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名刺交換のマナー|渡し方・受け取り方・順番・複数人での交換方法を完全解説

公開日: 2026/4/4

はじめに:名刺交換はビジネスの「最初の挨拶」

「名刺の正しい渡し方がわからない」「複数人いるとき誰から渡せばいい?」「名刺を忘れた場合はどうする?」——名刺交換はビジネスパーソンとして最も基本的なマナーの一つですが、正しいやり方を体系的に学ぶ機会は意外と少ないものです。

名刺交換の所作は、相手にあなたのビジネスマナーの水準を瞬時に伝えます。本記事では、名刺の渡し方・受け取り方から、複数人での交換の順番、オンライン名刺交換まで解説します。

第1章:名刺交換の基本マナー

事前準備

  • 名刺入れを使用:名刺はかならず名刺入れに入れて持ち歩く。財布やポケットから直接出すのはNG
  • 十分な枚数を用意:会議やイベント前に残枚数を確認。最低でも相手の人数+予備を用意
  • きれいな名刺:折れ・汚れ・古い情報の名刺は避ける
  • すぐ取り出せる場所に:スーツの内ポケットや鞄のすぐ取り出せるポケットに名刺入れを入れておく

名刺交換の基本姿勢

  • 必ず立って行う(座ったまま交換しない)
  • テーブルや机を挟まず、相手の正面に立つ
  • 笑顔で相手の目を見る

第2章:名刺の渡し方

渡す手順

  1. 名刺入れから取り出す:名刺入れの上に名刺を乗せて準備
  2. 相手が読める向きにする:名刺の文字が相手から読める方向にして持つ
  3. 両手で持って差し出す:名刺の下部を両手で持ち、胸の高さで差し出す
  4. 名乗る:「株式会社○○の○○と申します。よろしくお願いいたします」と名乗りながら渡す
  5. 軽くお辞儀:渡すと同時に軽くお辞儀をする

渡す際のポイント

  • 名刺は目下の人(訪問者側)から先に渡すのがマナー
  • 相手の名刺よりも低い位置で差し出す(敬意を示す)
  • 名刺の上にロゴや名前がある場合、指で隠さないように持つ

第3章:名刺の受け取り方

受け取る手順

  1. 両手で受け取る:「頂戴いたします」と言いながら、両手で丁寧に受け取る
  2. 名前を確認する:受け取ったらすぐに名前を確認。読み方がわからない場合はこの時点で「お名前の読み方を教えていただけますか?」と確認(聞くのは失礼ではない)
  3. 名刺入れの上に置く:受け取った名刺は名刺入れの上に乗せて持つ

同時交換の場合

実際のビジネスシーンでは、両者が同時に名刺を出すケースが多いです。この場合は、右手で自分の名刺を渡し、左手で相手の名刺を受け取るのが一般的です。受け取った後、すぐに両手を添えて持ち直すと丁寧です。

第4章:複数人での名刺交換

交換の順番

  1. まず最も立場が上の人同士から交換
  2. 次に立場の上の人から順番に交換
  3. 自社側も相手側も役職が高い順に進める

:自社(部長・課長・担当)vs 取引先(部長・係長)の場合。①自社部長⇔取引先部長→②自社部長⇔取引先係長→③自社課長⇔取引先部長→④自社課長⇔取引先係長→⑤自社担当⇔取引先部長→⑥自社担当⇔取引先係長の順。

複数枚の名刺の管理

複数人から受け取った名刺は、座席に着いた後、テーブルの上に相手の座席順に並べて置きます。最も立場が上の方の名刺を名刺入れの上に、残りはテーブルに並べるのが一般的です。

第5章:名刺交換後のマナー

名刺の扱い

  • 会議中は受け取った名刺をテーブルに置いておく(すぐにしまわない)
  • 名刺の上にメモを書かない(相手の前では。後で記録する場合は別の紙に)
  • 名刺を折ったり、汚したり、名刺で遊んだりしない
  • 会議終了後に名刺入れにしまう

お礼メール

初めての名刺交換の後は、当日中にお礼のメールを送ると好印象です。「本日はお時間をいただきありがとうございました。○○の件、引き続きよろしくお願いいたします」程度のシンプルなメールで十分です。

第6章:特殊なケースの対応

名刺を忘れた場合

「申し訳ございません。本日名刺を切らしておりまして、後日お送りさせていただきます」と正直に伝えます。後日必ず郵送するかメールで連絡先を送ってください。

オンライン会議での名刺交換

2026年現在、デジタル名刺(QRコード名刺)やオンライン名刺交換サービスの利用が増えています。Zoom会議の冒頭で、チャットにデジタル名刺のURLを貼り付ける方法が一般的になりつつあります。

海外の方との名刺交換

海外のビジネスパーソンとの名刺交換では、片手で渡しても失礼にはなりません(日本ほど厳格なマナーはない)。ただし、相手が日本のマナーを理解している場合は両手での受け渡しが喜ばれます。

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よくある質問(FAQ)

Q1: 名刺は右手で渡す?左手?

基本は両手で渡します。同時交換の場合は右手で渡し、左手で受け取ります。

Q2: 名刺入れがない場合は?

ビジネスパーソンとして名刺入れは必携です。持っていない場合は早急に購入してください。革製のシンプルなデザインが無難です。

Q3: 相手の名前の読み方がわからない場合は?

名刺交換の時点で「お名前の読み方を教えていただけますか?」と聞いて構いません。後から間違えるより、その場で確認する方が丁寧です。

Q4: 名刺の裏に英語表記がある場合、どちら面を上にする?

日本語面を上にして渡すのが基本。相手が外国人の場合は英語面を上にします。

Q5: デジタル名刺は失礼?

2026年現在、デジタル名刺の活用は増えており、IT企業やスタートアップでは一般的になっています。ただし、相手が紙の名刺を出した場合は、紙の名刺で返すのがマナーです。

Q6: 名刺のデザインに決まりはある?

法的な決まりはありませんが、ビジネスでは白地にシンプルなデザインが基本。社名・氏名・肩書・連絡先が読みやすいことが最重要です。

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