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Sansan(サンサン)使い方入門|名刺管理からコンタクト管理・Eight・myBridgeとの比較まで解説

公開日: 2026/4/2

Sansanの使い方を初心者向けに解説。名刺管理・コンタクト機能・料金プランを紹介。

Sansan(サンサン)とは?

Sansan(サンサン)は、Sansan株式会社が提供する法人向けクラウド名刺管理・営業DXプラットフォームです。スキャナーやスマートフォンで撮影した名刺を99.9%の精度でデジタル化し、社内全員で共有・活用できる仕組みを提供します。

2024年時点で法人向け名刺管理サービス12年連続シェアNo.1、業界シェア率82.4%(Sansan公式発表)。契約件数は10,000件を突破しており(2024年、Sansan公式プレスリリース)、中堅企業から大企業まで幅広く導入されています。

単なる名刺デジタル化ツールにとどまらず、顧客との接点履歴を管理するコンタクト機能やCRM連携により、営業活動全体を効率化する「営業DXプラットフォーム」として活用されています。

SansanとEight(Eight Team)の違い

Sansanが提供する名刺管理サービスは用途によって2つに分かれています。

項目 Sansan(法人向け) Eight / Eight Team(個人・小規模向け)
対象 中堅〜大企業 個人・10〜50名規模のチーム
名刺共有 全社一元管理・企業資産化 個人管理または小規模チーム共有
営業支援機能 ◎ コンタクト管理・活動分析・CRM連携 △ 基本的なもののみ
コンタクト管理 ◎ 接点履歴・商談記録・頻度分析 なし
料金 個別見積もり(要問い合わせ) 無料〜低額プランあり
向いている企業 営業DXを推進したい企業 まず名刺管理を始めたい個人・小規模チーム

個人で名刺管理を始めるならEight、チームで営業活動を効率化するならSansanという使い分けが基本です。

Sansanの主要機能5選

1. 名刺のデジタル化(99.9%精度)

専用スキャナーまたはスマートフォンアプリで名刺を撮影すると、AIと人のハイブリッド入力で99.9%の精度でデータ化されます(Sansan公式)。姓名・会社名・役職・電話番号・メールアドレスが自動抽出されるため、手入力の手間と転記ミスがゼロになります。過去に溜まった大量の紙名刺は「名刺データ化キット」で一括提出することも可能です。

2. 全社一元管理(企業資産化)

個々の営業担当者が保有していた名刺情報を、会社全体の資産として一元管理できます。担当者が退職しても顧客情報が消えず、後任者がスムーズに引き継げます。また、同じ企業の担当者に複数の営業メンバーがアプローチしていた場合も、システム上で重複を把握して連携できます。

3. コンタクト管理(顧客接点の記録)

名刺情報に紐付けて顧客との接点履歴を記録できます。訪問日時・商談内容・面談した相手のレベル(決裁者/担当者等)を蓄積することで、営業チーム全員が最新の顧客状況を共有できます。Sansan Innovation Naviによると、コンタクト機能の活用により新規顧客数が40%アップしたという事例が紹介されています。

4. スマート接点管理

メール・電話・訪問など顧客との全接触を時系列で可視化する機能です。「最後に連絡したのはいつか」「接触頻度は適切か」をひと目で確認でき、フォローアップ漏れを防げます。

5. CRM・SFA連携

SalesforceやHubSpotなど主要なCRM/SFAツールと連携できます。Sansanで蓄積した名刺・コンタクトデータを既存の商談管理システムに流し込み、営業プロセスを一本化することが可能です。

Sansanの料金プラン

Sansanの料金はLite・Standard・Enterpriseの3プランが用意されており、詳細な価格は企業規模・必要機能・ユーザー数に応じた個別見積もり制です(Sansan公式サイト)。主な料金の構成要素は①月額ライセンス費(ユーザー数×単価)、②初期費用、③月次スキャン枚数の上限設定、④スキャナー費用です。まずは公式サイトから資料請求または問い合わせを行い、自社に合ったプランの見積もりを受けることを推奨します。

小規模チームや個人での利用を検討している場合は、無料から使えるEightまたはEight Teamで始め、規模拡大に伴ってSansanに移行するルートも選択肢のひとつです。

Sansanの基本操作フロー

ステップ1:名刺をスキャン

専用スキャナーに名刺をセットして「スキャン」ボタンを押すか、スマートフォンアプリで名刺を撮影します。所属部署とユーザー名を選択してスキャンすると、その名刺の担当者が明確になります。

ステップ2:データ確認・共有

AI×人の処理でデータ化された名刺情報が自動的にSansan上に表示されます。社内の他のメンバーとも即座に共有されるため、同じ会社の担当者に誰がつながっているか確認できます。

ステップ3:コンタクト情報を記録

名刺情報に紐付けて、商談の内容・訪問目的・次のアクションをコンタクト機能で記録します。「いつ誰に会ったか」「何を話したか」「次はいつ連絡するか」を蓄積します。

ステップ4:CRMと連携して営業活動に活用

Sansanのデータを連携先のCRM/SFAツールに反映し、商談ステータス管理や売上予測に活用します。

Renueの「全員にビビらず連絡する」GL × Sansan活用術

弊社Renueの社内ガイドラインには、「連絡しすぎても『ウザい』だけ。ウザがられに行く」という原則があります。顧客接点については「チャットは毎日送る」「週次定例でプロジェクトの主軸を抑える」「月次報告で責任者レベルの意思決定を行う」という頻度設計を推奨しています。

このガイドラインをSansanで実践すると、次のような運用設計になります。

  • 毎日:Sansanのスマート接点管理で「最後の接触から●日経過」している顧客を確認し、チャットや一言メールでタッチ
  • 週次:週次定例の前後にコンタクト機能で商談内容・決定事項・次のアクションを記録し、チームで共有
  • 月次:月次報告に向けて、Sansanの活動分析から「接点頻度が低い重要顧客」を抽出し、アプローチ計画を見直す

Sansanを使うことで「誰にいつ最後に連絡したか」が可視化され、「ビビらずに連絡する」ことを仕組みとして実行できます。感覚ではなくデータで接点頻度を管理する仕組みが、営業の属人化を防ぎます。

名刺管理ツール比較:Sansan vs Eight vs myBridge vs Wantedly People

ツール 対象 同時スキャン枚数 チーム共有 料金
Sansan 法人(中堅〜大企業) スキャナー使用 ◎ 全社一元 個別見積もり
Eight 個人・小規模チーム 4枚同時 ○ チーム共有可 無料〜有料
myBridge 個人・小規模 1枚ずつ ○ 無料でチーム共有 無料
Wantedly People 個人 10枚同時(最速) △ 限定的 無料

よくある質問(FAQ)

Q1. Sansanは中小企業でも使えますか?

Sansanは中堅〜大企業向けに設計されており、価格も相応です。10〜50名規模の企業にはEight Teamが、個人や少人数でのまず試してみたいという場合はEightやmyBridgeが現実的な選択肢です。

Q2. スマートフォンだけで使えますか?

はい。専用スキャナーがなくてもスマートフォンアプリから名刺を撮影してデータ化できます。ただし大量の名刺を効率よく処理するには専用スキャナーの利用が推奨されます。

Q3. 既存のSalesforceやHubSpotと連携できますか?

はい。Sansanは主要なCRM/SFAツールとのAPI連携に対応しています。Sansanで蓄積した名刺・コンタクトデータを既存システムに同期して活用できます。

Q4. 退職者の名刺データはどうなりますか?

Sansanでは名刺情報が「企業資産」として会社全体で管理されます。担当者が退職してもデータは会社に残り、後任者がそのまま引き継げます。これが個人管理ツールとの大きな違いです。

Q5. 名刺データは安全に管理されていますか?

SansanはEnterpriseプランを中心に高度なセキュリティ機能を提供しており、アクセス権限の細かい設定や監査ログの確認が可能です。大企業の厳しいセキュリティ要件にも対応しています。

SansanなどのSaaSツールで営業DXを推進したい方へ

RenueはSansan・Salesforce・HubSpotなど営業系SaaSの導入支援から、コンタクト管理・商談プロセスの設計まで、営業DX全体をサポートしています。ツール選定から定着化まで一気通貫でご支援します。

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