議事録とは?
議事録とは、会議の内容(議題・発言・決定事項・アクションアイテム)を記録した文書です。「何が決まったか」「誰が何をするか」を明文化することで、会議の成果を確実に実行につなげます。
2026年現在、AI議事録ツール(Notta、Otolio、Slack AI等)の普及で文字起こし→要約の自動化が進んでいますが、AIの出力を「質の高い議事録」に仕上げるための基本スキルは依然として重要です。
議事録に必ず含める項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会議名 | 定例MTG、○○プロジェクト進捗会議 等 |
| 日時 | 2026年4月2日(水)14:00〜15:00 |
| 場所 | 会議室A / Zoom / Google Meet |
| 参加者 | 出席者の氏名・所属(欠席者も記載) |
| 議題(アジェンダ) | 会議で話し合うテーマのリスト |
| 議論の要点 | 各議題で出た主要な意見・論点 |
| 決定事項 | 会議で決まったこと(最重要) |
| アクションアイテム | 誰が・何を・いつまでに(TODO) |
| 次回予定 | 次回の会議日時・議題 |
議事録テンプレート
基本テンプレート
会議名:○○○○
日時:YYYY年MM月DD日(曜)HH:MM〜HH:MM
場所:○○○○
出席者:○○、○○、○○
欠席者:○○
■ 議題1:○○について
【議論の要点】
・○○の意見が出た
・○○のデータが共有された
【決定事項】
・○○と決定
【TODO】
・○○さん:○○を実施(期限:○月○日)
■ 議題2:○○について
(同構造で繰り返し)
■ 次回予定
日時:○月○日(曜)○時〜
議題:○○
議事録の書き方 5つのコツ
1. 事前準備で8割決まる
会議前にアジェンダ(議題)を入手し、テンプレートに議題を事前に記入しておきます。「何が決まるべき会議か」を把握してから臨むことで、重要な論点を漏らさず記録できます。
2. 決定事項を最優先で記録する
議事録で最も重要なのは「決定事項」です。発言を一字一句記録する必要はなく、「何が決まったか」「次に誰が何をするか」に集中します。曖昧な表現は避け、「○○と決定した」と断言形で書きます。
3. 5W1Hで具体的に書く
特にアクションアイテムは5W1Hを徹底:
- Who(誰が):担当者名を明記
- What(何を):具体的なタスクを記述
- When(いつまでに):期限を明確に
「検討する」「対応する」だけでは不十分。「○○さんが、○○の見積もりを、4月10日までに取得する」のように具体的に。
4. 会議中にリアルタイムで書く
会議後に記憶を頼りに書くと抜け漏れが発生します。会議中にリアルタイムでテンプレートに記入していくのがベスト。タイピングが追いつかない場合はAI文字起こしツールを併用。
5. 24時間以内に共有する
議事録は鮮度が命です。会議終了後24時間以内(理想は当日中)に参加者に共有。共有が遅れるほど、記憶が薄れてフィードバックの質が下がります。
AI活用で議事録作成を自動化
完全自動化の流れ
- AI文字起こし:Notta/Otolio/CLOVA NoteでWeb会議の音声を自動テキスト化
- AI要約:AIが文字起こしデータから決定事項・アクションアイテムを自動抽出
- 人間のレビュー:AIの出力を確認し、誤認識の修正・補足情報の追加
- 共有:Slack/Teams/メールで参加者に共有
ChatGPTで議事録を整理するプロンプト
「以下の会議メモを、決定事項・アクションアイテム(担当者・期限付き)・次回議題の3つに整理して、議事録フォーマットで出力してください。
[会議メモを貼り付け]」
Slack AI / Teams Copilotの活用
2026年のSlack AI・Teams Copilotは会議の自動要約に標準対応。会議終了後に「ここまでの要約」「決定事項」「TODO」をワンクリックで生成できます。
議事録でやってはいけないNG例
- NG:発言を一字一句記録→議事録は「要点の記録」であり速記ではない
- NG:決定事項が曖昧→「引き続き検討」ではなく「○○を○月○日までに決定する」と具体化
- NG:アクションアイテムに担当者がない→「対応する」ではなく「○○さんが対応」と名前を明記
- NG:共有が遅い→1週間後の共有では意味がない。24時間以内が原則
- NG:議題ごとに整理されていない→時系列で並べるより議題ごとに構造化する方が読みやすい
社内で議事録の質を標準化する方法
- テンプレートの統一:全社で同じ議事録テンプレートを使用。NotionやGoogle Docsにテンプレートを登録
- 議事録ルールの策定:「24時間以内に共有」「決定事項には担当者・期限必須」などのルールを明文化
- AI議事録ツールの導入:Notta・Otolio等を全社標準ツールに。文字起こし→要約の自動化で品質と速度を両立
まとめ
議事録の書き方は「決定事項」と「アクションアイテム(誰が・何を・いつまでに)」の記録が最重要です。テンプレートを事前に準備し、会議中にリアルタイムで記録、24時間以内に共有するのが基本フロー。2026年はAI文字起こし+AI要約で議事録作成の工数を90%削減可能です。まずは本記事のテンプレートをコピペして次の会議から使ってみましょう。
