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KGIとは?KPIとの違い・設定方法・具体例・KPIツリーの作り方をわかりやすく解説【2026年版】

公開日: 2026/3/31

KGIとは?

KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)とは、企業や事業が最終的に達成すべきゴールを定量的に示した指標です。「何を」「いつまでに」「どの水準まで」達成するかを数値で明確に定義します。

例:「2026年度の年間売上高を10億円にする」「営業利益率を12%に改善する」「顧客満足度(NPS)を40以上にする」

KGIは経営レベルの最終目標であり、組織全体が目指すべきゴールを示す羅針盤の役割を果たします。

KGIとKPIの違い

比較項目KGI(重要目標達成指標)KPI(重要業績評価指標)
意味最終的なゴール(結果指標)ゴールに至るプロセス(過程指標)
評価対象最終成果(売上、利益、シェア等)中間成果(商談数、CVR、リードタイム等)
事業につき1〜3個KGI1つにつき3〜7個
評価タイミング期末(年度末、四半期末等)月次・週次でモニタリング
関係性KPIの上位概念KGI達成のための中間指標

KGIは「ゴール」、KPIは「そのゴールに到達するための道標」です。KPIが全て達成されればKGIも達成される、という因果関係で設計します(あしたの人事)。

KGI・KPI・KSFの関係

用語意味具体例
KGI最終目標年間売上10億円
KSF成功のために重要な要因新規顧客の獲得、既存顧客の単価向上
KPIKSFを測定する中間指標月間リード数200件、商談化率30%、顧客単価50万円

KGI→KSF→KPIの順に分解することで、最終目標と日々の業務が論理的に繋がります。

KGIの設定方法(SMART基準)

KGIはSMART基準に沿って設定すると、実効性の高い目標になります。

  • Specific(具体的):「売上を上げる」ではなく「年間売上10億円」
  • Measurable(測定可能):数値で達成度を測定できる
  • Achievable(達成可能):努力すれば達成可能な現実的水準
  • Relevant(関連性):経営ビジョンや事業戦略と整合
  • Time-bound(期限付き):「2026年度末まで」と期限を明確に

KPIツリーの作り方

KPIツリーとは、KGIを頂点として、それを達成するためのKPIを階層的に分解した図です。

KPIツリーの作成手順

  1. KGIを定義:例「年間売上10億円」
  2. KGIを構成要素に分解:売上 = 顧客数 × 顧客単価 × 購入頻度
  3. 各要素をさらに分解:顧客数 = 新規顧客 + 既存顧客。新規顧客 = リード数 × 商談化率 × 成約率
  4. 各末端をKPIとして設定:月間リード数200件、商談化率30%、成約率20%…
  5. 因果関係を検証:全KPIが達成されればKGIが達成されるかをシミュレーション

KPIツリーにより、「何を改善すればKGIに最もインパクトがあるか」が可視化され、施策の優先順位が明確になります(DX BLOG)。

部門別のKGI・KPI具体例

営業部門

KGIKPI例
年間売上10億円月間商談数50件、成約率25%、平均契約単価200万円

マーケティング部門

KGIKPI例
年間リード獲得3,000件月間サイトPV10万、CVR3%、CPA1万円以下

カスタマーサクセス部門

KGIKPI例
年間解約率5%以下NPS40以上、ヘルススコア80%以上、オンボーディング完了率95%

KGI運用の注意点

KGIを頻繁に変えない

KGIは年度や四半期単位で設定し、途中で頻繁に変更しないことが重要です。KGIがブレると組織全体の方向性が定まりません。

KPIの数を絞る

KPIを多く設定しすぎると管理が煩雑になり、どれが重要かわからなくなります。1つのKGIに対してKPIは3〜7個が目安です。

データの可視化

KGI・KPIの進捗をリアルタイムで可視化するダッシュボードを構築すると、問題の早期発見と迅速なアクションが可能になります(Mazrica)。

よくある質問(FAQ)

Q. KGIとOKRの違いは?

KGIは「数値目標の達成」を重視するのに対し、OKR(Objectives and Key Results)は「挑戦的な目標への進捗」を重視します。KGIは100%達成が前提ですが、OKRは60〜70%の達成でも成功とみなす点が異なります。

Q. KGIが達成できない場合はどうすべきですか?

KPIツリーを遡り、どのKPIが未達かを特定します。未達のKPIに対して施策を追加・修正し、改善サイクルを回します。KGI自体の見直しが必要な場合は、四半期レビューで調整します。

Q. KGIは全社員に共有すべきですか?

はい。KGI→KPI→個人目標のカスケードダウンにより、全社員が自分の業務と会社のゴールとの繋がりを理解できます。

まとめ

KGI(重要目標達成指標)は、企業が最終的に達成すべきゴールを数値で示す指標です。KPIとの違いは「ゴール vs プロセス」であり、KPIツリーで因果関係を可視化することで、目標達成のための施策の優先順位が明確になります。


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