renue

ARTICLE

Monday.com(マンデードットコム)使い方入門|初心者向けボード・料金プラン・JiraやAsanaとの違いを解説

公開日: 2026/4/2

Monday.comの使い方を初心者向けに解説。ボード作成・料金プランとJiraやAsanaとの比較も紹介。

Monday.comとは:直感的UIで幅広い業種に普及するワークマネジメントプラットフォーム

Monday.com(マンデードットコム)は、monday.com Ltd.(本社:イスラエル)が提供するクラウドベースのワークマネジメントプラットフォームです。プロジェクト管理・タスク管理・チームコラボレーション・ワークフロー自動化を一元化できるビジュアルツールで、カラフルでポップなインターフェースが特徴です。公式発表によると世界225,000社以上が利用しており(monday.com 公式サイトより)、IT・マーケティング・建設・製造など幅広い業種で使われています。

最大の特徴は「ノーコードで柔軟にカスタマイズできる」点です。35種類以上のカラムタイプ(ステータス・担当者・日付・数値・タイムライン・ドロップダウン等)を組み合わせて、自社の業務フローに合ったボードを設計できます。かんばん・ガントチャート・カレンダー・リスト・タイムラインなど複数のビューをワンクリックで切り替えられ、エンジニア向けのJiraのような専門知識なしに使いこなせます。

Monday.comの料金プラン

Monday.comは個人向け無料プランと4つの有料プランで提供されています。以下は年間契約時の料金目安です(日立ソリューションズ掲載価格・monday.com公式より)。

プラン 月額目安(1ユーザー・年額) 主な対象・特徴
無料(Free) 無料(最大2シート) 個人のタスク管理向け。機能・データ量に制限あり
ベーシック 約1,300〜1,430円 小規模チームの作業一元管理向け。無制限アイテム・5GB容量
スタンダード 約1,650〜1,815円 ガントチャート・カレンダー・タイムライン・ゲストアクセス追加
プロ 約3,520円 高度な自動化・外部連携・プライベートボード・チャートダッシュボード
エンタープライズ 要問い合わせ 高度なセキュリティ・専任サポート・カスタム連携・監査ログ

14日間の無料トライアルが提供されており、全プランの機能を試せます(monday.com公式より)。初めてMonday.comを導入する場合は、スタンダードプランからスタートすることが多くのユーザーに推奨されています(ガントチャートとゲストアクセスが小規模チームでも必要なケースが多いため)。

Monday.comの主要機能5選

1. ボード(Board)

Monday.comの基本単位です。スプレッドシートに似た表形式の「ボード」にタスク・プロジェクト・案件などを登録します。縦軸が「アイテム(行)」、横軸が「カラム(列)」で、カラムに「ステータス」「担当者」「期日」「優先度」「進捗%」などを設定してタスクを構造化します。1つのボードを複数のビュー(かんばん・ガントチャート・カレンダー等)で表示できます。

2. グループ(Group)

ボード内でアイテムを色分けしてグルーピングする機能です。「フェーズ別」「チーム別」「優先度別」「月別」など、自由に名前をつけてアイテムを分類できます。グループを折りたたんで特定のフェーズだけを見る・展開して全体を把握するなど、情報の整理が容易になります。

3. 自動化(Automations)

「条件(if)→動作(then)」の組み合わせでワークフローを自動化できます。例えば「ステータスが『完了』になったら担当者に通知を送る」「期日の3日前にリマインダーメールを送る」「アイテムが作成されたら特定の担当者にアサインする」などの定型作業を自動化できます(スタンダード以上で利用可能)。

4. ダッシュボード

複数のボードのデータを集約して、進捗・工数・予算・ステータスの全体像をグラフ・チャート・数値サマリーで表示します。マネージャーが複数プロジェクトを横断的に把握するためのレポート機能として機能します(プロ以上で高度なダッシュボードが利用可能)。

5. 外部ツール連携(200以上)

Slack・Teams・Google Drive・Jira・Salesforce・Zoom・GitHub等200以上のツールと連携できます。「Slackの特定チャンネルにメッセージが投稿されたらMonday.comにアイテムを自動作成する」などのクロスツール自動化も可能です(monday.com公式より)。

Monday.comのボードを正しく設計する:タスク・課題・雑務を区別する

renue社では「タスク・課題・雑務の区別」として以下の3区分を定義しています。

  • タスク:目標に近づくためにやるべき業務。大半はWBSなどで事前に設計されている。形式は「誰がいつまでに何をするか」(例:RFPを作成して部長承認に出す、バグ#15を修正する)
  • 課題:作ったものと作るべきもののギャップ。論点が残っており、現状やゴールを動かすことで解決するもの(例:本サービスが著作権侵害の可能性を有する、AWSが本番で利用できない可能性がある)
  • 雑務/ToDo:タスクや課題の解決に必要なサブタスクや単なるお願いごと(例:法務部と打ち合わせをセットする、インフラ部門にレビューを依頼する)

多くのチームがMonday.comを導入した際に陥る失敗は「全てのToDoをボードに入れてしまい、何が重要か見えなくなる」という問題です。上記の3区分をMonday.comのボード設計に反映することで、この問題を防げます。

  • タスクボード:プロジェクトの主要な成果物に向けた作業を管理。WBSに対応するアイテムのみを登録し、「担当者」「期日」「依存関係」を必須カラムとして設定する
  • 課題ボード:プロジェクト進行を妨げるリスク・問題点を管理。「影響度」「緊急度」「対応方針」「解決期限」を必須カラムとし、Q(品質)・C(コスト)・D(納期)の観点でステータスを色分けする
  • 雑務/問い合わせボード:課題・タスクに紐づかない細かい依頼事項をここに集約。週次で棚卸しをして、プロジェクトに影響するものはタスクまたは課題ボードに昇格させる

3種類のボードを目的別に分けることで、マネージャーが「今プロジェクトの何が本当の課題か」を即座に把握でき、週次定例の議論が雑務の報告ではなく真の課題解決に集中できます。

Monday.com・Jira・Asanaの比較

比較項目 Monday.com Jira Asana
運営 monday.com Ltd.(イスラエル) Atlassian(豪) Asana Inc.(米)
向いている用途 幅広い業種・非エンジニアも使いやすい ソフトウェア開発・スクラム・バグ管理 業務管理・目標管理(OKR)・中規模チーム
無料プラン あり(最大2シート) あり(最大10ユーザー) あり(基本機能)
UIの使いやすさ ◎(直感的・カラフル) △(エンジニア向け・学習コストあり) ○(シンプル)
カスタマイズ性 ◎(カラム・ビューを自由に設定) ◎(スクラム・カンバンを詳細設定) ○(テンプレートが豊富)
最低有料プラン目安 約1,300円/ユーザー/月(年額) $8.15/ユーザー/月(年額) $10.99/ユーザー/月(年額)

Monday.comは非エンジニアメンバーが多い組織・複数の業務領域を一元管理したいチームに最適です。Jiraはソフトウェア開発のスプリント管理・バグトラッキングに特化しており、エンジニアチームには機能が充実しています。Asanaは目標管理(OKR連携)と業務管理を組み合わせたい場合に強みを発揮します。

よくある質問(FAQ)

Q. Monday.comの無料プランはどこまで使えますか?

無料プランは最大2シート(ボード)・アイテム数制限あり・ストレージ500MBと制限が多く、個人のタスク管理向けです。チームでの利用にはベーシック以上が推奨されます(monday.com公式より)。14日間の全機能無料トライアルも別途提供されています。

Q. ゲスト(外部ユーザー)を招待できますか?

スタンダード以上のプランでゲストユーザーを招待できます。ゲストは指定したボードのみへのアクセスが可能で、課金対象のシートには含まれません(monday.com公式より)。外部の取引先・クライアント・フリーランサーとの共同作業に活用できます。

Q. スマートフォンからも使えますか?

使えます。iOS・Android向けのMonday.comアプリが提供されており、移動中や外出先でのタスク確認・ステータス更新・コメント返信が可能です(monday.com公式より)。

Q. Excelのデータをインポートできますか?

できます。Excel(.xlsx)・CSV形式のファイルをMonday.comのボードにインポートする機能があります。既存のExcel管理データを移行してMonday.comでの管理を始められます(monday.com公式より)。

Q. 日本語に対応していますか?

対応しています。インターフェースは日本語表示が可能で、日立ソリューションズ等の国内パートナー企業が日本語サポートを提供しています。

まとめ:Monday.comは業種・職種を問わない視覚的プロジェクト管理ツール

Monday.comは世界225,000社以上が利用するワークマネジメントプラットフォームです(monday.com公式より)。カラフルで直感的なUIにより、エンジニア以外のメンバーでも抵抗なく使いこなせる点が最大の強みです。まず14日間の無料トライアルで「タスクボード」を1つ作成し、現在ExcelやスプレッドシートでROBO管理しているプロジェクトを移行するところから始めてみてください。

Monday.com導入・プロジェクト管理体制構築はrenueへ

「Monday.comを導入したいがボード設計がわからない」「プロジェクト管理ツールを統一して情報を一元化したい」「エンジニアと非エンジニアが同じツールで管理できる体制を整えたい」という方は、IT環境整備・DX推進を支援するrenueにご相談ください。

無料相談はこちら →