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Slackの使い方完全ガイド|初心者向けにチャンネル・通知設定・料金・Microsoft Teamsとの比較を解説

公開日: 2026/4/3

Slack使い方を初心者向けに解説。チャンネル・通知設定・料金・Teams比較まで。

Slackとは?ビジネスコミュニケーションを変えるチャットツール

Slack(スラック)は、Salesforce傘下のSlack Technologies社が提供するビジネス向けコミュニケーションツールです。テキストチャット・音声・ビデオ通話・ファイル共有を一元化し、メールに代わる社内外コミュニケーション基盤として世界中の企業に採用されています。

Slackの特徴は「チャンネル」という概念にあります。プロジェクトや部署・トピック別にチャンネルを作成し、関係者だけが参加することで情報の散乱を防ぎます。プロジェクトに途中から参加したメンバーも、チャンネルの過去ログを遡れば経緯を把握できます。また、Google Drive・Googleカレンダー・GitHub・Jiraなど約300種類以上のビジネスツールとの連携に対応しており、Slack上で情報を集約できます。

Slackの料金プラン(2026年)

プラン月額(年払い)メッセージ履歴主な特徴
Free$0過去90日間10アプリ連携・1対1通話・基本AI機能
Pro$7.25/ユーザー無制限ビデオ通話(最大50名)・無制限アプリ連携・ワークフロービルダー
Business+$12.50/ユーザー無制限SAML SSO・SCIM・高度な管理・データエクスポート
Enterprise Grid要問合せ無制限複数ワークスペース管理・エンタープライズセキュリティ

※価格はSlack公式サイト(slack.com)掲載の2026年時点の参考値(米ドル建て、年払い)です。月払いでは約20%高くなります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

Slackの基本的な使い方

Step 1:ワークスペースへの参加

Slackはワークスペース(会社・チーム単位の作業空間)に参加することから始まります。既存ワークスペースへの招待URLまたはメールアドレスで参加するか、slack.comから新規作成します。GoogleアカウントやAppleアカウントでのサインアップも可能です。スマートフォンアプリ(iOS/Android)・デスクトップアプリ(Mac/Windows)・Webブラウザの3つから利用でき、同一アカウントで複数のワークスペースをサイドバーで切り替えられます。

Step 2:チャンネルを理解する

チャンネルは「#」記号で始まります(例:#general、#プロジェクト名、#雑談)。パブリックチャンネルはワークスペース全員が参加可能で、プライベートチャンネルは招待されたメンバーのみ参加できます。チャンネル作成時は目的・対象が明確な名前にするのがポイントです。「#営業-2026q2」「#採用-候補者管理」のように用途と対象を含めた名前にすることで、チャンネルが増えても整理しやすくなります。メッセージへのスレッド返信を活用することで、チャンネルのタイムラインを整理できます。

Step 3:メンションとDMを使い分ける

特定の人に返信・確認を求める際は「@ユーザー名」でメンションします。チャンネル全員に通知するには「@channel」、オンライン中のメンバーだけに通知するには「@here」を使います。@channelは全参加者に通知が飛ぶため、緊急性の高い連絡時のみに限定するのがマナーです。個人間のやり取りはダイレクトメッセージ(DM)を使い、複数人DMも可能です。

「即レス・報連相」をSlackで仕組み化する:通知設定の最適化

Renueの社内ガイドラインには、即レス・報連相について「通知設定をカスタマイズし、すぐ返せないものは未読に戻すなど、環境の工夫を徹底する。返事が遅い・確認漏れは言い訳にならない」という考え方があります。良い返信例として挙げられているのは「ありがとうございます。本日中に対応します」という一文です。この短い返信に①読んでいることが伝わる②即対応は難しいと正直に伝える③いつ対応するかコミットする、という3点が含まれています。

Slackはこの「環境の工夫による即レス・報連相」を実現するための通知設定機能が充実しています。チャンネルが増えるほど通知が増え、重要なメンションを見落とすリスクが上がります。以下の3ステップで通知環境を最適化することで、確認漏れを仕組みとして防ぐことができます。

  • 【チャンネル別通知をメンションのみに絞る】:チャンネル名を右クリック→「通知を変更」で、そのチャンネルの通知を「メンションのみ」に変更します。高頻度チャンネル(#general・#雑談など)は「メンションのみ」または「なし」に設定し、自分が主担当のプロジェクトチャンネルは「すべての新しいメッセージ」に設定するという使い分けが基本です。デフォルトでは参加全チャンネルのメッセージが通知されるため、参加チャンネルが10本を超えたら必ず見直しましょう
  • 【未読に戻す機能とリマインダーで確認漏れをゼロにする】:すぐ返せないメッセージはメッセージをホバーして「後で対応」(ブックマーク)に追加するか、「リマインダー設定」で任意の時間に再通知させます。スマートフォンでチェックしてデスクトップで対応したい場合は「未読にする」機能で既読を取り消せます。『後で確認する』と思って既読にしたまま忘れる状況を防ぐのがポイントです
  • 【ステータスとDo Not Disturbで離席・集中時間を共有する】:集中作業中・会議中・休暇中はSlackのステータス(絵文字+テキスト)を設定することで、チームメンバーが返信を待つべきかどうかを判断できます。Do Not Disturb機能を使うと設定時間中は通知をスヌーズし、緊急時のみ通知を許可できます。返事が遅い原因を事前に見える化することで、チーム全体のコミュニケーション品質が上がります

Slackの主要機能

  • ハドル(Huddle):チャンネルまたはDMから音声・ビデオ通話をワンクリックで開始できます。事前スケジュールなしに気軽に話せる用途に向いており、画面共有にも対応しています。Freeプランでは1対1のみ、ProプランではグループHuddleが利用可能です
  • ワークフロービルダー:コードなしで「特定のリアクション→Googleスプレッドシートに記録」「チャンネルへのメッセージ投稿→担当者にDM通知」などのSlack内自動化を構築できます。Proプラン以上で利用可能で、定型業務(申請フロー・チェックイン投稿など)の自動化に有効です
  • Slack AI:会話の要約・スレッドの要約・日次ダイジェスト・ファイル要約などのAI機能が2026年現在すべてのプランの基本機能に含まれています。長いスレッドを「スレッドをまとめる」ボタン1つで要旨だけ把握できます
  • Canvas(キャンバス):チャンネルに紐づいたドキュメント機能です。チャンネルの目的・メンバー一覧・よくある質問などをCanvasにまとめておくことで、新規参加者のオンボーディング資料として活用できます

SlackとMicrosoft Teamsの比較

比較軸SlackMicrosoft Teams
無料プランあり(90日履歴・10アプリ)あり(機能制限あり)
Microsoft 365連携連携可(プラグイン)ネイティブ統合(Word・Excel・SharePoint)
チャンネル体験シンプル・直感的・検索性が高いチーム→チャンネル階層・機能が多い分複雑
外部ユーザー招待ゲストユーザーで柔軟に招待可外部連携はやや複雑
アプリ連携約300種類以上(GitHub・Jira等が強い)Microsoft製品中心・Azure連携が強い
向いている環境スタートアップ・IT企業・非Microsoft環境Microsoft 365導入済み企業・大企業

よくある質問(FAQ)

Q. 無料プランと有料プランの違いは何ですか?

Freeプランは過去90日間のメッセージ・ファイル履歴のみ閲覧可能で、10個までのアプリ連携、1対1のハドルのみに制限されています。業務で数ヶ月以上使い続けると過去ログが消えるため、継続的な業務利用にはProプラン($7.25/ユーザー/月・年払い)以上への移行が現実的です。まずFreeで操作感を確認し、チームの用途に合えばProにアップグレードするのが一般的な導入フローです。

Q. チャンネルが増えすぎて管理できません。どうすればいいですか?

チャンネルの整理には「命名規則の統一」と「定期的なアーカイブ」が効果的です。プロジェクトチャンネルは終了後にアーカイブすることでサイドバーをすっきりさせられます。アーカイブしたチャンネルは検索で引き続き参照可能です。また「#announce-」「#pj-」「#tmp-」などのプレフィックスを命名規則として決めることで、チャンネルの目的がひと目でわかるようになります。

Q. SlackとTeams、どちらを選べばいいですか?

Microsoft 365(Word・Excel・Outlook・SharePoint)をすでに全社導入しているならMicrosoft Teamsの方がコスト効率が高いケースが多いです。一方、非Microsoft環境・GitHubなどのエンジニアリングツールとの連携を重視する・スタートアップや小規模チームで素早く立ち上げたい場合はSlackが向いています。既存のライセンス構成を考慮して選択することが重要です。

Slack導入・社内コミュニケーション改善を相談したい方へ

RenueはSlack・Microsoft Teams・Google Workspaceなどのコミュニケーションツール導入支援・運用設計・AIエージェントを活用した社内コミュニケーション自動化の支援実績があります。「Slackを導入したが運用ルールが整っていない」「通知管理で生産性が下がっている」という方は、まずお気軽にご相談ください。

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