

COUNTIF関数を使いこなせると、データ集計が格段に速くなります。本記事の例文を参考に、実務で活用してください。

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