Shopifyとは:世界175か国以上で使われるECプラットフォーム
Shopify(ショッピファイ)は、カナダのShopify Inc.が提供するECプラットフォームです。世界175か国以上の事業者に利用されており、ファッション・食品・コスメ・デジタルコンテンツなど幅広いジャンルのネットショップに採用されています。月額プランを選択して商品登録・決済設定・デザインカスタマイズを行うだけでネットショップを開設でき、プログラミングの知識がなくても運営できます。
無料トライアル(通常3日間)で試せるほか、2026年3月時点では初回3か月間の割引キャンペーンが提供されています(キャンペーン内容は変更される場合があります)。
Shopify・BASE・STORESの違い:どれを選ぶべきか
| 比較項目 | Shopify | BASE | STORES |
|---|---|---|---|
| 月額費用 | Basic〜(月額料金あり) | 無料プランあり(手数料型) | 無料プランあり(手数料型) |
| カスタマイズ性 | 高い(テーマ・アプリが豊富) | 中程度 | 低〜中程度 |
| SEO機能 | 充実(メタタグ・URL設定) | 基本的な設定のみ | 限定的 |
| 海外販売 | 得意(多通貨・多言語) | 国内向けが中心 | 国内向けが中心 |
| 向いているケース | 本格的なEC・海外展開・成長志向 | 初期費用を抑えたい個人 | シンプルに始めたい個人 |
BASEやSTORESは初期費用ゼロで始められる反面、売上が増えると手数料負担が大きくなります。一定以上の売上規模を目指す場合や、ブランドのデザイン・SEO対策を重視する場合はShopifyが有利です。
Shopifyでネットショップを開設する手順:5ステップ
Step 1. アカウントを作成してトライアルを開始する
Shopifyの公式サイトからメールアドレスを登録してアカウントを作成します。無料トライアル期間中はすべての機能を試せます。ストア名(後から変更可能)とビジネスの概要を入力するとダッシュボードが表示されます。
Step 2. テーマ(デザイン)を設定する
「オンラインストア」→「テーマ」から無料・有料のテーマを選択します。Shopifyのテーマストアには100種類以上のテーマが用意されており、ファッション・食品・デジタルコンテンツなどジャンルに合わせて選べます。テーマエディターでロゴ・カラー・フォント・レイアウトをコーディングなしで変更できます。
Step 3. 商品を登録する
「商品管理」→「商品を追加」から商品名・説明文・価格・在庫数・商品画像を登録します。CSVファイルで一括インポートも可能です。商品カテゴリー(コレクション)を設定することで、購入者がスムーズに商品を探せる構造を作ります。
Step 4. 決済方法を設定する
「設定」→「支払い方法」からShopify Payments(クレジットカード決済)を有効化します。Shopify Paymentsを使うと決済手数料が抑えられます。PayPay・コンビニ払い・代金引換など追加の支払い方法は、対応する決済アプリを導入することで設定できます。
Step 5. ドメインを設定して公開する
デフォルトの「〇〇.myshopify.com」ドメインのまま公開するか、独自ドメインを購入・接続してブランドのURLに変更します。独自ドメインはShopify内で購入(年額約1,400円〜)するか、お名前.comやムームードメインなど外部サービスで取得して接続できます。設定完了後「ストアを開く」でネットショップが公開されます。
Shopifyの主な料金プラン
- Starter:SNSやメッセージアプリ経由で販売したい人向け。フル機能のストアは持てない
- Basic:ネットショップの基本機能がそろうエントリープラン。スタッフアカウント2名まで
- Shopify(Grow):レポート機能が強化され、成長フェーズのショップに適したプラン
- Advanced:高度なレポート・配送料計算が使えるプラン。大規模な販売向け
各プランの正確な料金はShopify公式サイトで確認してください。年払いプランを選択すると月払いより割安になります。
Shopify活用のコツ:70点で開店してPDCAを回す
renue社の行動指針には「100点を目指さず、70点で見せる。PDCAサイクルが高速化し成長が早まる」という原則があります。ネットショップの開設でも同じ考え方が重要です。
商品写真が完璧でない・説明文が短い・テーマのカスタマイズが途中──そういった状態でも、まずストアを公開して実際の購買データを集めることが成長の最短ルートです。完璧なストアを目指して公開を先送りするより、70点の状態で公開してお客様の反応を見ながら改善を繰り返すほうが、最終的に優れたショップに仕上がります。Shopifyのダッシュボードは訪問者数・カート放棄率・コンバージョン率などをリアルタイムで確認できるため、PDCAを回すために必要なデータが揃っています。
よくある質問(FAQ)
Q. Shopifyは個人でも使えますか?
はい。個人事業主・フリーランス・副業での販売にもShopifyは広く使われています。法人設立は不要で、個人名での申し込みが可能です。ただし、販売する商品によっては特定の許認可が必要な場合があります(食品・医薬部外品など)。
Q. ShopifyはAmazon・楽天との併用はできますか?
はい。ShopifyはAmazonや楽天などのモールと併用して運営できます。モールへの依存リスクを分散しながら、自社ECチャネルを育てる目的でShopifyを活用する事業者は多いです。
Q. Shopifyで海外向けに販売できますか?
はい。Shopifyは多言語・多通貨に対応しており、海外への販売に強いプラットフォームです。Shopify Marketsを使うと、国ごとの価格設定・言語・通貨・ドメインを一括管理できます。
Q. プログラミングの知識がなくても使えますか?
はい。テーマエディターとアプリを組み合わせることで、ほとんどのカスタマイズはコーディングなしで対応できます。より高度なデザイン変更にはLiquid(Shopifyのテンプレート言語)の知識が役立ちますが、初期運営には不要です。
まとめ:Shopifyはまず70点で開店し、データを見ながら育てるプラットフォーム
Shopifyは商品登録・決済設定・デザイン設定の5ステップで本格的なネットショップを開設できるECプラットフォームです。BASEやSTORESより初期費用はかかりますが、SEO・カスタマイズ性・海外販売において優れた機能を持ちます。まず無料トライアルでダッシュボードを操作し、商品を1件登録してみることから始めてください。
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