案件種別 | 戦略 |
ポジション | 経営企画部の外部顧問 |
業種 | 飲食店 |
規模 | 非上場 |
課題 | データ定義および連携がされておらず、情報システム部門も社内に充足していない状況だった |
数十店舗の飲食店を運営する大手企業に対して、データ収集・活用基盤の構築に向けたITおよびマーケティング戦略の策定を行いました。
背景・目的
このお客様は、非常に高度な店舗運営術を持ちながらも、各店舗が独自にブランドを展開するために統一した分析やデータの活用ができていない点が課題でした。さらに、オペレーションが高度化されているためのシステム導入の遅れも課題になっていました。
プロジェクトの活動概要
そこでまず各店舗やシステムから収集されるデータを整理し、そのデータがあれば本来行えるデータマーケティングや業務効率化を設計しました。その上で、現状のデータ活用状況と比較を行い、現状と理想との間にあるギャップを可視化することでプロジェクトの全体図を作成しました。
成果
これにより、「まずは高価なシステムでデータを溜めよう」というシステム構築の失敗事例に陥ることなく、飲食店という業態にあったIT投資を検討することが可能になり、現場と経営戦略の利害一致を図ることができるようになりました。