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Operating Incomeとは?意味・営業利益との違い・英文会計での使い方を解説【2026年版】

公開日: 2026/4/1

Operating Incomeとは?

Operating Income(オペレーティング・インカム)とは、企業の本業(主たる営業活動)から得られる利益を意味する英語の会計用語です。日本の会計基準における「営業利益」に相当します。

英文の損益計算書(Income Statement / P&L)でよく登場する用語であり、グローバルビジネス、M&A、外資系企業の財務分析において必須の知識です(会計英語アカデミー)。

Operating Incomeの計算式

Operating Income = Revenue(売上高)- COGS(売上原価)- Operating Expenses(販管費)

日本語に置き換えると:

営業利益 = 売上高 - 売上原価 - 販売費及び一般管理費

計算例

項目(英語)項目(日本語)金額
Revenue売上高10億円
COGS売上原価-6億円
Gross Profit売上総利益(粗利)4億円
Operating Expenses(SGA)販管費-2.5億円
Operating Income営業利益1.5億円

類似用語との違い

英語日本語違い
Operating Income営業利益本業の利益。米国で一般的な表記
Operating Profit営業利益Operating Incomeとほぼ同義。英国で多い表記
EBIT利払い前・税引き前利益営業外収益・費用を含む場合がある点で厳密には異なる
Net Income当期純利益税金・利息を控除した最終利益
Gross Profit売上総利益(粗利)売上原価のみ控除。販管費は含まない
Ordinary Income経常利益営業利益+営業外収益−営業外費用。日本独自の概念

損益計算書の英語用語一覧

英語日本語
Revenue / Sales売上高
Cost of Goods Sold (COGS)売上原価
Gross Profit売上総利益
Selling, General and Administrative Expenses (SGA)販売費及び一般管理費
Operating Income / Operating Profit営業利益
Non-operating Income営業外収益
Non-operating Expenses営業外費用
Ordinary Income経常利益
Income Before Income Taxes税引前当期純利益
Net Income当期純利益

SGC

Operating Incomeが重要な理由

1. 本業の収益力を測る最も基本的な指標

金融収益や税制の影響を排除し、事業そのものの稼ぐ力を純粋に評価できます。

2. 国際比較が可能

Operating IncomeはIFRS、US GAAP、日本基準いずれでも使われるため、国をまたいだ企業比較に適しています。

3. M&A・投資判断の基礎指標

企業価値評価(EV/EBIT倍率等)やM&AのバリュエーションでOperating Incomeが出発点となります。

よくある質問(FAQ)

Q. Operating IncomeとEBITの違いは?

多くの場合ほぼ同義で使われますが、厳密にはEBITは営業外収益・費用を含む場合がある点で異なります。Operating Incomeは本業の利益のみ、EBITは利払い前・税引き前の全利益を指す点が違いです(弥生)。

Q. 日本の経常利益に対応する英語は?

「Ordinary Income」が最も近い訳語ですが、経常利益は日本独自の概念であり、IFRSやUS GAAPには存在しません。英文決算書では「Operating Income + Non-operating items」として表現されます(CSアカウンティング)。

まとめ

Operating Incomeは「営業利益」を意味する英語の会計用語で、企業の本業の収益力を測る最も基本的な指標です。Operating Profit、EBIT、Net Incomeとの違いを理解し、英文財務諸表の読み解きやグローバルビジネスに活用しましょう。


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