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OneNote(ワンノート)使い方入門|初心者向けノート・会議メモ・EvernoteやNotionとの違いを解説

公開日: 2026/4/2

OneNoteの使い方を初心者向けに解説。ノート構造・会議メモ活用・Evernote/Notionとの比較も紹介。

OneNote(ワンノート)とは?

Microsoft OneNote(ワンノート)は、テキスト・画像・手書き・音声・動画を自由なレイアウトで記録できるクラウド型デジタルノートアプリです。Microsoftが提供しており、基本機能は完全無料で使えます。Windows・Mac・iOS・Androidとほぼ全プラットフォームに対応し、複数デバイスでメモを同期できます。

ExcelやWord、Outlookなど他のMicrosoft 365アプリとの連携が強く、特に会議メモ・プロジェクト管理・社内マニュアル作成の場面で多くのビジネスパーソンに活用されています。Evernoteのように高額なサブスクリプションが不要な点も選ばれる理由のひとつです。

OneNoteの3層構造:ノートブック・セクション・ページ

OneNoteの情報管理は3つの階層で成り立っています。この構造を理解することが使いこなしの第一歩です。

  • ノートブック:最大単位。「営業部」「個人メモ」「プロジェクトABC」など、大きなテーマで1冊作る
  • セクション:ノートブック内の仕切り。「週次会議」「仕様書」「参考資料」など用途ごとに分類
  • ページ:実際に内容を書く場所。1つの会議や1つのトピックで1ページが基本

例えば「プロジェクトABC」ノートブック内に「会議メモ」「タスク管理」「仕様書」という3つのセクションを作り、毎週の会議ごとにページを追加していく、というイメージです。

OneNoteの主要機能5選

1. 自由配置レイアウト

PowerPointのように、ページ内の任意の場所にテキストボックスや画像を配置できます。罫線に縛られず、思考の流れに沿って自由にメモを取れるのが特長です。

2. 手書き入力とOCR

タッチパネル対応デバイスやスタイラスペンで手書き入力が可能です。さらにOCR(光学文字認識)機能により、手書きメモやスクリーンショット内の文字もテキスト検索の対象になります。会議中にホワイトボードを撮影して貼り付け、後から内容を検索するといった使い方ができます。

3. Web Clipper

ブラウザの拡張機能「OneNote Web Clipper」を使うと、Webページの全体・一部・記事本文だけを切り取ってOneNoteに保存できます。業界ニュースや調査資料のクリッピングに便利です。

4. リアルタイム共同編集

OneDriveを経由して複数人が同時にページを編集できます。SharePointのチームサイトにノートブックを保存すれば、部署全体でナレッジベースを共同運用できます。OutlookやTeamsからもOneNoteのリンクを簡単に共有できます。

5. Copilot(AI)との統合

Microsoft 365 CopilotとOneNoteを組み合わせると、ページ内のテキストをAIが要約したり、ノートの内容を元に文章を生成したりできます。大量の会議メモから要点を抽出する作業が自動化できます。

OneNoteの料金プラン

プラン 費用 ストレージ 主な特典
無料版 ¥0 OneDrive 5GB 全デバイス対応・基本機能フル利用
Microsoft 365 Personal 約¥1,284/月(参考価格) OneDrive 1TB Word・Excel・PowerPoint・Copilotも利用可
Microsoft 365 Business プランにより異なる 1TB以上 Teams・Exchange・管理機能付き

OneNote自体は無料でフル機能が使えます。Microsoft 365に加入するとOneDriveの容量が5GB→1TBに拡大し、ExcelやWordなどのOfficeアプリも利用できます。まずは無料版で試して、容量不足になったら有料プランを検討するのが合理的です(Microsoft公式サイト参照)。

なお、OneNote for Windows 10は2025年10月にサポート終了予定(Microsoft公式発表)です。現在使用中の方は、デスクトップ版OneNote(Microsoft 365版)への移行を推奨します。

OneNoteの基本操作:初期設定フロー

ステップ1:ノートブックの作成

アプリを起動し、左サイドバーの「+ノートブックの追加」をクリックして名前を付けます。まずは「仕事」「個人」の2冊から始めると整理しやすいです。

ステップ2:セクションの設定

ノートブック内のセクションエリアで「+」をクリックし、「会議メモ」「参考資料」「アイデア」など用途別セクションを作ります。セクションはタブで表示されるため、素早く切り替えられます。

ステップ3:ページの追加と書き込み

セクション内で「新しいページ」を追加し、タイトルと本文を入力します。ページ内の任意の場所をクリックするとテキストボックスが生まれるので、自由に配置できます。画像の貼り付け、ファイルの添付、チェックボックスの挿入も簡単です。

ステップ4:共有設定

画面右上の「共有」ボタンからメールアドレスを入力して招待します。編集権限と閲覧権限を選べます。チーム用ノートブックはSharePoint上に作成すると、メンバーへの権限管理がより細かくできます。

Renueの「議事録の書き方」GL × OneNote活用術

弊社Renueの社内ガイドラインでは、「議事録とは『会議を実行した結果、目的に対して進捗があったのか』を記録する書類」と定義しています。記録すべき内容は次の2つだけです。

  • 決定事項(達成部分):会議で合意・確定した事柄
  • ToDo(未達成部分):必ず期日と担当者を明記する

このフレームをOneNoteで実践するなら、以下のページ構成がシンプルで機能します。

  • ページタイトル:「2026-04-02 週次定例」
  • 【決定事項】セクション:箇条書きで合意内容を記録
  • 【ToDo】セクション:チェックボックス機能を使い「〇〇を確認する(田中 / 4/9まで)」と担当・期日を付記

OneNoteのチェックボックスはCtrl+1で挿入でき、完了したらクリックでチェックが入ります。会議が終わった後も全員がノートを参照してToDo消化状況を確認できるため、フォローアップの漏れを防げます。

OneNote vs Evernote vs Notion:比較表

項目 OneNote Evernote Notion
料金(個人) 完全無料 有料版¥2,000〜¥4,000/年(参考) 個人向け無料プランあり
Office連携 ◎ Word・Excel・Outlookと統合 △ 限定的 △ 外部連携で対応
自由レイアウト ◎ 任意の場所に配置可 ○ 標準的なノート形式 ○ ブロック型
データベース機能 △ なし △ なし ◎ 充実(Wiki・DB・Kanban等)
手書き入力 ◎ 充実 ○ 対応 △ 限定的
向いている用途 会議メモ・ドキュメント管理 個人的な情報収集 プロジェクト管理・Wiki構築

Microsoft 365環境で仕事をしているなら、OneNoteが最もコスパが高い選択肢です。Evernoteは有料サブスクが必要で、Notionはデータベース構築などの学習コストがかかります。シンプルな会議メモ・ドキュメント管理用途ならOneNoteで十分な機能が揃っています。

よくある質問(FAQ)

Q1. OneNoteとOneNote for Windows 10は何が違いますか?

OneNote for Windows 10はWindows 10に標準搭載されたシンプル版で、2025年10月にサポート終了予定です(Microsoft公式)。現在はMicrosoft 365版のOneNote(デスクトップ版)への移行が推奨されており、こちらの方が機能が充実しています。

Q2. スマートフォンでも使えますか?

はい。iOS・Android向けアプリが提供されており、PCで書いたメモをスマートフォンから閲覧・編集できます。外出先での会議メモや、思いついたアイデアをスマホから素早く記録するのに便利です。

Q3. Evernoteからデータを移行できますか?

Evernoteのノートをエクスポートし、OneNoteにインポートする機能があります。Microsoftが公式に移行ガイドを提供しているので、乗り換えの際はそちらを参照してください。

Q4. チームで共有する場合、何人まで使えますか?

OneDrive経由の共有なら複数人で利用でき、人数制限はMicrosoftのアカウントポリシーに準じます。企業利用の場合はMicrosoft 365 Business等のプランを利用すると、管理機能が充実します。

Q5. WordやExcelとどう使い分ければよいですか?

OneNoteは「素早くメモを取る・蓄積する」のが得意で、Wordは「体裁を整えた文書を作成する」のが得意です。会議メモや日々のメモはOneNote、顧客への提出資料はWordと使い分けるのが基本です。

Microsoft 365やOneNoteをチームで活用したい方へ

RenueはMicrosoft 365の活用支援から、OneNoteを中心とした社内ナレッジ基盤の構築まで支援しています。ツール導入だけでなく、チームへの定着・活用フローの設計まで一気通貫でサポートします。

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