お客様は基幹系システム刷新プロジェクトにて、設計・テスト工程が遅延している中で、ビジネスサイドが参画するUATのテスト品質が低くなることを懸念されていました。
しかし、お客様は目の前の障害対応でひっ迫しており現状分析に手が回っておらず、どのような対策を打つべきか検討しきれていませんでした。
そこで、私たちはバグ発生率やテスト消化率を集計・分析した上で品質低下につながる要因を調査しました。特に、リーダークラスへのヒアリングを行うことで、定性的な観点での情報収集・分析を行いました。
結果、テスト品質改善の対応策として、テストの担当範囲の明確化や、サブリーダークラスの日次タスク管理という具体施策を導き出し、実行することで改善に努めました。 お客様は、私たちの支援によりUATのテスト実施をスムーズに行うことができ、オンスケジュールでプロジェクト完了を迎えることができました。