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LINE広告(LINEヤフー広告)の使い方完全ガイド|初心者向けに種類・費用・設定手順・ターゲティングを解説

公開日: 2026/4/2

LINE広告(2026年4月よりLINEヤフー広告に統合)の種類・費用・設定手順・ターゲティングを初心者向けに解説。

LINE広告(LINEヤフー広告)とは?2026年4月の統合について

LINE広告は、LINEヤフー株式会社が提供する、LINEアプリおよびLINE関連サービス上に配信できる運用型広告プラットフォームです。2026年4月1日より、従来のLINE広告とYahoo!広告(ディスプレイ広告)が統合され、「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」として一元化されました。新規出稿はLINEヤフー広告マネージャーから行うことになります。従来のLINE広告は2026年10月下旬頃に廃信停止予定のため、現在LINE広告を運用中の方は移行ツールを使った設定の移行が必要です(LINEヤフー公式の移行ガイドを参照してください)。

LINEヤフー広告(LINE広告)の最大の特徴は、日本最大級のコミュニケーションアプリLINEへのリーチです。

  • 国内MAU 9,700万人以上:2024年3月末時点でのLINEの月間アクティブユーザー数は9,700万人以上(LINEヤフー公式データ)。日本の全人口の約8割に届く広告リーチが可能です
  • 利用頻度が圧倒的に高い:LINEの月間セッション回数は100〜200回と他のSNSと比較して格段に高く、「見てもらいやすい」メディアです。FacebookやInstagramの月間セッション数(2〜5回程度)と比べてリーチの質が異なります
  • 幅広い年代にリーチできる:10代から60代以上まで幅広く普及しており、Meta広告(若年〜中年層が中心)やX広告(ビジネス層中心)と異なる年代構成にアプローチできます

LINEヤフー広告の配信面の種類

配信面特徴主なユーザー層
Smart Channel(トークリスト)LINEトーク一覧の最上部に表示。最も利用頻度が高い面全年代。MAU約8,900万人以上
LINE NEWSニュースタブ・記事内に配信。430超のメディア記事にも表示MAU約7,700万人。情報収集層
LINE VOOM(タイムライン)動画・投稿フィードへの配信MAU約6,800万人
ウォレットLINE Pay等の金融サービス画面MAU約5,200万人。20〜50代バランス型
LINEマンガマンガアプリ内への配信10〜30代メイン。DL数3,000万以上
LINEポイントクラブポイント管理サービス内購買意欲の高いユーザー
LINEチラシ約50,000店舗のデジタルチラシ面生活用品・食品購買層

配信面は複数を同時に選択でき、自動最適化配信(LINE広告が効果の高い面に予算を自動配分)も可能です。

LINE広告の広告フォーマットと費用目安

主な広告フォーマット

  • カード型(画像):正方形または横長の静止画像に見出し・テキスト・CTAボタンを組み合わせたフォーマット。最もオーソドックスな形式です
  • カルーセル:最大10枚の画像・動画をスワイプできるフォーマット。複数商品や機能の紹介に適しています
  • 動画広告:フィード内・VOOM内に動画を配信。ThruPlay(動画15秒以上再生)課金も選択可能です
  • 友だち追加広告:LINE公式アカウントのフォロワー(友だち)を増やすことを目的とした専用フォーマット

費用目安

課金方式日本市場の相場主な用途
CPC(クリック課金)40〜150円/クリックサイト誘導・CV獲得
CPM(インプレッション課金)400〜650円/1,000回表示ブランド認知拡大
CPF(友だち追加課金)従量課金(媒体により変動)LINE公式アカウント友だち増加
CPV(動画視聴課金)視聴回数に応じた従量課金動画コンテンツの普及

※費用はLINEヤフー公式および業界調査データをもとにした参考目安です(2024〜2025年)。実際の単価は競合状況・ターゲット・クリエイティブ品質・配信時期によって変動します。最低出稿金額は設定されておらず、1日1,000円からの小規模配信が可能です。本格的なPDCAには月額30〜50万円の予算を3ヶ月以上継続することが推奨されています(LINEヤフー公式ガイドより)。

LINE広告の基本設定手順

Step 1:広告アカウントの作成

LINEヤフー広告マネージャー(広告アカウントはLINEビジネスIDまたはYahoo! JAPAN IDで作成)にアクセスし、広告主情報・請求先情報・クレジットカードを登録します。

Step 2:LINE Tag(計測タグ)の設置

効果測定のためにWebサイトへLINE Tagを設置します。LINE Tagには3種類あります。

  • ベースコード:全ページに設置する基本タグ
  • コンバージョンコード:購入完了・フォーム送信等のCVページに設置
  • カスタムイベントコード:特定ユーザー行動を計測したい場合に追加設置

Google Tag Manager経由での設置も可能です。

Step 3:キャンペーン・広告グループ・広告の設定

キャンペーン目的(コンバージョン・友だち追加・リーチ等)を選択し、広告グループでターゲット・予算・配信期間を設定します。広告では画像・動画・テキスト・CTAボタン・遷移先URLを設定して審査に出します。

「他社事例の扱い」:LINE広告の成功事例を提案根拠にしない

Renueの社内ガイドラインには「他社事例の扱い」として、「ディスカッションの際に他社事例は避ける。以下の2つ以外は学生ベンチャーみたいな見え方になる:①自社で実績があります ②自社でもう手元に作ってあります。せめてGoogleがやってるなど先進的な事例以外はなしで」という考え方があります。

LINE広告の導入検討・社内提案においても同じ罠があります。「〇〇社がLINE広告で月間リード100件を獲得した」「EC企業がLINE広告でROAS300%を達成した」という他社事例を根拠に提案しても、「ウチとは業種・商材・ターゲット・予算規模が違う」と言われて終わります。説得力ある根拠は「自社で少額テスト配信した実績データ」または「LINEヤフー公式の一次情報(MAU 9,700万人・セッション頻度月100〜200回等)」です。

LINE広告で「自社実績」を作るためのテスト設計チェックリストは以下の通りです。

  • まず少額(月5〜10万円)でキャンペーンを2〜3本立ち上げる:商材・ターゲット・クリエイティブを変えた複数パターンを同時に走らせ、自社商材でのCPC・CVR・CPFの実績値を取得します。他社の数字ではなく「自社の数字」を持つことが次の提案の最強の根拠になります
  • 配信面・フォーマット別の効果を記録する:Smart Channel・LINE NEWS・LINE VOOMなど配信面ごとにパフォーマンスを比較します。「自社商材はSmart Channelのカード型広告でCPCが低い」という自社固有のデータが戦略判断の根拠になります
  • LINE公式アカウントとの連携効果を測定する:友だち追加広告でLINE公式アカウントのフォロワーを獲得→メッセージ配信→CVのファネルデータを自社で持つことで、LINEマーケティング全体の費用対効果を算出できます
  • テスト期間は最低3ヶ月確保する:LINE広告のアルゴリズム最適化には配信データの蓄積が必要です。1〜2週間のテストでは「LINE広告は効果がない」という誤った結論を出してしまうリスクがあります

LINE広告・Meta広告・X広告・Google広告の使い分け

目的・状況推奨広告理由
幅広い年代(10〜60代以上)に同時リーチLINE広告(LINEヤフー広告)日本最大の利用率・MAU9,700万人
ビジュアル重視のブランド・商品訴求Meta広告(Instagram)フィード・ストーリーズの没入感・詳細ターゲティング
検索意図がある顕在層へのリーチGoogle検索広告キーワード検索意図に基づく精度の高い配信
リアルタイムトレンドに乗った認知拡大X広告キーワードターゲティング・会話ターゲティング
LINE公式アカウントのフォロワー獲得LINE広告(友だち追加広告)CPFによる公式アカウント友だち数増加に特化

よくある質問(FAQ)

Q. LINE広告とLINEヤフー広告はどう違いますか?

LINEヤフー広告は、従来のLINE広告とYahoo!広告(ディスプレイ広告)が統合された新しいプラットフォームです。2026年4月1日にサービスが開始されました。従来のLINE広告は2026年10月下旬頃に廃信停止予定のため、現在LINE広告を出稿中の方はLINEヤフー公式の移行ガイドを参照して設定を移行してください。新規出稿はLINEヤフー広告マネージャーから行います。

Q. LINE広告のターゲティングはどのようなものがありますか?

主なターゲティング機能は以下の3つです。①カスタムオーディエンス:自社の顧客リスト・Webサイト訪問者・LINE公式アカウント友だちのデータをもとに配信します。②類似オーディエンス(類似配信):既存オーディエンスに類似するユーザーにリーチします。類似度1〜15%で設定可能で、類似度1%が最もソースに近い精度の高いターゲティングになります。③オーディエンスセグメント・興味関心ターゲティング:性別・年齢・地域・興味関心などのデモグラフィックおよびサードパーティデータを使ったターゲティングです。

Q. LINE広告はBtoB企業にも効果がありますか?

可能ではありますが、BtoBよりBtoCに向いているプラットフォームです。LINEはプライベートなコミュニケーションツールとしての利用が主で、ビジネス的な意思決定の場としての利用はX(Twitter)やLinkedInと比べると限定的です。ただし、中小企業の経営者・個人事業主・特定職種(医療・介護・建設等)にリーチする場合や、採用広告・研修サービスなどのBtoB商材でも、LINEの高いリーチ力を活かした認知獲得には有効なケースがあります。

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RenueはLINE広告(LINEヤフー広告)・Meta広告・Google広告・X広告・YouTube広告のマルチプラットフォーム運用設計・クリエイティブ制作・CPA/ROAS改善の支援実績があります。「どの媒体から始めればよいか」「現状の広告効果を改善したい」という方は、まずお気軽にご相談ください。

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