Wix(ウィックス)とは?
Wix(ウィックス)は、イスラエル発のWebサイト作成サービスです。世界190カ国、2億人以上のユーザーを持ち、2019年には日本法人も設立されています。プログラミングやコーディングの知識がなくても、ドラッグ&ドロップの直感的な操作だけでホームページ・ブログ・ECサイト・ポートフォリオなどを作成・公開できます。
900種類以上の業種別テンプレートが用意されており、飲食店・美容室・コンサルタント・フリーランス・中小企業のコーポレートサイトなど、あらゆる用途に対応したデザインから選択してスタートできます。基本的なサイト制作は無料プランで利用できますが、独自ドメインの使用や広告非表示には有料プランへの移行が必要です。
Wixでできること
- ホームページ・コーポレートサイト:会社紹介・サービス紹介・お問い合わせフォームを含むビジネスサイトをノーコードで作成
- ブログ:SEO対応のブログ機能。記事の公開・カテゴリ管理・コメント機能が標準搭載
- ECサイト(オンラインショップ):商品登録・決済連携・在庫管理・注文管理までWixで完結(Wix Stores)
- 予約サイト:美容室・ジム・カウンセリングなど予約受付をサイトに統合(Wix Bookings)
- ポートフォリオサイト:クリエイター・フリーランス向けのギャラリー・実績展示ページ
- 多言語対応:日本語・英語など複数言語でのサイト公開が可能
Wixの料金プラン
| プラン | 月額(参考) | ストレージ | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 無料 | 0円 | 500MB | Wixサブドメイン(xxx.wixsite.com)。Wix広告が表示される。基本的なサイト作成は可能 |
| ライト | 月額数百円〜 | 2GB | 独自ドメイン接続可。Wix広告非表示。個人サイト・ブログ向け |
| コア | 月額数千円〜 | 50GB | ECサイト・予約機能利用可。決済手数料なし |
| ビジネス | 月額数千円〜 | 100GB | 大容量ストレージ・上位SEOツール・メール機能強化 |
| ビジネスエリート | 月額数万円〜 | 無制限 | 高度な分析・優先サポート・大規模ECに最適 |
※料金はWix公式サイト(ja.wix.com)で最新プランをご確認ください。プランは改定される場合があります。ビジネス利用には「コア」以上が実質必要です。
Wixでホームページを作る手順(初心者向け)
Step 1:アカウント登録
wix.comにアクセスし、「無料でスタート」からメールアドレスとパスワードでアカウントを作成します。GoogleアカウントやFacebookアカウントでのサインアップも可能です。
Step 2:テンプレートを選ぶ
サイトの用途(ビジネス・ポートフォリオ・ブログ・ECなど)を選択し、業種・スタイルに合ったテンプレートを選びます。テンプレートはプレビューで見た目を確認してから選択できます。後からテンプレート全体を変更することはできないため、最初の選択は慎重に行いましょう。
Step 3:エディタで編集する
Wixエディタ(もしくはWix Studio)が開き、テンプレートの内容をドラッグ&ドロップで自由に編集できます。テキストの変更・画像の差し替え・セクションの追加・削除・配色の変更などが直感的に行えます。
Step 4:ページ構成を整える
「ページ」パネルから必要なページを追加します。一般的なビジネスサイトに必要なページは次の通りです。
- トップページ(会社概要・キャッチコピー)
- サービス・実績ページ
- 会社概要・アクセスページ
- お問い合わせページ(フォーム付き)
Step 5:SEO設定を行う
各ページのSEO設定(タイトルタグ・メタディスクリプション・URLスラッグ)を入力します。Wixには「SEOウィザード」という初心者向けガイドツールがあり、必要な設定を順番に進められます。
Step 6:モバイル表示を確認する
エディタ上部の「モバイル」タブを開き、スマートフォン表示が崩れていないか確認します。PC表示では問題ないレイアウトでも、モバイルでずれることがあります。主要なコンテンツがモバイルで正しく見えるよう調整しましょう。
Step 7:独自ドメインを設定して公開する
有料プランへアップグレード後、取得した独自ドメイン(例:yourcompany.co.jp)をWixに接続します。ドメインはWixで直接購入することも、外部レジストラ(お名前.com・Google Domainsなど)で取得して接続することもできます。設定完了後「公開」ボタンを押せばサイトが公開されます。
テンプレートを活用した「まず公開する」アプローチの重要性
Renueの社内ガイドラインには「『ありきたり』を恐れない」という考え方があります。「提案が『ありきたり』『当たり前』でも良い。斬新なアイデアに価値はない。泥臭く実行する道を示す」というスタンスです。
これはWixでのホームページ制作にも直接当てはまります。「オリジナルデザインにしたい」「もっと洗練されたサイトを」という気持ちから制作が止まってしまうケースは多いですが、Wixのテンプレートを使った「ありきたりな」デザインでも、まず公開することが最も重要です。検索エンジンはデザインよりコンテンツと更新頻度を評価しますし、ユーザーは情報が整っていれば「テンプレートっぽい」デザインをそれほど気にしません。まず公開して反応を見ながら改善していく、というPDCAサイクルを高速で回すことが、完璧なデザインを追い求めて公開が遅れるよりはるかに価値があります。
Wixを使う際の注意点
テンプレートは後から変更できない
Wixで作成したサイトは、一度選んだテンプレートを後から全体変更することができません。デザインを大幅に変えたい場合はサイトを最初から作り直す必要があります。テンプレート選択は慎重に行いましょう。
無料プランのサブドメインはビジネス利用に不向き
無料プランのURL(xxx.wixsite.com/sitename)はビジネス利用では信頼性が低く見られる場合があります。取引先や顧客に見せるサイトには独自ドメインが必須です。最低でも「ライト」以上のプランへの移行を推奨します。
表示速度の最適化に注意する
Wixは豊富な機能を持つ分、読み込み速度が遅くなりやすい傾向があります。画像はなるべく圧縮して使用し、不要なウィジェット・アプリの追加を避けることで表示速度を改善できます。
WixとWordPressの比較
| 項目 | Wix | WordPress |
|---|---|---|
| 必要スキル | ◎ ノーコード・初心者OK | △ ある程度の知識が必要 |
| デザイン自由度 | ○ テンプレート内で高い | ◎ 完全カスタマイズ可 |
| 運用コスト | ○ 月額プラン(サーバー不要) | △ サーバー代+ドメイン代別途 |
| SEO対応 | ○ 基本的な設定は可能 | ◎ プラグインで高度に対応 |
| 拡張性 | △ Wixプラットフォーム内に限定 | ◎ 無限に拡張可能 |
初心者でスピーディーにホームページを立ち上げたい場合はWix、将来的な大幅カスタマイズやSEOの本格強化を見据えるならWordPressという使い分けが一般的です。
よくある質問(FAQ)
Q. Wixは本当に無料で使えますか?
はい。基本的なホームページ作成・公開は無料プランで可能です。ただし「xxx.wixsite.com」形式のサブドメインが付き、Wixの広告が表示されます。ビジネス利用や本格的な運用には有料プランが必要です。
Q. WixでECサイトは作れますか?
はい。Wix Storesという機能で商品販売が可能です。ただし決済手数料が発生しないプランは「コア」以上です。本格的なECサイトには有料プランへの移行をお勧めします。
Q. Wixで作ったサイトはSEOに弱いですか?
以前はSEOが弱いと言われていましたが、現在は大幅に改善されており、基本的なSEO設定・構造化データ・サイトマップ自動生成に対応しています。適切なコンテンツと設定を行えば検索上位を目指すことは可能です。
Q. Wixを解約した場合、サイトのデータはどうなりますか?
有料プランを解約すると無料プランに戻り、独自ドメインの利用はできなくなります。サイトのデータ自体は保持されますが、ドメインは別途管理が必要です。
ホームページ制作・Web集客の改善を相談したい方へ
Renueはウェブサイト制作から集客・マーケティング支援まで幅広い実績があります。Wixなどのツール活用から本格的なサイト改善まで、貴社の課題に合わせてご提案します。
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